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早起きは三文の徳

姫君、吉宗に逆らう

 「暴れん坊将軍」、ほぼ毎回だが、おもしろいね。きょうの主役は当時20歳の國實唯理(お照)。お話では19歳だった。若いのに、うまかった。

 町娘として暮らしていたが、あるとき、ナゾの女性に「あなたは実は佐倉藩主の御落胤です」と告げられる。

 キレイだね。実はこの常盤(本阿弥周子)は、佐倉藩の江戸家老らと組んで、藩の乗っ取りを企てており、それには、詳しい事情は省くが、藩主の愛人だった女中の産んだ子が必要で、女中を殺した挙句、女中によく似た女性を探していたのだ。戸惑う様子を見せるお照だが、江戸上屋敷に入る。

 しかし、屋敷内で偶然、家老らの悪巧みを聞いてしまう。

 吉宗と恋人が脱出させようと侵入してくるが、「ここに残ります」と逆らう。

 それには理由があった。それはお照は、自分がホンモノの御落胤と知っていて、母親を殺した家老一味に復讐しようとしていたからだ。

 しかし、一人ではかなうわけもなく、危機に陥る。そこは、吉宗。絶妙なタイミングで登場し、悪者どもを成敗。お照は「窮屈な生活は向きません。町娘に戻ります」と元の生活に戻る。

 今回のサービスシーン。お照の入浴。


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