フラッシャー自転車 マニアの日記

1970年代に一斉風靡したフラッシャー付自転車。現役バリバリのオーナーのちょっとおかしな奮闘日記。

丸石自転車 フラッシャー

2007年08月05日 02時34分19秒 | Weblog

フラッシャー自転車好きの中年の皆様、
暑中お見舞い申し上げます。

どうにもこうにも、忙しすぎてマメに投稿できずイラだっております。
そんな中、昨日たまたま1号車を出したのでパチリ。
各部に若干の錆はでているものの丹念な錆落としによってかなり状態は良くなった。

これは丸石の前期型フラッシャーで、流光は回転板を回して順次接点させるタイプ。
全盛期はトランジスタ式が主流だったから、たぶん現役としてはかなり貴重なモデル。

何たってスイッチオンでウィーン、ウィーンとモータ-がうなる。
フラッシャーには5つのマメ球が仕込まれているが、現在ではこの定格品は存在しない。
従って近似値のものを使用するしかない。1球切れてしまったので、この際、電球の口金に
高輝度LEDを付けられるだけ付けたものを工作し、前後とも交換しようと思い立った。
名付けて「イクラLED大作戦!!」の決行である。(アホ丸出しである)

仕事の合間をぬってかなりの時間をかけて前後分すべてを電圧に合わせて抵抗を入れて
完成させた。がっ、にぁーんとっっ!!

電流量が低減したため何とモータ-の回転が倍以上に。
モータ-と点滅部分が回路上でリンクしていたのだ。流れるというよりは全点滅状態に。
そう言えば昔の自動車のウインカーやバイクも1球切れるとハイスピードになったものだ。

なかなかにてごわい。電気は強い小生だが、本体を分解してまでリメイクするのは
ナンセンスと判断。独立回路のブレーキランプだけ「イクラLED」にしてやった。
ヤケになった分、12個のLEDをマメ球の口金にくっつけた。これだけでも電池の消耗はかなり
低減することができた。何たって今はアルカリやオキシライドの時代。それなりに長もちする。

お気付きになっただろうか。
フラッシャーともかく、リムブラシにハブブラシ、そしてサイドの折畳み式カゴ。
写真がブレまくったのでフロント部は掲載できなかったが、リトラクタブルライト(スーパーカーライトと称した)にフォグライトまでも装備している。
う~カッコぇぇ~

近い将来、夕暮れの渋谷スクランブル交差点でハイスピードコーナリングしようと思っている。
公演通りに注輪させて、中年でむらがる光景もぜひ見てみたい。
うっしっし...


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