ブログはじめました!
記念すべき一回目の投稿です!演奏活動や宣伝、
音楽、食べ物←、そして日々感じたことなどを書いていきたいと思います
今日はまず5月20日に東京で歌ってきたことについて!
水芭蕉コンサートは、作曲家・中田喜直さんの作品を演奏するコンサートで、
いろいろなコンクールで中田喜直賞を受賞した演奏家が毎年出演します。
私は去年2月に旭川で行われた『雪の降る町を・中田喜直コンクール』という日本歌曲のコンクールで大賞をいただき、
恐れ多くもその名誉あるステージで歌わせていただきましたー!
私が歌ったのは『すみれのきせつ』『はるとあきのにほん』、
あと全員で『すばらしいしぜんとともに』『早春賦』『夏の思い出』。
『すばらしいしぜんとともに』は中田先生の遺作で、伴奏のみ違う方が作曲。曲が完成した数日後に亡くなられたそうです。
『すみれのきせつ』や『すばらしいしぜんとともに』は今回のコンサートがきっかけで出会うことができ、
これからも大切に歌っていきたいです
ちょっと前の話になりますが、4月に奥様である中田幸子夫人のレッスンがありました。
私にとってとにかく一番大切なのは
『楽に力を抜いて歌うこと』。
私の場合は舌や喉を固めてしまうことが多く、詩を音読してても空しくなるくらい
母音によって変な癖がたくさんついていて・・・w
舌の力を抜く!!それを心掛けることによって少しディクションしやすくなりました。他の言語でも同じですね。
そして!今の私の声と年齢にあっている中田先生の曲を教えて頂きました。
オペラのアリアは自分に合ってる・合ってないがわかりやすい反面、日本歌曲は(?▽?)という感じだったため
これは本当に大きな収穫でした!!!!
中田先生の曲で私が一番好きな曲は『歌をください』なのですが、
この曲はまーだまだまだ早いそうです
しかし泣、この曲をコンサートの時に聴くことが出来ました!泣
ソプラノの谷原めぐみさんによる『歌をください』、改めて人間の声って本当にすごいと思いました。
私が初めて歌と出会ったときと同じ感動。
力強くすみずみにエネルギーが行きわたっていて、なおかつ まろやかで艶がある。
歌うとなかなか大変なことなのに、詩を朗読しているかのように表情のひとつひとつが美しい。最高の時間でした
はいだしょうこさんや谷原さんの歌を聞いていて、ふと思ったのですが
日本歌曲のみのコンサートって初めてでした!!こんなに聴いていて満たされた気持ちになるのは
やはり日本語だからですかね(笑) 日本人ならではの比喩的な表現や独特なニュアンスって奥が深い。。
そして声楽の声でそれらを耳にすると更にその魅力がぐっとひきたつ気がします。
これからは、外国語の歌と並行して日本歌曲のレパートリーも増やしていきたいです