脱力茶房

愛すべきバカっぽさに満ち溢れ、体中の無駄な力が抜けていく…
癒しを越えた癒し、それが脱力。

氷国奇行~心残り編~

2008-01-29 22:48:49 | Weblog
私、海外旅行から帰ってきた時はたいがい
「あぁ楽しかった。この国へはまた行きたい」と思うんですが、
時が過ぎれば目移りして、結局は違う国を次の旅先に選んでしまう事が殆どでした。

が、アイスランドでは大きな心残りが2つばかりできてしまったので、
今度ばかりはリピーターになってしまうかも…。

帰国を報告した時の日記で触れたかと思いますが、
その心残りとは、

温泉とオーロラ

滞在最終日の夜はレイキャビク近郊・グリンダビークという街にある、
ブルーラグーンなるスパリゾートで温泉を楽しみながらオーロラ鑑賞
…のはずだったんですが、こんな時に限って赤い悪魔が。
つまり大衆浴場に入れない身体になっちまったんですよ
あぁ、女って面倒くさ~~~

せめてオーロラだけでもと思い、施設の外にある広場に出て
夜空を眺めていたんですが、

①晴れていて気温が低い
②周りに街灯などの照明がなく暗い

…等、絶好の観測日和だったにもかかわらず、
オーロラが姿を現すことはありませんでした…



運が良ければレイキャビク市内で観測できることもあると聞いていたのに…
旅先ではツイている事の方が多い私にしては、珍しく不運だったかも。


    

画像は私が観られるはずだったwオーロラと
入るはずだったスパリゾート「ブルーラグーン」の絵ハガキ。
あ、こんなのアップしたら悔しさが蘇ってきたっっ

絶対また行ってやる。首洗って待ってろよ氷国ーー!!!←誰


腹立ちついでに(?)、最後にもう一つ。
今回の旅行では「日本トラベル」という会社の半フリーツアーを利用したのですが、
杜撰で誠実さに欠ける対応が多く、おススメできません。

とにかく仕事が遅くて、こちらから電話でいちいちせっつかないと動かず、
旅行の見積り・旅程等の連絡を約束の期日までに寄越さなかったことも何度か。
旅行代金振込みの確認連絡もしてくれないって、客商売としてどうなのよソレ?
チケット・バウチャー等の重要書類にも記載ミスがあったし。
たまたま仕事のできない担当者にあたっちゃったかな…と思ったら、
ネットの口コミによると、どうも会社全体がそういう体質みたいで。
ツアー内容自体は悪くなかったし、現地では特に問題なかったんですけどね…
ま、二度と使いませんわ、この会社は。





あ、最終回みたいな書き方になってしまいましたが、違いますよ~!!
マイナスの感情で旅行記を締めくくるのは趣味じゃないので。
次回が正真正銘の最終回。「氷国で見つけたヘンなもの編(仮)」です。
お楽しみに~








氷国奇行~Reykjavik編~

2008-01-27 23:49:59 | Weblog


滞在3日目~4日目お昼過ぎまでは、
レイキャビク市内散策+買い物に充てました。

↑は街のランドマーク的存在・ハトルグリムスキルキャ教会。
この教会の展望台から眺めた街の風景が、先日アップしたものです。
展望台まで行くのに日本円で750円位かかりますが、
行っても望遠鏡等の設備が整ってるわけでもなんでもなく、
窓と簡素な踏み台があるだけ。しかも途中で鳴った鐘の音が凄くうるさかった
ちょっとぼったくり?!でも、見える風景はなかなか綺麗だし、
レイキャビクはこぢんまりとした街で、名所もそれほど多くはないから
時間つぶしに行ってみるのも宜しいかとw







↑夜景のように見えますが、どちらも朝に撮影したものです。
イルミネーションが可愛い
2枚目の写真が、教会の正面から伸びている目抜き通り。
この通りと交差する形でもう一本伸びている目抜き通りが言わば繁華街で、
レストランやお土産物屋が並んでいます。
繁華街とは言っても、半日もあれば十分歩いて回れます。




↑街の中心にある憩いの場・チョルトニン湖。
湖と言うよりはデカイ人工池みたいな感じ。
街の人や観光客に愛され、餌を与えられすぎて
丸々太った水鳥がわらわらと…なんだかヒッチコックみたいな画です




↑宿泊したホテル。脇に写っているのは相棒J嬢の後姿。
新しいホテルで知名度はイマイチなんですが、隣は観光案内所だし
目抜き通りはすぐ近く…と立地条件は最高でした。中の設備も良かったです。
(なんとシャワーのお湯が温泉…他のホテルもそうかもしれませんが)




↑ホテルの前の広場。本当に街並みが可愛い


おまけ。
私が見かけた方達が偶然そうだったのかも知れませんが…
アイスランドは美男美女率が非常に高いかと思われます
ホテルのフロントのお姉様方、レストランのボーイ君達、
観光バスの運転手さんetc…映画俳優顔負けでしたよ。
ちなみに国民の大半がノルウェイ・スウェーデンの北欧系かアイルランド系で、
イヌイットはいないとのこと。
だからビョークみたいなアジアっぽい顔立ちは、あの国ではかなり珍しいんだろうな…。
(確かに全然見かけなかったかも)



のろのろとアップしている氷国奇行、あともう少しだけ続きますので
宜しくお付き合い下さいませ









氷国奇行~Golden Circle編~

2008-01-21 22:35:09 | Weblog
「ゴールデンサークル(Golden Circle)」という呼び名の
アイスランド観光の目玉となる景勝が集中するエリアが
レイキャビクから日帰りツアーで行ける位置にありまして
滞在二日目に行って参りました


◆グルフォスの滝



ついうっかりカメラを「雪景色モード」にするのを忘れてしまっていたため、
暗い+画像が荒くて見難いと思いますが…
氷河から融け出た水が寄り集まってできた大河が
段々畑状の岩盤を流れ落ちていく様は圧巻の一言です。
ナイアガラの滝よりも感動したかも。
もっと寒い時期にはこの滝も凍結しまうとのこと。
ちなみに「グルフォス」とはアイスランド語で「黄金の滝」という意味だとか。


◆間欠泉



火山島であるアイスランド観光に欠かせないのがこの間欠泉。
「最大30mに達する湯柱が、数分置きに吹き上がる」との触れ込みで、
絶対動画を撮って帰る!!と意気込んでいたのですが、
実際には間欠泉が吹き上がるタイミングはかなり不定期。
20分近くウンともスンとも言わないかと思ったら、
続けて2~3回吹き上がることもあったり…
撮影のタイミングをうまく掴めないでいるうちに、
寒さも手伝ってデジカメの電池がどんどん消耗していって、
結局は動画も写真も取れませんでした
なので絵葉書の画像でご容赦下さい




おまけ。
間欠泉周辺のあちこちに↑のようなミニ温泉が湧いています。
鏡のように透明度の高いお湯ですが、ちゃんと硫黄の香りがします。
ちなみに「40℃前後かな?」と勝手に思い込んで触ったら熱湯でした…(@J嬢)
これから旅する方はお気をつけてw


◆ケリズ火口湖



6000年以上も前にできたものらしいです。
さすがにここは凍結していました。
真ん中に写っている私の顔も凍結気味w


◆地球の割れ目



シングベトリル国立公園内にある地球の割れ目。通称「ギャウ」。
通常は海底にあるユーラシアプレートと北アメリカプレートの割れ目が
地上に深い谷間となって現れている稀有な地で、世界遺産に登録されています。
この割れ目は活発なマグマ活動の影響で、
今でも年間約2cmずつ東西に広がっているそうです。
あと、西暦930年から、この先の平原で行われた全島民による野外集会が、
「世界最初の民主議会」という歴史的認定を受けています。





…以上がゴールデンサークルの概要です。
十分感動したけど、願わくば雪のない季節にもう一度行きたいな…


次回はレイキャビク市内観光編です。






氷国奇行~グルメ編~

2008-01-15 23:48:03 | Weblog
色々考えた末、今回の旅行記は日付毎の記録ではなく
テーマ毎に書いていくことに決めました。
というわけで、今日は現地で食べたものについてです。

漁業・酪農が盛んなアイスランド独自の食材はと言うと、
鮫肉の陰干しや羊の血を固めたソーセージ等があるのですが(詳しくはこちら)、
今ではレストランや食料品店でも扱っている所は稀で、
私も口にすることはありませんでした。
それでも豊富な海の幸・山の幸を堪能して参りましたよ♪
店によっては塩味がきつく感じることもありましたが、
概ね口に合いました




↑魚料理で有名なレストラン「VIÐ TJÖRNINA(ヴィズ・チョルトニーナ)」
で食したヒラメのソテー(食いかけですが…
ちなみにこのお店では寿司も扱ってて、隣のテーブルでアイスランド人カポーが
慣れない手つきで箸を使いながら食べてました。




↑街のパン屋さんで買った生ハムのサンドイッチ。
他にもスモークサーモンのラップサンドを食べたけど
この店のは本当に美味しかった~




↑アイスランド独自の食材の中で、唯一どこでも手軽に入手できる「スキール」。
チーズとヨーグルトの中間の様なデザートで、ちょっと後味にクセあり。
果物のフレーバーがついていると、この後味が誤魔化されて美味しいのですが、
慣れない身にはプレーンは少しきついかも…(旅の相棒・J嬢談)




↑アイスランドの地ビール。
私、根本的にはビールそんなに好きではなくて、
飲み会でも最初のコップ一杯位しか飲まないんですが、
美味しくて毎晩一瓶空けるほどハマりました




↑ちなみにホテルの朝食はこんな感じ。
極北のアイスランドでは野菜が乏しく、
自国の温室で育てているのはトマトときゅうりぐらいで
他は殆ど輸入に頼っているそうです。


それでは今日はこのへんで。
次回は名所編の予定です





氷国奇行~ちょっとだけよ♪~

2008-01-11 23:01:42 | Weblog


オフ会in関西に急遽参加を決めたり、年賀状の返信に追われたり、
風邪を引いたり…と色々あったため、開始が予定より遅れましたが、
本日よりしばらくの間、拙日記はアイスランド旅行記一色になります。
どうぞ宜しくおつきあい下さいませ

まずは旅のさわりをちょとだけよ♪…ということで基礎知識編。
大多数の人が真っ先に聞くであろう、
冬のアイスランドの気温と日照時間についてです。

アイスランドはグリーンランドにほど近い、北極圏スレスレの火山島の国。
でも、暖流と地熱のお陰で緯度の割には穏やかな気候で過ごしやすい、
ということは、前にどこかで触れたかと思います。
で、実際私がどんなカッコで旅していたか言いますと…
上はババシャツ+さほど厚手ではないセーター+フリース+ロングのダウンジャケット。
下はストッキング+厚手でもハイソックスでもない靴下二枚履き+ジーンズ+膝下ブーツ。
加えて背中と足先にホカロン各一枚、マフラーと耳が隠れる帽子と手袋。
私の基本スペックは「冷え性ではないが、どちらかと言えば寒がり」なんですが、
↑のいでたちで、十分寒さは凌げました。
気温はマイナス5℃~5℃の間といった感じでしょうか…
北陸や東北の豪雪地帯・北海道なんかの方が、
よっぽど寒さが厳しいのではないかと想像します。

そして日照時間。
朝10時を過ぎて空が白み始め、11時位で太陽がようやく完全に顔を出す…
といった感じで日の出はメチャ遅。
アイスランドのオフィスアワーは9時チョイ過ぎからなんですが、
真っ暗な中町の人が出勤し働き始める風景は、なかなか不思議なものでした。
ただ、日没は思っていたよりも早くなくて、夕方4時半頃。
日本の冬至直前と同程度で、少し拍子抜けしました。

画像は首都レイキャビクの中心部にある教会の展望台から見た街の風景。
これがお昼近くです。雰囲気つかめますか~?

続く。



恭賀新年&改めて氷国よりただいま

2008-01-01 15:41:51 | Weblog

皆様、新年明けまして底抜けにおめでとうございます。
旧年中はネット上でも現実世界でも、大変お世話になりました。
遅ればせながら報告致しますと、有馬で有終の美を飾ることはできなかったのですが
それでも振り返れば楽しい思い出の方が多かったのは、ひとえに皆様のお陰です。
ありがとうございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
そして皆様にも幸多き一年でありますように!!!
(かわらけ投げしつつ。。。)

↑某ドラマを見ていないと分からない言い回しが少々含まれておりますがw、
興味のない方はさくっとスルーしてやって下さい


さて。
皆様ご存知の通り、先月25~29日はアイスランド旅行に行っておりました。
残念ながらオーロラは見られず、また月のもの襲来で温泉も堪能できませんでしたが、
地球の割れ目や間欠泉等の他の景勝、また首都レイキャビクの街歩きなどは
十分満喫しましたし、チュニジアの時と違って荷物も無事届いたしw
とても楽しくて快適な旅でした。
遠いのと少々物価が高いのが難ですが、気候は緯度から想像するほど厳しくないし
食べ物も海産物が豊富で美味しいし、治安が良くて人も親切だし
海外旅行初心者でも過ごしやすい国だと思います。おススメ

明日の午後から仕事始めなのですが、合間を縫って旅行記を少しずつアップしていきます。
宜しければ、ご一読下さいませ

ちなみに↑の画像は、土産物屋にいたバイキングコスプレのトロール人形。
見た目はブキミですがw、一応縁起物ということで貼ってみました♪


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追記。
関西エリア(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)在住の方に
新年早々図々しいお願いです。

1月4日(金)の午前11:05~11:53、NHK総合にて放映される
「ぐるっと関西おひるまえ 新春スペシャル」という番組に、
我が愛しの虎さんこと加藤虎ノ介氏がゲスト出演されるのですが、
これ、関西限定の番組で、私は観ることができないんです
どなたかビデオないしDVDに録画して頂けないでしょうか?
勿論、必要経費はお支払いしますし、お礼もはずみます♪
どうか宜しくお願い致します

あ、でも、決してご無理はなさらないで下さいね。
皆様ご自身のご都合を最優先して下さい。
多分ようつべにアップされるのではないかとも思いますし…w