今週の出走と結果

ディープインパクトの薬物騒動もものかは、競馬は粛々と続きますってことで今週は９頭出走します。
東西でデビューする新馬２頭は楽しみですし、期待の愛馬のガチンコ対決もありますが、やはり今週の主役は菊花賞に挑戦するインテレットでしょう。
くりげ君ほどの気骨も度胸も持ち合わせてないので『く〇っ〇れ！関西馬』なんて口が裂けても言えません。
でも、いちおう関東人の端くれとして、いつも『てやんでえ！関西馬（でも愛馬は別ね）』ぐらいなら心の中では呟いてます。
関東馬は５頭と数の上でも劣勢ですが、我がインテレットには三冠阻止を賭けて頑張って欲しいものです。←ホンネは８着賞金で十分。


◆ビンチェロ　　　　　　 ◎/▲
２１日（土）京都５Ｒ　新馬　　芝１４００ｍ　小牧

◆ハンマークラヴィア　▲/▲
２１日（土）福島８Ｒ　５００万　芝１８００ｍ　☆吉田隼

◆ロジエール　　　　　　▲/△
２１日（土）福島９Ｒ　５００万　ダ１７００ｍ　△塚田

◆クリソプレーズ　　　　〇/▲
２１日（土）京都１０Ｒ　久多特別（牝）芝１６００ｍ　生野

◆ライカート　　　　　　　◎/▲
２２日（日）府中５Ｒ　新馬（牝）芝１４００ｍ　松岡

◆サーチエネミー　　　　▲/－
２２日（日）府中７Ｒ　５００万　ダ１４００ｍ　江田照

◆キャピタルフライト　　◎/▲
２２日（日）府中１１Ｒ　銀蹄Ｓ　ダ２１００ｍ　北村宏

◆アロンダイト　　　　　　〇/〇
２２日（日）府中１１Ｒ　銀蹄Ｓ　ダ２１００ｍ　後藤

◆インテレット　　　　　　▲/△
２２日（日）京都１１Ｒ　菊花賞（Ｇ１）芝３０００ｍ　藤岡

（予想印は、妄想的期待度/客観的自信度）


◇橋口厩舎のダンス３羽ガラスの１頭ビンチェロですが、陣営の期待度は最も低そうです。
鞍上小牧は数だけなら厩舎主戦ですし、半兄ペールギュントにも乗っていますので想定内です。（むしろ相性最悪の武豊より個人的にはＯＫです）
しかし、１４００ｍの距離がどうなんでしょう。スピードはあると評されていますが・・・。
素質馬目白押しの厩舎ですから、たぶんここに振り分けられたのでしょう。
お稽古でも速いタイムは出ていませんが、まあ馬は走ってみなければ分かりません。
新馬勝ちを夢見て◎です。
⇒優勝
道中は先団からちょっと離れた４番手を進み、直線外から追い出すと２着に２馬身半の差をつけて先頭ゴールイン。
短距離レースへの適応性を危惧していましたが、意外と器用な競馬を見せてくれました。
牧場時代から優等生と言われてましたが、ジョッキーも『素直で乗りやすい』と評価していますので、これから徐々に距離を伸ばしていけそうです。
（トップ画像の提供はサンデーＴＣです）


◇春に股関節不安で思わぬ長期療養となってしまったハンマークラヴィアは、やっと戦線に復帰してきました。
仕上がり早なので８ヶ月ぶりの実戦でも不安は少ないと見ていますが、神経質なところがあるため滞在競馬でないと力を出せない面があります。
当日の気配と馬体重に注目です。
⇒１６着
パドックを見逃したので馬体が分かりませんが、休み明けで８㌔減は輸送が影響したのでしょうか。
大外枠から先行するも、コーナーで振られて終始外々を回されてしまい、直線で一杯になり最下位でゴールイン。
今日は競馬の形になってませんでした。
馬体回復の為に一旦短期放牧に出るようです。


◇ロジエールは約３ヶ月ぶりの実戦ですが、外厩で調整を積んでいたので仕上がりは良さそうです。
福島は実績のあるコースですが、狙いは最終週の牝馬限定戦ではないかと見ていますので、ここは３着までに入りたいところです。
⇒１５着
プラス６㌔の４６６キロと馬体は更に増えていましたが、重目には見えませんでした。充実期を迎えているのでしょう。
レースは内枠を利して先行し、２番手で引っ張りましたが勝負処で脚色が鈍り、これまた最下位でゴールイン。
牡馬相手ではまだ辛そうです。


◇３着２回と惜しいレースが続くクリソプレーズですが、引き続き好調を維持しているようなので、そろそろ順番が来ても良さそうです。
マイル戦はちょっと短いかもしれませんが、京都外回りならチャンスはあるでしょう。
ただ相手は揃いました。
⇒８着
切れる脚がないので前々でとの作戦でしょう。
大外枠から好スタートを切り、スローペースの２番手につけていたので期待しましたが、直線の追い較べで見劣り８着でゴールイン。
前に行って伸びず、後ろからでは届かないパターンに嵌まっています。


◇ライカートは夏競馬デビューの予定でしたが、夏負けで放牧後の仕切り直しとなります。
帰厩後は稽古も順調に積んでおり、新馬戦向きのスピードもあるようですので、ここは期待しています。
お仲間さんの多いキャロットのステラフィランテとガチンコになってしまいました。
⇒３着
デビューのお知らせ写真は細く見えたのですが、パドックではふっくらした好馬体に見えました。
スタート良く２番手を追走。直線一旦先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えましたが、勝馬の決め手に屈して３着でゴールイン。
ちょっと瞬発力に欠けるダート向きかもしれませんが距離は持ちそうです。
芝でも福島の未勝利戦なら勝てるのではないでしょうか。


◇前走後、山元で休まず調整を積んで先週帰厩したサーチエネミーは、間を置かずにフレッシュな状態でレースに臨むことになりました。
今回はこの馬に最も合うと見られるダート短距離戦です。
一発があっても驚くには当らないと秘かに期待していますが、さて。
⇒３着
ゲート内で扉に突進してバタバタしているのが画面にはっきり映ってました。
案の定、出遅れて後方からの競馬となりましたが、徐々に内々を突いて中団まで進出。
直線入り口では７、８番手でしたが、そこからラチ沿いにジリジリと脚を伸ばして３着でゴールイン。
新馬戦２着以来、久々に好走してくれました。
まだ油断はできませんが、前走辺りからやっと真面目に走るようになってきたようです。


◇前走、鞍上との呼吸が合わずに凡走したキャピタルフライトですが、その後巧く立て直したようで調教では好時計を連発しています。
まあ、この馬の持つ素質はＯＰ級であることは論を待ちませんが（は？）問題はその気性ですので、今回もどうなることかゴールするまでハラハラドキドキ一番楽しませてくれる愛馬です。
今回は１０００万特別を勝ったときの北村を鞍上に迎えました。
先週の府中牝馬Ｓでは酷い騎乗でディアデラノビアのお仲間さんから総スカンを喰らった北村くんですが、ここで名誉挽回と行きましょう。（関係ねえだろ）
⇒４着
プラス１６㌔でしたが全く太目はなく、ダート戦を考えれば好馬体に見えました。
スタート良く先行するも、鞍上はスローな流れを読んで中団馬群に控える作戦。
手応え良く４コーナーを回り、直線は横一戦から間を割って抜けかかりましたが、外から来たアロンダイトと２度ほど接触。
５３０㌔ｖｓ４８０㌔では勝負は見えてます。
いちどは差し返す根性を見せかけたものの、抜かれた途端にレースを止めちゃいました。
まあそれでも３着はあるだろうと見ていたのですが、鞍上が押しても引いても動かず歩いちゃったのでもう１頭に抜かれて４着でゴールイン・・・。
あ～・・・。しこたま買った複勝とアロンとのワイドと３連単馬券があぁぁ・・・。
これまでソラは使っても、自分から止めることはなかったんだけどなあ。
前走で余程ヘソを曲げたんじゃないか？
北村くんはちゃんと乗ってくれたから文句はないけど、河野さん、次は内田博幸に乗ってもらいましょうよ。

◇さて、そのキャピタルフライトの前に立ち塞がるのが、困ったことに同じ愛馬のアロンダイトです。
未勝利、５００万、１０００万特別を３連勝。
この夏、最大の上がり馬（ダート）と私は勝手に妄想していますが、距離適性からもここはキャピタル以上にチャンスありと見ています。
大型馬なので３ヶ月ほど間隔が空いた点がどうかですが、そこは陣営の腕の見せ所でしょう。
⇒優勝

嬉しさも半分ナリよ。
贅沢言うなと叱られそうですが、やはり愛馬ガチンコは困りますね。
逃げると思っていましたが鞍上は敢えて後方から。今後の為にも抑える競馬を試したようです。
菊花賞のインテレット騎乗を断ってまで、アロンダイトに拘ったゴッチャンの心意気に応えてしっかり伸びました。
スローペースを後方からと展開は向きませんでしたが、ダートで上がり35.5秒は立派なものです。
イチャモンをつけるとすれば、ちょっとキャピタル兄ちゃんを交わすのが早かったなあ。
（画像提供：キャロットクラブ）

でも今週のテーマ『く〇ば〇！関西馬』に従って、予想はキャピタルフライトに◎を譲って〇にしました。（結果は『なんちゃって関東馬』になりませんように・・・）
『・・・。』


◇さて、トリを務めるインテレットですが、いくら『頑張れ！関東馬』でもまあ無理でしょう。
いちおう「打倒サムソン！」を掲げる関東の刺客５番手と踏んでいます。
空手では帰ってくるなよ～程度に見ていれば良いのではないでしょか。（やけに低姿勢だな。ま、馬券はいちおう買いますけどネ）
⇒６着
パドックではホライゾネットを装着してテンションを抑えるのに成功したようですが、ゲートの中で飛んだり跳ねたり・・・。
案の定、出遅れましたが、結果これが良かったようです。
アドマイヤメインの引っ張る超ハイペースを、勝ったソングオブウインドと共に最後方から。
直線は大外から良く伸びて、もうちょっとで掲示板の６着入線。
う～ん。これなら勝馬が仕掛けたときに付いて行ったら・・・とも思いますが、まあこれは結果論ですね。
がんばりました。