ペピートの寝言

一口馬主と愛犬のこと

抜歯の顛末

2008-03-13 | 雑談
術後、先生に「3日目から一番腫れますよ」と言われてましたが、正にそのとおりで今朝、鏡を見たら左のほっぺたがパンパンに腫れてました。
患部だけでなく、顔全体が浮腫んでいるようで、もともと下膨れの顔がますます・・・。

薬が効いて痛みはそれほどありませんが、口を利くのが億劫なので、仕事はすべてメールかファックスでしています。
この顔では外に出る気になりませんので、引き篭もりに拍車が・・・。


今回、痛くも痒くもない歯をなぜ抜いたかと言いますと、昨年の健康診断で中高年が対象の歯周病検査を受けました。
近くの歯科医院でパノラマX線写真を撮ったところ、歯周病は全く問題なかったのですが、その時に先生が深刻な顔で下顎を指して「ここに白い影がありましてね・・・」と。

「大学病院を紹介します」と言うので、恐る恐る行ったところ、嚢胞(シスト)と診断されました。
馬のボーンシストってえのは、ロフティーエイムが罹ったこともあったので知ってましたが、人間にもあるんですねえ。
私のはデンティジェラスシスト、含歯性嚢胞ってやつで、顎骨内に埋伏している親知らず(智歯)の先に小指の先ほどの大きさの袋状の塊ができていました。

腫瘍と違い悪性ではないのですが、放っておくといずれ大きくなって周囲の骨を溶かしてしまい、顎の骨が折れたりすることもあるとか。
大きなものだと入院して全身麻酔での手術となるそうですが、まだ小さいので外来で局部麻酔で手術が可能。
「取るなら今のうちですよ」と言われりゃそのとおりなんで、摘出することになった次第。

予めネットで調べて、体験談とかも読んだので(今は何でもネットで分かりますね。良いか悪いかはともかく)、当日は覚悟を決めて、まな板の鯉状態。
私の顎骨は、先生の予想以上に硬くて梃子摺ったそうですが、手術は1時間ほどで無事終了~。

ただし、親知らずは摘出したものの、嚢胞は下顎神経に近いため無理して取り出さず、穴を開けた状態で袋は残す「開窓手術」となりました。
半年か1年ほど放置しておくと、徐々に空気が抜けた風船のように袋が萎んで小さくなるので、そこで再度摘出するとのこと。
またやるのかよ~ですが、こんどはマンホールの中から不発弾を取り出すようなもので、もう掘削工事はありませんからまあいいか。
でも、それまではマンホールに蓋をして、定期的に内部のチェックが必要となるそうです。

皆さんも、親知らずにはご注意なさいませ。

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2 コメント

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大変でしたね (よっぷー)
2008-03-14 00:06:17
ペピさん、こんばんは。

どうやら大変な抜歯と摘出術だったようですね。
神経に近いと言うことはかなりの深さです。
無理して知覚麻痺をきたすことを考えたら、
少し時間はかかりますが開窓でよかったと思います。
と、このお話を見るにつけ、姫の引退レースはお家で観戦ですかね。
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なんとか生還しました (ペピート)
2008-03-14 11:22:09
◆よっぷーさん、こんにちわ。
事前に開窓になるかもしれないと説明を受けていましたが、やはりかなり深かったのですね・・・。
時間は掛かりそうですが、安全策を採って頂いたことは良かったと思います。
腫れてますが、今のところ痺れはありませんので。
よっぷーさんには、いろいろアドバイス頂きましてありがとうございました。
姫の引退レースは残念ながら・・・。
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