600馬力のGT-Rとか190馬力の隼とか馬力ってなんなん？
人間って何馬力なん？
読んで字のごとく「馬の力」なんですよね。
で、馬ってどんだけ強いの？
馬１頭で６人乗りの馬車を引いてますよね。
原付きバイクでは馬車だけを引っ張るのもままならないと思います。
原付きバイクって４馬力もあるのに、人間ひとり乗せて坂道を登ってもエンジンが悲鳴をあげますよね。
原付きバイクが90kgぐらいだから、人間と合わせて160kg程度になります。
エンジンって常に最高出力していないから、低回転だとそれなりに出力も弱くなります。
１馬力を詳しく調べてみると、
1馬力＝735.5Ｗの単位が出てきました。
この735.5Wは重さ75kgのものを1秒間に1ｍ持ち上げるのと同じパワーになります。
75kgのバーベルを1秒間で1m持ち上げパワーが1馬力＝735.5Ｗになります。
160kgを持ち上げるには2.1馬力必要になります。
垂直に持ち上げるのと、水平に移動させるのでは、パワーの計算式が違うようです。
214kgのTRACER900GTであれば、2.85馬力もあれば動いてしまうということになります。
ただし、最高出力を出すには10,000回転まで回したりしないと出ませんけど。
TRACER900GTは116馬力ありますが、MT-25の35馬力でも十分走るってことですよね。
そりゃあそうですね、169kgのMT-25でタンデムしたら309kgほどになるけど、普通に走りますもんね。
と言うことは、300kgを超えるハーレーダビッドソンでも250ccのエンジンで普通に走れるってことですね。
軽自動車は38馬力で車重900kgに4人乗って1,180kgになっても普通に走りますよね。
人間なら体重が75kgとして、3階建のビルに10秒で登れますか？
登れたらその人は１馬力です。
たとえ登れたとしても６階は20秒で無理でしょう。
ということは、最大瞬間馬力が１馬力程度で、普段は0.5馬力もないのでしょうね。
ウエイトリフティングのスナッチの世界記録が217kgなので、瞬間的に2.9馬力までは出せることは証明されています。