28:もう二度と行くもんか
土曜は会社の飲み会。
長距離車通勤の僕は、例の如く「足」。
一滴も飲まずにハイテンションで宴会に参加する辛さ、
わかりますか、部長!?
せめてまっすぐ家に帰って早く寝たい。
一次会が終わり、こっそり逃げようとする僕を
鬼の形相で走って追いかけてくる影が一つ。
部長だ。
「(当然)送って(送れ)くれる(帰ったら)よね(殺す!)」
完全に開いた瞳孔の中に、修羅を見た。
いや、お金ないし、今日は早く帰りた…
「俺の長靴の中に、何が入ってるか、知ってるか!?」
…知らねーよ
「鉄板だ」
そう言って突然、カラオケ屋のドアをガンガンと蹴り始める赤鬼。
仕方なく長靴を履いた鬼を連れてボックスへ。
本日二回目の「そして神戸」を聞かされ
身も心もボロボロになった頃、ようやく解散。
外に出てびっくり、大雪で真っ白。
さ、部長、かえりま…ん?…だれ、この人!?
知らないおばさんが一緒に車に乗ってきた。
どうやら工場のオバハンらしい。勝手に乗り合いタクシーにすんな!
赤鬼改めスネークヘッドの密航船と化したマイカー。
ま、しょーがない。で、オバハン、家どこ?
「あ~…土手の下」
ふざけんな!!…酔っ払いを乗せたタクシー運転手の皆さん、
本当にお疲れ様です。
その後、3回続けて右折させられたりしたので、
みんな雪の中に放り投げて帰りました。
月曜日、みんな来ていたのでよかったです。
土曜は会社の飲み会。
長距離車通勤の僕は、例の如く「足」。
一滴も飲まずにハイテンションで宴会に参加する辛さ、
わかりますか、部長!?
せめてまっすぐ家に帰って早く寝たい。
一次会が終わり、こっそり逃げようとする僕を
鬼の形相で走って追いかけてくる影が一つ。
部長だ。
「(当然)送って(送れ)くれる(帰ったら)よね(殺す!)」
完全に開いた瞳孔の中に、修羅を見た。
いや、お金ないし、今日は早く帰りた…
「俺の長靴の中に、何が入ってるか、知ってるか!?」
…知らねーよ
「鉄板だ」
そう言って突然、カラオケ屋のドアをガンガンと蹴り始める赤鬼。
仕方なく長靴を履いた鬼を連れてボックスへ。
本日二回目の「そして神戸」を聞かされ
身も心もボロボロになった頃、ようやく解散。
外に出てびっくり、大雪で真っ白。
さ、部長、かえりま…ん?…だれ、この人!?
知らないおばさんが一緒に車に乗ってきた。
どうやら工場のオバハンらしい。勝手に乗り合いタクシーにすんな!
赤鬼改めスネークヘッドの密航船と化したマイカー。
ま、しょーがない。で、オバハン、家どこ?
「あ~…土手の下」
ふざけんな!!…酔っ払いを乗せたタクシー運転手の皆さん、
本当にお疲れ様です。
その後、3回続けて右折させられたりしたので、
みんな雪の中に放り投げて帰りました。
月曜日、みんな来ていたのでよかったです。