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素晴らしいライブでした!

2011-02-28 08:11:12 | ライブ・レポート
昨日は、竜ヶ崎『おくら』で、ソラリスEiko(vo)&田井中福司(dr)カルテットの茨城2Daysの初日でした。ベースは、ジェフ・カリー。
昨年11月に発売されたソラリスEikoさんのCD『Life Is Beautiful』の録音メンバーによるCD発売後の初ライブだったので、ある意味“リアルCD発売記念ライブ”でした。
本当の意味での超満員、70名のお客様が、大正時代に出来たと言うお蔵の中で、僕たちの奏でる音楽を楽しんでくれました。
ライブ開場は蔵の2階なのですが、あまりに満員過ぎて1Fのロビーの大画面テレビにも生中継されていたようです。

まず、特筆すべきは田井中福司さん。
普通にNYでドラマーとして活動している、野球で言う“メジャー・リーガー”を30年以上続けている訳で、やはりそこは世界標準というか、とにかく素晴らしい訳です。
でもだからと言ってテクニックをひけらかしたり、のべつ幕なしに叩きまくるのではなくて、小気味良くシンプルにスイングすることによって、バンド全体をもスイングさせてしまう…のですよね。これが、ピアノに置き換えても、実は1番難しいのだと思うのです。


福さんとライブで共演するのは、今回で3回目。まぁレコーディングという濃密な空間を共にしたので、その効果もあってか、僕的には、やっとこさリラックスして福さんのドラムに身を任せられるようになってきました。
過去の2回は、正直緊張のためガチガチでした。
そして、身を任せてみると、実はとても優しいドラムで、僕やEikoさんやジェフをつつんでくれていたんだなぁ…という事にも、遅まきながら気付きました。

あとドラム・ソロの時、聴く余裕が生まれたので、楽しんで聴いていたのですが、多くのドラマーが、“基本的にずっと音で埋める”ソロを取るのに対し、田井中さんは、“音がなってない”というのが基本なんですね。で、その音の無い空間に生まれた透明なキャンバスに1つ1つ“スティック”という筆と“音”という絵の具で絵を書いていく…そんな感じなんですよ。
だから、とてもドラマチックだし、歌が聴こえて来るし、抑揚があるのでしょうね。ある意味、ジャンルは違いますが、同じ“世界標準のドラマー”神保彰さんのソロを髣髴(ほうふつ)させてくれました。

自分に多少の余裕が生まれたから言えるのかもしれませんが、昨日はEikoさんも、ジェフも、普段よりも断然スイングしていましたね。最高のライブだったのだと思います。
これからの自分の課題…うーん、福さんがいなくてもこれくらいに自分の力でスイングできるようになりたいです。

今日は、Eikoさんとの2Daysの2日目、また田井中福司さんのジャパン・ツアーの千秋楽となります。場所はつくば『ラ・カラフェ』8時からです。損はさせません。時間のある方、だまされたと思って、是非聴きに来て下さい。
音楽が好きな方…なら、誰でも楽しめると思います!



こちらもよろしくお願いします!
日本一のフルート奏者と共演します!


【Marie-Style Vol.105】~Spring Live!~
3月12日 17:00~19:00
場所:神楽坂『もりのいえ』
豊岡まり(vo)川島茂(p)
サポート:米田吉宏(B)
ゲスト:戸塚有紀・中村和宏(劇団CRACKPOT)、AYA(Tp)、岩本全史(Vo)
チケット:¥3.000+1Drinkご注文下さい♪ 絶賛発売中!
チケットのお求めは⇒私までメッセージを下さい!

4月16日(土)
山野楽器で講演します。

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