日本画家・伊賀晶子

日本画家伊賀晶子の山口での創作活動について。

美男葛

2018-03-06 15:41:31 | 個人として
久しぶりに新作が完成しました(*^^*)

タイトルは「美男葛(びなんかずら)」。
大きさはF3、画材は麻紙・岩絵の具・盛り上げ胡粉・いぶし銀・銀泥です。

青年の頭に鬘のように被さっているのがわたしも何度か描いている実葛(さねかずら)なのですが、別名、美男葛ともいうそうです。なんでも昔その蔦から取る粘液が男性の整髪料になっていたからだそうです。このウンチクと「かずら」という言葉が絵のインスピレーションになりました(*^^*)

最近、画廊に来られたお客さんに本格的な油粘土を頂いたので、立体を作りたいと考えています。
いきなり胸像を作る前に美大時代にも彫刻の授業で、その前にレリーフ(半立体)を作ったなあ、、と思い出しました。それで、この新作をこれからレリーフにすることが頭のどこかにあり、描いているうちに自然と半立体的な絵になりました。

色々苦労したしおかしいところもあるけれど、今までにない面白い平面の表現になったかも。

さて、、ホームセンターに行って、レリーフ用の板を買ってこなければ。。




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