今週の出走と結果

桜花賞に合わせたかのように、今週は牝馬ばかり８頭出走となりました。

◆ライカート（社台）　　　　　　　　 ◎/▲
７日（土）中山６Ｒ　３歳５００万（牝）　ダ１２００ｍ　松岡

◆オンシジューム（キャロット） 　 ◎/▲
７日（土）中山８Ｒ　５００万　　　　ダ１２００ｍ　　▲的場

◆クードゥシャンス（キャロット）　 ▲/△
７日（土）阪神８Ｒ　１０００万（牝）　芝１８００ｍ　☆鮫島

◆ピクシーダスト（社台）　　　　　　▲/▲
７日（土）阪神１１Ｒ　阪神牝馬Ｓ（Ｇ２）　芝１４００ｍ　岡部誠

◆ブルーメンブラット（キャロット）　○/○
７日（土）阪神１１Ｒ　阪神牝馬Ｓ（Ｇ２）　芝１４００ｍ　川島

◆ピエネヴェーレ（グリーン）　　　　◎/△
８日（日）福島１Ｒ　　未勝利　　　ダ１０００ｍ　　安藤光

◆アシュレイリバー（キャロット）　　▲/▲
８日（日）阪神５Ｒ　３歳５００万　　芝１４００ｍ　　上村

◆ラッシュライフ（サンデー）　　　　　◎/△
８日（日）福島１１Ｒ　福島民報杯　芝１２００ｍ　　田中博


◇ライカートの前走はスタート直後に落馬。
幸い人馬ともに以上はなく、馬は山元でリフレッシュして帰厩しました。
ここはそれほど人気にはならないでしょうから、馬券的には面白いのではないでしょうか。
大駆けを期待しています。
⇒７着
パドックはあまり良く見せませんでしたが、まあ芦毛だからこんなもんだろう。それより人気がないじゃないの。ここは狙い目デスゾと、馬券をしこたま勝負しちゃいましたあぁ・・・。
まずまずのスタートから中団につけて前を窺うも、いつものような行き脚がありません。（いつもって、前走は落馬でしたネ・笑）
鞍上談によると、どうやら砂を被って怯んでしまったようで、勝負処では中団後方まで下がってしまいました。
直線で少し盛り返したものの７着まで。
今日は落馬後の一戦ということもあり、その辺りも微妙に影響したかもしれませんね。


◇牡馬との混合戦を３着、２着したオンシジューム。
ここは人気必至でしょう。
これまでは休み休み使っていましたが、ここに来て馬体が成長し連戦が利くようになりました。好調はキープしている様子です。
一つ解せないのは、次週の牝馬限定戦を待たずにここを使う理由ですが、まああまり気にせずに置きましょう。
⇒優勝
馬体減もなく好仕上がり。
１番人気でしたが、これなら何とかなりそうな予感。（馬券は自重）
スタート良く飛び出すも、外のアンカツ騎乗馬が速くハナを奪われます。
鞍上は競り合いを避けて手綱を絞り、アンカツ馬の外へ廻そうとしていましたが、その間隙を突いて１枠の後藤騎乗馬が、がら空きの内ラチ沿いを押して一気にハナに立ちます。　
オンシ鞍上はなんとかアンカツ馬の外へ出して、３頭雁行で直線へ。
他馬に比べて一際小さい馬体でしたが、ここからは根性を見せてしっかりと伸び、後続から追い上げた武豊騎乗馬の追撃を抑えて１着でゴールイン。
嬉しい２勝目を挙げました。
（トップ画像はこの馬。キャロットクラブより拝借）


◇クードゥシャンスは庄野厩舎に転厩しての初戦となります。
１０００万クラスに昇級後は苦戦続きですので、転厩で心機一転と言いたいところですが、２、３戦のうちに結果を出さないと進退に話が及ぶことでしょう。
芝の牝馬限定戦ならそこそこはやれるはず。目指せ掲示板です。
⇒６着
変わらず硬そうな馬体も仕上がりは悪くなさそう。
レースは出遅れたと言うよりも、今日は抑えてタメを利かせた走りをしたいとの陣営の腹でしょう。
馬の後ろにつけて我慢する競馬。
時折、行きたがっていましたが、鞍上はガッチリ手綱を抑えて４コーナーまで我慢。
直線は外から伸びかかりましたが、元々切れる脚がないので６着までが精一杯。
溜める競馬を覚えた次走は前進が見込めそうです。


◇阪神牝馬Ｓは２頭出しとなりました。
牝馬重賞の常連だった社台・サンデークラブ馬が揃って引退したためでしょうか、１０頭立ての少頭数となり、条件馬のピクシーダストも出走が叶いましたが、ここはディアデラノビアが抜けていますね。
ブルーメンブラットは中間に脚を打撲したため、追い切り１本だけで出走となりました。
これがまた仕舞い24.0-12.0と凄い時計です。
さすがと言うのか、やらざるを得なかったのか。見方は分かれるでしょうが、やはり今回は若干割引が必要かなとも思います。（弱気のくせに、○つけてるじゃん・笑）
⇒５着
パドックでは悪くない出来で、中間のアクシデントを感じさせませんでしたが、レースでは少し影響していたのかもしれません。
逃げ馬が揃ったのでどう乗るのか注目でしたが、どうやらノビアマークだったようですね。
道中、ずっとノビアの後方に勝馬と並んで待機していましたが、直線の追い比べで見劣り５着でゴールイン。
この馬は何かをマークするよりも、自分の好きなように気分良く走らせたほうが好結果に繋がるのかもしれません。

ピクシーダストは関西が鬼門だってのに、また行くのかよ～。
ここはハンデ戦じゃありませんよ。
ホント、関西が好きな調教師さんですなあ。
でもまあ１０頭立てですから、ビリでも１１０万円の出走奨励金がもらえますね。まあいいかあ。
ハナからお手上げムードですが、乗り方次第ではアッと言わせてくれるかもと少しはスケベ心も持ち合わせておりますです。（先行せず、後方待機策で▲）
『さあ、ここでブルーメンブラットが先頭に並びかける！』
『馬群を割って、一気にディアデラノビア！』
『さあ、２頭が並んだ！　一騎打ちか！』
『おおっと！　大外から１頭突っ込んできたのは・・・ピクシーダストだあ～！』
なんてね。←結果は枕を並べて・・・だったりして
⇒６着
善戦しました。
作戦は先行を匂わせていましたが、道中ずっとノビアの内に並んでいたので、これじゃ勝てないなと。（ホンキで勝つ気だったのかよ・笑）
後方から芝でどれほど切れるのか見てみたかったのですが、常に先行脚質で走ってきた馬ですし、スタートも良かったですからね。（変に控えては、またオヘソを曲げかねませんわな）
レースはノビアが引っ掛かったのか、速いペースを先行する予想外の展開になり、差し・追い込み競馬になりました。　
この展開で仕舞いは一杯になりましたが６着ですから、今後の芝レースへの目処はいちおう立ったように思います。
ただ、このままではパンチレス。次走は控えて差しを見せて欲しいな。


◇ピエネヴェーレは２ヶ月の休み明けです。
先日、山元で帰厩直前に会いましたが、順調に調教を積んだ好馬体に見えました。（贔屓目の曇りガラス）
ダートが上手いとは思えませんが、末の甘い馬なので小回りの１０００ｍはチャンスでしょう。
１頭、強そうな馬がいますが、ここは勝ち上がりを期待したいところです。
⇒２着
パドックでは勝馬の馬体が抜けていました。
しかし、こちらもきっちり仕上がっており、ここはマッチレース。
スタートダッシュでは負けないはず。ハナを叩けばと見ていました。
ところが、初出走馬２頭のゲート入りに手間取り、中でチャカついて一完歩出遅れ。
勝馬に先手を奪われて半馬身差の追走。
そのままの態勢で直線を向くも、差を広げられて２着でゴールイン。
１０００ｍでも末の甘さを露呈しましたが、まあ今日は勝馬が強かったので仕方ないでしょう。←馬券は当たったからサバサバ（笑）
中１週だと最終週にはダ１０００ｍ戦がありません。芝１２００ｍか、或いは連闘かな？


◇アシュレイリバーの前走は、着順は悪いものの２番手で逃げて直線半ばまで頑張るという新しい一面を見せてくれました。
そんなにキレませんので、やはり前で競馬してチョイ差すという展開になれば面白いと思います。
⇒７着
パドックはチラッとしか見れませんでしたが、いつもどおりトモの踏み込みが浅いほかは良い出来。
好スタートも今日は無理に前に行かず、中団にポツンと待機。
ハイペースだったので的確な判断でした。が、直線で外へ廻そうかと言う時に外から勝馬に来られて、仕方なく進路を内へ取るロスが・・・。
前の馬を捌くのに手間取り７着でゴールイン。
スムースなら掲示板はあったと見るのは贔屓目？


◇昨年の桜花賞後はダート路線を進んだラッシュライフでしたが、やはりこの馬は芝の短いところでしょう。
平坦小回りの１２００ｍと走る舞台は揃いました。
問題は１０ヶ月の休み明け。
あちこちに不安が出て長い休みを余儀なくされただけに、ここは慣らし運転かとも思いますが、気の良い馬なのでポン駆けがあるかもしれません。
今回は、まずは無事に・・・ですが、期待と不安が半々です。
⇒６着
馬体はプラス６㌔も、きちんと仕上げてきたように見えました。
単勝１７倍の７番人気。
重賞勝馬やＧ１好走馬が人気のようですが・・・をう！上等じゃ！こちとら桜花賞９着馬でい！と馬券勝負しちゃいましたあぁ。←はぁ。９着ねえ（笑）
小回り福島のフルゲート。長期休み明け初戦。速い時計の出ている２週目の大外８枠１５番は、どう考えても不利ですが・・・。
まあ、負けると分かっていても、男には勝負しなくちゃならねえ時があるんでゴザンスよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ちょっと伸び上がるようなスタートでしたが、さすがはラッシュ、二の脚が速くさっと好位へ。
内枠の馬がドッと行くのを横目に中団まで下げると、４コーナーは大外へ。
これでまとめて差したら大したものですが、さすがに前が止まらず仕舞いは同じ脚色で６着でゴールイン。
内枠なら・・・と言いたいところをグッと堪えて、にっこり一言。
「いや、いい競馬でしたね」
さて、やはりこの馬の舞台は芝でしょう。
反動がなければ、次は谷川岳Ｓでしょうか。