太平洋のまだ大道芸やっています

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アビニョン演劇祭6日目

2015-07-10 13:42:03 | パフォーマンス
アビニョン演劇祭6日目

昼はタップの劇場公演を観に行きました。

Martin's Tap Dance Companyによる『Slap』



作品を通しての世界観は全く分かりませんでしたが(花を崇めていて、タップをすると花が咲いていく?みたいな)。
タップは凄かったです。

何よりもアイデアが豊富。
1時間15分ほど、ずっとタップダンスですから、お客さんを飽きさせないように相当に練っているのでしょう。

風船のような物を被ってタップ。
便器に座りながらのタップ。
長靴でタップを踏みつつ、バケツを叩き鳴らす(ストンプ?)。
タップ➕ハンドクラップ(というか、身体中叩く!)
まな板や鍋、しゃもじ、オタマなどの台所用品で武装して、戦いながら音を出しつつのタップ。
一番面白かったのは、ダイビングの時とかに足に付けるフィン、足ヒレでやるタップでした。
けっこうハッキリしっかり音が出るものなのですね。

驚くべきは、これだけ色々なことをやっているのに出演者は5人。
5人で1時間以上踊り続ける、その体力も凄いです。

しかも、けっこうガツガツ鳴らすタイプでしたし。

良いものを見ました。

そしてその後は、もちろん自分のパフォーマンス。
風が出てきて涼しかったのですが。
風はジャグラーの天敵です。
ただ運良く、致命的なタイミングには吹かずに助かりました。
時々、突風が来ましたが、なんとかなりました。

それにパフォーマンスも修正を加えていって、大きくハズすことがなくなっていっています。

1回目は特に盛況でした。









しかしやはり強風の時のパフォーマンスは難しいです。
人は多かったのですが、2回やって満足したので終了。

他のパフォーマーに、今日は終わりと告げると、WHY?と言われました。
ダンサーには風はあまり関係ありませんから、彼らにとっては涼しくてやりやすい日ですから、8時くらいに帰ってしまう私を不思議がったようです。

風が強くて危ないよと片言の英語で言うと、納得していました。

それに毎日パフォーマンスをすることを考えると、2回できれば充分です。
まだあと2週間以上ありますから、体調管理は必須です。