
国道252号沿い、只見小学校のすぐ近くに「味付マトンケバブカフェ」があります。
しかしこの日は、定休日だったようで、閉まっていました…。

なぜ只見町のソウルフードがマトンなのか。
ここには昭和30年代の開発事業という背景があった。
当時、只見町では東洋一の重力式コンクリートダムとなる田子倉ダムの建設が行われており、たくさんの労働者がいた。
肉体労働に明け暮れる労働者たちがスタミナ不足にならないよう、
お昼になると精肉店が店の前に七輪を並べて、味付マトンの焼肉を提供しはじめたのだった。
安価でボリュームがあり、食欲も増進されるマトンで労働者たちのスタミナが補われていった。
只見町のダム建設を陰で支えていたのはマトンだったのかもしれない。
その後、他の精肉店も独自のタレをつけた味付マトンを発売しはじめ、只見町ではすっかり「焼肉といえばマトン」が定着したのだった。
食べたかったよー!
