しつこく昨日の海。
富士山も見えていますよ。見えますかあ?
この浜辺には、貝殻はあまりなくて、そのかわり綺麗な石が沢山落ちています。
磨けば装飾品になるような綺麗な色のものもあります。
最近は、こたろうくんのお散歩用のトートバッグに、石ころを沢山拾い集めて帰ることが多いのですが、昨日は珍しく、かわいい貝殻たちを発見。
ピンクのは桜貝でしょうか。
くっついたままのものもあって、壊れないように持ち帰るのが大変でした。
波に漂い、削れて穴の開いたものもあります。
さて、こちらもしつこく、映画の話題。
ザ・ランドロマット パナマ文書流出
Netflixで配信されている映画のようです。
主演はメリル・ストリープ
正直、パナマ文書、耳にした事はあったけど詳しいことは知らなかった。
現実のお話で、世界各国の首脳や富裕層が、タックスヘイブン(租税回避地)を利用した金融取引で資産隠しを行っていた可能性があり、それを追求していた女性ジャーナリストは、殺害されたとか。
映画はダークコメディーで描かれています。
私たちが真面目にちまちま払っている税金は、容赦ないですよね。
難しいことはわかりませんが、世の中はこんなもんかなあ、と思うような話です。
もう一本は2013年の日本映画「象の背中」
役所広司さん主演。
末期癌で余命半年を宣告された男性のお話。
どんな治療も受けないと決めたのは、「死ぬまで生きたい」からだと言います。
樹木希林さんが生前おっしゃってました。
癌というのはありがたい病気なのだと。
死ぬまでにいろんな準備ができるからだと。
そうだな、と思いました。
心臓はいつとまるか、血管はいつ切れるかわからんですから。
こういう書き方は、癌の方が見たら、とても不謹慎かもしれませんが、私はそう思いました。
主人公が息子に残した言葉に、協調性よりも、嫌われる勇気を持て、みたいなことがありました。
嫌われるのが怖くて、自分を曲げたり我慢したりするなということでしょうか。
事と次第にもよるかな、という気もしますが、正しいと思うこと、自分の信念を貫こうとすれば、嫌われるかもしれないけど、ついて来る人もいると思う。
タイトルにある、象というのは、自分の死を悟ると、群れから離れていなくなるのだとか。
あなたは、死ぬとき、ひとりぼっちでは寂しいと思いますか?
そりゃ、ひとりじゃさみしいですよ。象じゃないから。
さてさて、日常は続かず、またもや移動です。