ちょっと前の話ですが、とある金融機関の窓口で、少し多めのお金をおろそうとしたときの話。
引き出し金額が大きい場合は、前もって知らせてくれといわれていたのですが、確認していた当日でも大丈夫な範囲内の金額で、払い出しの用紙に金額を記入し、身分を証明できるものとして、保険証を預けて待っていたのですが、
何故か呼び出され、
「あの~~、ご本人ですか?」と、聞かれた。
保険証を出していたし、そんなことは今までなかったので、はあ?と思いつつ、追加でマイナンバーカードを差し出すと、
生年月日からして、お客様があまりに若く見えたので、、、とおばちゃん行員が言う。
他の事なら喜ぶとこですが、なんとなくカチンときた。
実は、その金融機関では、名前の漢字やらなんやらで、何度かトラブったこともあったのです。
それでも、いやな顔は見せないで、何故かすいませんと口にしてしまういつもの悪い癖。
ほんと、自分が嫌になる。なんも悪くないのに。
最初からマイナンバーカードをだせばよかったかもだけど、写真の顔が変だから、保険証で済む場合はあんまり見せたくないのよ。
この金融機関、受付の人によって対応が違うなあ、とは以前から思っていたのです。
警察からの指導で、金額が大きい場合は使途を聞くように言われている、と言われたこともあるし、言われない事もある。
何に使おうが勝手じゃないか!と思いつつ、このご時世だし、と思って答えてはいましたが、聞くなら、受付が誰でも必ず聞けばいいじゃん。
身分証を出したにもかかわらず、見かけで不審に思われる。
コロナ禍、マスクの着用の上、帽子をかぶっている事も多いので、なるべく帽子のつばを上げて、顔がみえるようにしているのです。
念には念、という事で、よいことなのですが、対応が受付の人によってまちまちなのはおかしいでしょ。
と思いました。
気を配るなら、あわてて振り込みしようとするご高齢者などを気遣っていただきたいです。
若く見られることは、大変嬉しい事でもありますが、この日は体調やら精神状態もいまいちでしたので、あの対応にカチンと来てしまった私でした。
因みに、お金はその足で即刻他行に移しましたし、いまどき現金はいつもお賽銭位しか持ち合わせていませんので、よろしくどうぞ。
大金を隠す畳も、我が家にはござらん。
四捨五入、古希まっしぐらの今日この頃、近隣の河津桜が咲きました。
この空で思い出しましたが、葉室麟さんの「蒼天見ゆ」読み終えました。
自分と意見の違う者、都合の悪い者を簡単に斬って取る時代。
その時代なら許された仇討も、やがては法によって、国罪となった。
今の世の中の犯罪は、昔とは違いますが、罪を犯したものを守る法律は、どうなんだろう。
一概には言えませんが、残されたものが仇討をしたいと思う事件も沢山あるはず。
人を殺めてよいとは思いませんが、被害者の想い、死ぬまで澄み切った蒼天を見上げる事はできないのではないかなあ。
まあ、この小説の蒼天、というのは、それとはちょっと意味が違うのですが。
読みながら、何度も泣きました。ほんと涙腺が緩んだわ~。
長くなりますが、旅から戻って絵が描けてなかったので、とりあえず、小さな一枚を描きました。
紙が安物なので、にじみぼかしがいまいちですが、
紙や筆のせいにしたらいかんぜよ。
でも、紙は、にじみ、ぼかしを駆使する透明水彩画にとっては、結構大切。
いずれにしても下描きは重要。
グレーと黒の地味な感じのクロジという鳥さんですが、クールでかっこいいなあ。
因みにこれは雄で、メスは茶褐色だそうです。
一方、家計は、アカジですわいな。
あ~あ。
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感謝をこめて
つる姫