Sanspo com. に関連記事が掲載されています。
以下、引用させて頂きます。
『クラブ法人の税務問題でJRAが説明会』
競馬サークルで大きな問題となっている、クラブ法人の税務問題について、JRAは14日、港区の六本木事務所で説明会を行った。
この問題は、クラブ法人の会員(一口馬主)への配当金について、新たに源泉徴収を行うというもの。会員は商法第535条から542条に定められる匿名組合契約を結び、自分の選んだ馬に出資して、配当金を得ることができるが、これまで源泉徴収を行ってこなかった点を国税庁が指摘した。匿名組合契約では、出資したものに対して配当を得ることはできるが、権利・義務は発生しない(そのためクラブ法人が名義貸しに当たらないとの根拠になっている)。しかし法律的にはこの配当には源泉徴収が必要とされる。
源泉徴収されることになれば、毎月の収支で配当が発生した場合は、その利益のうち20%が税金として徴収される。その際、一口出資の金額、月々の維持費などは考慮されず、たとえその馬に対する収支がトータルでは大幅なマイナスであっても、利益(配当)が出た月には、20%分が徴収されることになる。
JRAは、600頭のクラブ法人の馬のサンプルから、利益を生み出しているのは12.8%にすぎず、あくまでも会員が楽しみでやっているものであることを強調し、新しい税務の方法を模索しているところだと説明した。現在、複数の法人に登録している者も含めて、クラブ法人の会員は延べ7万人に上る。早ければ来年から源泉徴収が行われる可能性もあり、JRAでは影響の大きさを危惧している。
***************
この記事では20%の源泉徴収にのみ焦点が当てられており、出資馬間の損益通算や消費税課税については触れられていないが、下線部分を読めば出資金や維持費は引退時精算となることが想像できる。
やはり事態は社台の赤紙に書かれたワーストケースの方向に進んでいたようだが、ここに来てJRAが腰を上げて国税庁と協議に入ろうとしていることは朗報か。
ただしその方向は「新しい税務方法の模索」であって、匿名組合契約の見直しではなさそうだ。
単なるポーズに終わらなければ良いのだが。
以下、引用させて頂きます。
『クラブ法人の税務問題でJRAが説明会』
競馬サークルで大きな問題となっている、クラブ法人の税務問題について、JRAは14日、港区の六本木事務所で説明会を行った。
この問題は、クラブ法人の会員(一口馬主)への配当金について、新たに源泉徴収を行うというもの。会員は商法第535条から542条に定められる匿名組合契約を結び、自分の選んだ馬に出資して、配当金を得ることができるが、これまで源泉徴収を行ってこなかった点を国税庁が指摘した。匿名組合契約では、出資したものに対して配当を得ることはできるが、権利・義務は発生しない(そのためクラブ法人が名義貸しに当たらないとの根拠になっている)。しかし法律的にはこの配当には源泉徴収が必要とされる。
源泉徴収されることになれば、毎月の収支で配当が発生した場合は、その利益のうち20%が税金として徴収される。その際、一口出資の金額、月々の維持費などは考慮されず、たとえその馬に対する収支がトータルでは大幅なマイナスであっても、利益(配当)が出た月には、20%分が徴収されることになる。
JRAは、600頭のクラブ法人の馬のサンプルから、利益を生み出しているのは12.8%にすぎず、あくまでも会員が楽しみでやっているものであることを強調し、新しい税務の方法を模索しているところだと説明した。現在、複数の法人に登録している者も含めて、クラブ法人の会員は延べ7万人に上る。早ければ来年から源泉徴収が行われる可能性もあり、JRAでは影響の大きさを危惧している。
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この記事では20%の源泉徴収にのみ焦点が当てられており、出資馬間の損益通算や消費税課税については触れられていないが、下線部分を読めば出資金や維持費は引退時精算となることが想像できる。
やはり事態は社台の赤紙に書かれたワーストケースの方向に進んでいたようだが、ここに来てJRAが腰を上げて国税庁と協議に入ろうとしていることは朗報か。
ただしその方向は「新しい税務方法の模索」であって、匿名組合契約の見直しではなさそうだ。
単なるポーズに終わらなければ良いのだが。
連休は夜はまだ肌寒い実家に帰省しておりました。
しかも、ついでにビッグレッドが落札した馬を見に行ってました。(^_^;
さて、懸案の税金問題ですが、少しは光明が見えてきた感もありますね。
ただ、ゼロ金利が解除され、国債の利払い費の増加が懸念される財務省が、
国税庁にノルマでも課しているのかと思うくらい杓子定規な議論でガッカリです。
JRAや社台グループも、むしろダーレーの新規参入の方を問題視しているように思えます。
クラブの衰退で最終的にしわ寄せが来るのは中小・零細の牧場であって、
今回の問題の当事者同士では危機感が希薄なのかもしれません。
今回のサンスポ記事の文面の流れから推測すると、
会員にとって望ましい決着は、せいぜい維持費を引退時精算ではなく、
年毎に精算できるかどうかくらいでしょうか?
出資金も相殺できると大変ありがたいのですが。。。
最近、オヤジギャグづいてません?
ご実家は北海道ですか。
それは良いですねえ。どうりでしばしば牧場を巡っておられるのですね。
セレクション・セールにも行かれたのですか?
ビッグレッドが高値の2頭を落札したと、どこかで読みました。
さて、税金問題ですが、どうなるのでしょう。
20%の源泉徴収自体は税法で実施が義務付けられているなら、実施されても異論はありません。
利益を生み出している12.8%の馬以外に出資している会員は、本来なら確定申告で還付されるはずですから。(めんどくさいと離れていく会員さんが多少はいるでしょうけど)
ところが、そうはならない。
引退まで赤字は計上されない。んな馬鹿な。
従来の減価償却方式はファンドに馴染まないとか言われてますが、その辺りを運用を多くの会員が納得できるような形で『新しい税務方法を模索』してくれるなら良いのですがね。
最悪の事態だけは回避してくれるだろうと、私はJRAとクラブに一縷の望みを託していますけど。
ダーレーの参入を阻止した学識者による委員会(でしたっけ?)とかが幅を利かせているJRAでは望み薄でしょうか・・・。
僕のおやじギャグは生まれつきですね(?)。
ところで、実家は残念ながら北海道ではないんですよ。
たしかに、あまりに頻繁に牧場を訪問するので、BRFのスタッフには、
何年もの間、札幌在住者だと思われていたようです。(^^;
「うっちーさん、下手な調教師よりも、よく来ますよ」と言われてます。
ちなみに、実家の近くにタイヘイ牧場があってクルマで40分ほどで諏訪牧場があります。
今やマイナーな市場に成り下がったセリで購入されたラヴとステゴ産駒を個人牧場で見てきました。
あと、学識経験者による委員会とやらも全くあてにならないでしょうね。
ダーレーの参入を阻止した委員会では、半分は中央の馬主さんで、
あと半分の多くも御用聞きでしょうから、無理もない話です。
あまり期待はしていませんが、実態ベースで議論してほしいです。
今では、本家の本場よりも、静内の分場の方が有名かもしれません。
タイヘイ牧場も諏訪牧場も名馬を産出した由緒ある牧場ですね。
今では青森は馬産地としてマイナーになってしまったようですが、機会があれば訪問してみたいものです。
いずれも大昔のことですが、家内の父(義父)が八戸で中学時代を過ごし、母の弟(叔父)が八戸の病院に勤務していました。
その叔父の妻(叔母)は八戸出身です。
私は訪問したことはありませんが、そんなことで八戸と聞くと親しみがあります。^^
クイズ研のご出身でしたか!
しかも、マイナーな八戸ともご縁があるとは驚きです。
ウニやホヤなど魚介類は豊富で美味しい所ですよ。
最近は景気が悪くて何もありませんが、
今でも夜だけは、繁華街が賑やかになっているようです。
お義父さま、叔父さま、叔母さまには、
くれぐれもよろしくお伝え下さい。
函館、仙台、新潟はたまに行くのですが。(^^;
こんどオヤジやオジに会ったら、よく聞いてみますね。