SJ をおんぶして帰ってきた日（前編）

SJを家に連れて来てからもうすぐ１ヶ月。だいぶコミュニケーションもとれてきたかな？本当はこの日、SJを見に行くと決めていて、もしピジオくんの探してるSJがあったらそれを持たせてもらって、あきらめようと思ってた。

ピジオくんはかなりミニサイズ、SJはジャンボと言うだけあって（？）とても大きい。だからきっとピジオくんには無理だろうと思ってあきらめるために行ったようなもの。たぶんネックも太いんだろうな・・・などとブツブツ言いながら、楽器屋さんに入った。でもピジオくんの探してるSJがない・・・そして３軒目ぐらいで、やっと感動のご対面をしたちっちゃいピジオくんにはちょっと手の届かないところに飾ってあって、しばし見上げてた。（SJは私を見下ろしてた）

あー、これが本物のサザンジャンボなのねぇぇぇーーーと感動していると、お店のお兄さんが声をかけてきた。「ちょっといいギターが欲しくて・・」と言うと、いろいろなギターをお兄さんが説明してくれるんだけど、ピジオくんにはもうSJしか見えてなくて、でもなかなか「あのサザンジャンボ・・・」のひとことが言えなくて、でも勇気を出して言ってみた。そしたら今度はギブソンについての説明。ホント詳しく説明してくれてるんだけど実はあまり覚えてないそしてなかなか下におろしてくれないんだな、これが。ずっと上を見上げたまま、説明を聞いてた・・・というか、ただただ・・じっと見つめてた。

しばらくするとお兄さんの手が上に伸びて「弾いてみますか？」と言ってくれて、ついに抱えることが出来た！

デカイ！！やっぱりデカイ！！

でも、ネックはそれほど太くなかったのだ。昔のギブソンは太いみたいだけど、最近のはそんなに太くないそうな。そうなんだ～、ヤバイ～、これなら弾けるかも・・そしてその後は、超高級そうなテーブルとイスが置かれた試奏部屋に連れていってくれて、そこで音を聴いてみたり。

その後、ピジオくんがずっと、「どうしよう～、どうしよう～」って言ってたら、お兄さんは「いっぱい時間かけて考えていいですよ、ちょっと外ひと回りして冷静になって考えてきてもいいですよ、（その間、他の人に買われないように）値段ひっくりかえしておいてあげるから」って優しく言ってくれた。でも実はピジオくんの「どうしよう～」は、「あー、買おうかな～、どうしようかな～」ではなくて、「あー、持って帰れるかな～、どうやって持って帰ろう・・」の「どうしよう」だった。（笑）

そう、あの最初に抱っこした時に決めてた、「この子はピジオくんが連れて帰らないと」と。

そんなこんなで、いったいお店にどれくらいの時間いたんだろう・・・。
「ハードケースじゃ持って帰れないよぅ」と言うと、ソフトケースをおまけしてくれて、それに入れて、おんぶして連れて帰ってきた。（もともと付いてたハードケースは宅急便で送ってくれた。しかもこのソフトケース２万ぐらいするらしく、それをくれたお兄さんにホント感謝♪感謝♪あ、あと例のサムピックもおまけしてくれた！ふふっ

（・・・後編につづく）

---（↓）写真追加しました------------------------

奥にあるのがハードケースで手前がソフトケース。 ロゴが派手で恥ずかしかった！！

このサムピック、指の太さに合わせて調節可能。 ゴム素材で滑らないから結構使いやすい・・けど、 やっぱり白いの買ってこようかな♪