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再会。

2011年02月20日 | 日記

マリンスキー劇場の楽団員が来日しました。

という事でお友達に会ってきました。
演出家のイリーナ。
私の恩人。
オペラが好きになったのも、彼女の演出「トゥーランドット」を観た事がきっかけでした。
色んな話をしました。
近況を聞いたり、友達宛てにお手紙を書いて彼女にことづけたり、久しぶりのロシアンティーを飲んで懐かしい思い出話をしました。
でも、もう私はロシアには戻らないから。
老後が不安だし。
なんてね。
本当はそっちじゃないけど。
今、日本に帰っても、音楽を演奏させて頂いて。
西洋では当たり前のクラシックを、日本でも聴いて下さる方がいる。
それが嬉しくて。
最初、放送始めた頃は「クラシックの格下げるな」ってコメントがよくあったけど、ロシアじゃ一般人が普通に聴いてるから、あっちじゃ、もっと格下なんだろうね。
エルミタージュ美術館が学生無料っていう事実も、また「芸術の格下げ」って言われるのかな。
反対なんだよね。
素晴らしい物ほど、国が赤字覚悟で公開している。
いわばボランティア活動みたいなもの。
だから芸術大国って呼ばれる国にまでなった。
「格」って、なんだろね。




本当はないんだよ。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (はぷち)
2011-02-21 07:02:03
日本ではクラシックは格調高いもの、と認識されてますよね。
もっと、いろんな人が気軽に楽しめるものだと思うのですか。。。
格調高くして、一部の人にしか楽しめないものにしたら、もったいないと思います。
その点でYuriさんの放送からクラシックに少しでも興味を持つ人が増えてくれたらうれしいな、と思います。
いつも貴重な放送ありがとうございます。
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格付けます☆ (S・ムーミン)
2011-02-21 10:54:44
「格」の問題は何だかとても難しいので
(作品が先か、人間が先かみたいな事ですよね?)
「聴く人の心の問題で有る」と結論づけちゃいます♪(^_^;)
そうですか、コメントをきちんと読んでいらっしゃるのですね!?
ヒドいのも有るので何だか残念です。
ボクも時々には悪ノリコメント書きますが、悪口は書いた事ないな~。
人が増えてくる、人気が出るという事は
港へ向かって荒波を漕ぎ出していく事に似ていますね☆
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Unknown (夜空yozora)
2011-02-21 20:46:07
こんばんは!
日本人にとってやっぱりクラッシックは敷居が高いイメージがあります。お金持ちの音楽とも感じ取れます?
自分はそんな感覚もっていませんが…。
身近にクラッシックに関わらないことが大きな原因ではないんでしょうか?

たとえるなら、食わず嫌いみたいなイメージ。
先入観だけでとらえてしまう。
自分はミュージカルが大好きなのですが、ミュージカルもクラッシックのイメージに近い部分があり【高いんでしょ!】とか【格式高いから自分に合わない】などと言われることもあります。悲しくて非常に胸が痛くなります。
そういう事を言っているの多くが、生の舞台を体験したことがないのです。あったとしても、最初の出会いが失敗だったと思います。
良く聞くのが学生時代の【芸術教室】の話しです。その時の印象が悪すぎてそれ以来、NOタッチ的なことをよく聞きます。
やっぱり第一印象って重要ですから…。
生のすばらしさ感動の中身を理解してしまえば、どんな作品でも楽しさを理解できると信じています。

クラッシックも同じではないでしょうか???
自分はクラッシック・オペラ・ミュージカル・ストレートプレイと生の舞台すべてに興味があり好きなので、もっと多くの人に感じて欲しいと日頃から行動しています。
ですので、Yuriさんのニコ生を応援しているのです。

また偉そうに熱くなってしまいました。
失礼な言葉がありましたら、すいません。

ちなみにツイッターの夜空1100も自分です。
今後もクラッシックを身近な音楽にするという目標に向けて頑張って下さい。
応援しています。

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Unknown (さとる)
2011-02-22 14:19:18
一般の人が身近にあるものに「格式高い」とはいいませんね。
裏を返せば普通の日本人にとってクラシックが身近ではないということです。

「格」という壁は、yuriちゃん達のような方々が低くしていってくれると思っています。
少なくとも、俺の中ではおかげでかなり低くなってきています。
そうなればなるほど、クラシックの素晴らしさが感じられるでしょうね。
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格?? (((( ;゜Д゜)))カクカクブルブル (かっちゃん)
2011-02-23 08:31:34
随分と厳格な方もいるんですね。
『クラッシックの格』ですか。
ニコ生で放送することでクラッシックの格とやらが下がるなら、
テレビやラジオはどうなんですかね?
風格や品格や格式そして格調なんてのは中身の問題ぢゃないですか?

Yuriさんがエルミタージュ美術館の事を書いてるけど、
同じように世界のあらゆる美術品を見ることの出来るメトロポリタン美術館の入場料は任意で、
基本的には寄付ということで価格は決まっていません。
小さな子供を含め国籍性別年齢を問わずあらゆる人々に鑑賞する資格と機会を与えています。
この美術館の格は展示されている美術品の内容で評価されているのであって、
建物の大きさや入場料ではありません。

建物だけが立派でも音響が失格のホール、
素晴らしい楽器を演奏するには不適格な演奏者、
クラッシック音楽を鑑賞する資格のないマナーの悪い聴衆、

全部クラッシックの格を下げてますよね。
そういう演奏会ならばわざわざ出かけて行っても『クラッシックの格』なんてどこにもありません。

良く言われますが、いい演奏会は《良い作品》《良い演奏》《良い聴衆》でつくりだすもので、
それらが音楽や場の格式を高めると考えます。

Yuriさんと仲間が良い作品を選んで真摯に演奏し、リスナーがそれに歓びで応える放送はそりゃ別格ですよ。
クラッシック音楽の魅力を新たに蘇らせる大きな力になると格付けできます。

格心で観るならば本格的なクラッシックを二コ生で演奏する事の格別な意味にすぐ気が付く筈です。

『クラッシックの格』なんて意味の無い幻想で、そういうものに縋りたい性格の方は音楽の本質とは掛け離れた本格的(www)な演奏会に出かけることが適格でしょう。

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はぷちさんへ (Yuri)
2011-02-23 23:04:04
コメントをありがとうございます。
また、いつも聴きに来て下さって、ありがとうございます。
そうですよね、クラシックをもっと気軽に聴いて頂きたい。
でも放送で、今までクラシックを聴いた事のなかった方々が、いつも楽しみに待っていて下さって、聴いて下さる。
嬉しい現象なのです^^
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S.ムーミンさんへ (Yuri)
2011-02-23 23:06:36
いつも演奏聴きに来て下さって、またツイッターでも優しいお言葉を有難うございます。
「聴く人の心の問題」私も同感です。
音楽は誰の前でも平等に現れる。
それを受け入れるか、受け入れないか、または、どう感じるかは人それぞれ違いますよね。
不思議ですね。
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夜空さんへ (Yuri)
2011-02-23 23:12:26
夜空さんはミュージックがお好きなのですね。
私と同じように、音楽をもっと多くの人々に感じて貰いたいと思う気持ち、とても嬉しいです。
いつか一緒にお仕事なり、動く事があるかもしれませんね(笑)
確かに「先入観」にとらわれているだけなのだと思います。
一度素晴らしい音楽に触れてしまったら、それが「格高いもの」から、「習慣」に変わってしまうような気がします^^
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さとるさんへ (Yuri)
2011-02-23 23:14:55
素敵なコメントをありがとうございます。
さとるさんにとって、クラシックに対する格がもっともっと下がりますように、いっぱい放送しますね^^
ライブも決まりました!
3月29日(火)の夜です。
詳しくは掲示板にも書きますね^^
またお会いしましょう。
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かっちゃんへ (Yuri)
2011-02-23 23:20:02
いつも深いコメントをありがとうございます。
思いだせば私も、メトロポリタン美術館の入場料が任意だと言う事、以前どこかで聞いた事がありました。
素晴らしい事ですね。
全ての人々に鑑賞する権利と機会を与えていますよね。
こういう環境が日本にも、これから広がって、人々の心が豊かになりますように
私たちの国は世界一、一生懸命働く国だと思います。
だからこそ日本人には、心に響く芸術がより必要だと思うのです。
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