異空間体験の後は、いったん車を置いてラチャダー鉄道市場というところに行きます。
バンコクの電車は、BTS・MRT・ARLの三種類があって、主人の自宅から徒歩5,6分の所にBTSの駅があります。
私たちは15分くらいは当たり前に徒歩で駅まで行きますが、バンコクの皆さんは歩くのが嫌いのようで、その距離をバイタクというバイクのタクシーで移動します。下の写真のバイク、前方奥の方にオレンジのベストの方がいるのがお分かりでしょうか。
あのオレンジのベストがバイタクです。料金も安いし、とても混雑する市街地では便利なのですが、危険なのでこれだけは乗りませんでした。バイクは車を運転する側にとってはとても迷惑な存在です。2人乗りは当たり前。子どもを含め3人4人乗りも見かけました。
話が逸れましたが、電車の切符は
これです。クオカードの大きさで、使いまわしです。
電車によって、このようなトークンで乗る所もあります。
因みに、タイでは電車に乗るのも、切符売り場、行先等の表示がなくて、また駅に限らず英語表記すらない場合が多く、ようく調べてから行かないと困ると思います。中国語の漢字ならなんとか意味がつかめますが、タイ語のくにゃくにゃしたやつは全く理解不能です。
電車に限らず一人旅にも優しい「ほほえみの国」・・と聞いていましたが、少なくとも私が感じたタイは、そのようなイメージではありませんでした。人それぞれ感じ方は違いますので、今後もあくまでも私の見解で記事を書きすすめます。
さて、チケットを機械に通して入ると、簡単ではありますが荷物チェックがあります。
写真は遠目にしか撮れませんでした。
形式的な感じで、あまり意味がないのではないかと思いますが、悪い事を考えている人たちにとっては、このようなものがあると少しでも警告になるのではないかな、とも思います。東京の駅では不可能な「人による」荷物チェックですし、そうは言っても日本は今のところ平和なのだろうな、と感じます。
ホームのベンチはこんな感じ。
電車の時刻表はなくて、待っていればそのうち来ます。終電の時間だけは書いてありました。逆に合理的?
数十秒遅れただけでクレームの出るニッポンの電車よりいいのかも?
ほとんどの電車には広告が。
外気はめっちゃ暑いですが、電車やお店屋さんなどは冷房がガンガンなので、羽織るものが必要と聞いていました。
この時初めて電車に乗ったのですが、瞬間冷蔵庫に入ったようで、この時はストールを羽織りました。
自律神経のおかしい私は、この気温変化について行けるか不安でしたが、まああんまり考えないようにしました。
電車は綺麗ですが、窓ガラスには細かい網のようなものが入っていて、先頭車両以外は外から中が見えません。
座席はプラスチック製で、硬くて座り心地は決してよくありません。
電車から降りて市場に向かいます。バンコクは日本の都会と変わりありませんが、違うのは
こんな壊れたバスも平気で走っています。
あ!ここにバイタクの人が写ってましたね。目印はこのオレンジのベストですよ。
でた!三輪車トゥクトゥク。そのうち乗ります。
これもまた、混雑した道では間を縫って走るので便利は便利です。
さて、鉄道市場に到着。ここは2015年1月にオープン。敷地面積は約10万㎡で約1300軒のお店が連なっています。
買い物・食事・パブの3つのエリアに分かれています。何故に鉄道、という名がついているかというと、タイ国鉄の倉庫を使用して開催されていたナイトマーケットが元祖となるからだそうです。
可愛いベビー用の毛糸の靴ですが、この国でいつどこで履くのでしょうか。飾り物としては可愛いですね。
パブも楽しそうですが、何せ暑い。
さて、陽が傾いてきたので、この市場の夜景を見る事に。
夜景は陽がくれてしまう少し前が最高なんですよね。
隣のビルの駐車場からみえますよ。
夕焼けと市場の夜景。綺麗ですね。
電球がテントの色を透かしてこんなにカラフルな夜景を作ります。
ちょうど高いビルの上の方に、一番星が見えました。
市場の夜景を見た後は、主人の行きつけの飲み屋へ。暑さでへとへとで、夜ははよう帰って寝たかったのですが、仕方ない。
お店の近辺には日本語が連なっています。
なんじゃこのパクリは(激爆)
写真は撮りそこなったけど、この近辺にはゴーゴーパブやカラオケ店が沢山あり、お店の前には女の子が座ってお客さんを待っています。
カラオケ店に入るには、一人につきそのうち一人の女の子を連れて入店しないといけないのだそうです。
場合によってはテイクアウトも可能だそうですので、スケベなお父さんたち、どうぞ期待してください。
疲れてしまって、ビール一杯飲んだ後は水ばかり飲んでいた私。
暑い暑い二日目がやっと終わりました。
まだ一度も載せていませんが、タイではほとんどタイの料理を食べましたよ。後日まとめて載せますね。
激辛なものは避けましたが、概ねどれも美味しかったです。
しかし、夜はぐっすり眠れません。これではバテてしまいそうです。
つづく
感謝をこめて
つる姫