タイの旧正月は4月の13日から15日と定められているようで、ソンクラーンと呼ばれます。
その前後10日間がテーサカーン・ソンクラーンと言われ、祭典が行われます。
もともとは家族が一堂に集まり、仏像のお浄めを行う期間でしたが、後には単に水の掛け合いになったため、水かけ祭りと呼ばれるようになったらしいです。
13日から15日は、水かけのイベントが行われますが、町中どこを歩いていても水をかけられるそうですので、私たちもスマホやカメラをビニールにくるむなど、万全をきしてお出かけしました。
この日は電車に乗り、その後船に乗ってワット・ポーを目指します。
私たちが乗ったのはもっと小さい船でしたが、乗り移る時が危ない。その場にいるスタッフの態度も横柄で、女だからと言って気を遣うような気配は少しもありません。ほんと、何がほほえみの国だ・・・と何度思った事か。
※個人の見解で、結果には個人差があります。はい。
川は汚いです。小さな船で、しぶきが目や口に入らないよう気を遣いました。
そう言えば、ワタシ2日目にやっちまいました。
何をやっちまったかというと、その日は主人が午前中仕事だったので、部屋の掃除などをしながらゆっくりして、お湯を沸かし、コーヒーを飲みました。
主人が氷をたくさん作っておいてくれ、と言っていたのを思い出し、製氷機にできた氷を容器に移してから新しい水を入れて氷を作りました。
主人が帰って来た頃には、もう氷が出来ていたので、主人がまたもや氷を作ろうとしているのを何気なく見ていると、ペットボトルの水を製氷皿に入れています。
あ”~~~~~っ!ここはタイ王国じゃった!
思い出した思い出した。私は何も考えずに水道水を製氷皿に入れて氷を作り、水道水を沸かしてコーヒーをのんじまったのですっ!
主人はすでに私が作っていた氷を入れたコーラを飲んでしまっていましたが、取りあえず残った氷は全部捨てました。
慌ててググる。どこを見てもタイの水道水を飲んでも大丈夫とは書いてありません。スラム街の人たちでさえ飲まないらしい。
沸かしてもダメらしい。水自体が大丈夫でも、途中の水道管が古くなっていたりして水質が悪いこともあるらしい。
幸い私も主人も水にあたる事はありませんでしたが、用心深い私としたことが、これは本当に気をつけるべきことです。
その後は、歯磨きの後口を漱ぐのも怖くなりましたが、南米のどこかではシャワーの水が口に入っただけで、ものすごい事になり、何もできずに帰国した知り合いもいましたので
水道水が平気で飲めるニッポンバンザイ。
話が逸れましたが、そんな訳で汚い川の水が目や口に入らぬようめちゃくちゃ気を遣った訳です。
チャオプラヤー川を下り(上り?)ます。
ワットアルンを左にみて、
ワットポーのある船着き場で下ります。
どこに行っても屋台が並んでいます。
むむ・・・正体不明の焼き物。
ワット・ポーはバンコクに行ったら必ず訪れたい寺院です。
1788年に建てられたバンコク最古の寺院です。
有名なのはこの巨大な涅槃仏。
全長がなんと46メートル、高さは15メートルあり、この全体像を撮るのは至難です。
お釈迦様の入滅の様子を表していて、頭は北、お顔は西に向いているのが定番だそう。
日本では通常北枕はよくないといいますが、逆に北枕がよいとする人たちもいるようです。
足の裏はまっ平ら。
涅槃像のデカい足には「悟りを開いた者の印」があるそうで、バラモン教の宇宙観が「108の絵」として描かれているそうです。
「螺鈿細工」という特殊な技法が使われていて、細かく砕いて磨いた貝殻をはめこんで作られているそうですよ。
何度かサトリを開いたと豪語する私の足裏には印はなさそうですが、たまにコメやピーマンの種がくっついています。
そうそう、タイ語で新年おめでとうは、サワディーピーマンじゃなくサワディーピーマイといいます。
写真を見て気づきましたが、後ろの看板のNがとれていますな。
その後、王宮を訪れますが、人気のスポットだけあり人の多い事。暑くて死にそうです。
なので、タクシーで「バックパッカーの聖地」と言われているカオサン通りへ。
ここでタクシーの話になりますが、こちらの運転手さんは遠くに行くのを嫌がるらしい。道を知らないらしいです。
また、観光客にはメーターで走る事を拒否し、ぼったくられることもあるようです。
この時も最初のタクシーではメーターで走るのを拒否され、高い金額を吹っかけられたようですが、次のタクシーは大丈夫でした。
しかしながら、タクシーの運転手さんは、ハンドルのそばにスマホを固定して、信号待ちなどの度に画面を操作して綺麗なお姉ちゃんの写真などを見てました。日本では考えられないですね。
カオサン通りにつき、うろつきましたが、何せ暑くて暑くて写真もろくにとる気になれません。
夕方からは、主人が幹事をやっているバンコクの都民会なるものの他の幹事さん達と会う事になっていて、これまた仕方なく付き合うハメです。笑
昨夜の飲み屋さんで会った日本人もそうですが、ツアーでは出来ない人間観察も出来ました。
アメリカに住んでいた日本人とは違う感じ。
細かい事は書きませんが、とにかく暑さで疲れて三日目終了。
暑いのでビールガンガン飲んでやろうなんて思ったのですが、そこまで飲めません。
でも食欲はOK。食べるものは美味しい。救いですね。
疲れているのにやはり熟睡できませんが、暑さがすごすぎて心臓や不整脈が気にならないという不思議な日々です。
づつく
感謝をこめて
つる姫