今週の出走と結果

安田記念を目指していたイスラボニータですが、痛めた球節が万全ではないようで回避を決定。
ここは無理せず、秋に備えて完治を優先してもらいましょう。
さて、ＧＷ突入の今週は好天の下８頭出走します。


◆リスヴェリアート（Ｇ１）　　　　▲/△
２日（土） 京都７Ｒ　５００万　芝１６００ｍ　酒井

◆スナッチマインド（シルク）　　　◎/○
２日（土） 京都７Ｒ　５００万　芝１６００ｍ　秋山

◆スクワドロン（サンデー）　　　　▲/△
２日（土） 京都８Ｒ　１０００万　ダ１２００ｍ　福永

◆プレイアップ（サンデー）　　　　▲/△
２日（土） 府中８Ｒ　５００万　芝１４００ｍ　和田

◆グレイスフルデイズ（グリーン）　▲/▲
２日（土） 新潟９Ｒ　５００万　ダ１２００ｍ　丸田

◆シャンパーニュ（グリーン）　　　▲/△
２日（土） 京都１０Ｒ　下鴨Ｓ　芝２０００ｍ　松山

◆ブラックバゴ（シルク）　　　　　◎/○
２日（土） 府中１１Ｒ　青葉賞（Ｇ２）　芝２４００ｍ　戸崎

◆アルバタックス（社台）　　　　　◎/▲
３日（日） 新潟１１Ｒ　谷川岳Ｓ　芝１６００ｍ　丸山


◇冬場にダートを使ったリスヴェリアート。
３戦していずれも着は拾いましたが、４５０㌔を切る馬体でパワー勝負は分が悪い印象です。
ひと息入れて芝に戻してきました。
勝ち負けするには持ち時計をひとつ詰める必要がありますが、調子はすこぶる良いとか。
愛馬ガチンコですが、秘かにワン・ツーを期待？
⇒１３着
人気薄につき、複勝と愛馬２頭の馬連・ワイドを握って観戦するも、ゲートでそわそわ。
上を向いたところでスタートを切られて出遅れ、直後にパチンコを喰らって最後方・・・
上がり勝負となっては出番なしでした。

◇スナッチマインドの前走は、調教再審査明けの一戦。
仕上げ、乗り方ともに難しかったと思いますが、ちゃんと真っ直ぐ走って２着でした。
プレッシャーから解放され、ここは確実に２勝目をゲットしたいところです。
⇒優勝
こちらは中団につけて進み、直線はちょっと狭くなったものの、鞍上が巧みな手綱捌きで内を突いて先頭ゴールイン。
１番人気に応え、嬉しい２勝目を挙げました♪

◇１０００万クラス初戦のスクワドロン。
前走の走破時計は、いちおうここでも通用するものです。
が、常識的にはクラス慣れが必要でしょう。
転厩して馬が変わった！となればシメシメですが、さて。
⇒１６着（ビリ）
少し絞れてデキは良さそうでしたが・・・
中団追走も手一杯。直線で失速。
『パサパサのダートは厳しいですね。現状は湿ったダートか芝のレースが良いかも』（鞍上）
芝♪ はい、そのお声が掛るのを待っておりましたデス♪

◇前走は距離が長かったプレイアップ。
嵌れば一発の魅力は秘めていますが、蒲柳の質の哀しさ、なかなかコンディション万全とはいかず、ようやく調子が上がってきたよって時に限ってレース中に不利を蒙るなど・・・ま、そりゃお互いさまよ、どこにでもあるよな話と言われりゃそうですけどね。
で、臥薪嘗胆の日々が続いていたのですが、
『最近の中では一番良い。差しが届く展開になれば』（師）
これは聞き捨てなりませんぜ！ ファイト、イッパ～ツ
⇒１３着
デキは良さそうでしたが、末脚不発・・・
『追走に苦労した。年齢とともにズブさが出ている印象』（鞍上）
『思っていたよりも芝丈が長く、本馬に合わなかったようだ』（師）
なるほど。

◇ダートではまずまず安定した成績のグレイスフルデイズ。
前走は直線で立て直すロスがありながら、初の馬券絡みを果たしました。
１枠１番は乗り方が難しいですが、さて、テン乗り丸ちゃん、どう乗りますか。
⇒優勝
馬体、気配ともに良し。
好スタートを切るもダッシュがつかず、中団後方を押しながら追走。
直線入り口で７，８番手。
前の馬のキックバックを浴びつつジリジリ伸びるが、ちょっと追いつけそうになく、外から差してくる馬の脚色が良い。
あと１００ｍ。ダメかと諦めたところで、馬群を割って末脚一閃！
見事な差し切りでした。
丸ちゃん、ＧＪ！

◇シャンパーニュのここ２戦は、重賞挑戦で相手が強かったり、展開不向きだったりでボロ負けでした。
二千は若干距離不足な感がありますが、内回りの京都ですんなり流れてくれれば。
⇒６着
デキは悪くなさそう。
ハナ争いを制して単騎先頭に立つ。
１０００ｍ通過がなんと６３秒フラットの超スローペース。
をを、願ったりの展開に持ち込んだ♪
と、喜んだのも束の間・・・ここでスパートしなくちゃ、松山くん。
仕掛けが遅れた分、直線だけの上がり勝負になってしまい６着。

◇皐月賞登録を迷って止めたブラックバゴ。
登録しておけば出走は出来ましたが、さて結果はどうだったか、これはワカリマセン。
まあ、回避して放牧に出て正解でしたね♪となりますよう、ここは是非とも勝ちたいところ。
追い切りがイマイチだったようですが、脚質的には中山より府中が向いていることは明らかです。
前走、脚を余した鞍上もこんどは上手く乗ってくれるでしょう。
⇒４着
ダービー出走を賭けて好仕上がりでした。
が、気合が乗りすぎて、たぶんまた掛るだろうなと思わせます。
中団からそろっと進めるも、案の定、緩いペースに折り合いを欠き、向正面では何度も頭を上げる場面が・・・
早めに外へ出しては掛ってしまうので、鞍上は意識して内ラチの馬群の後ろで我慢させていましたが、さて、いつどこで外へ回すか、回せるか・・・
そこに注目していましたが、勝負処の３コーナーから徐々に真ん中へ寄せて行き、直線入り口では馬群のど真ん中。
２ハロン標識で、一瞬だけチャンスがありました。が、エビショー鞍上の２着馬にピタッと塞がれ、外から寄せてきた勝馬と３着馬が並んで前が壁
あと２００で開いていた内へ進路を取るも、そのタイミングで右ムチを入れた勝馬が内の２頭を押圧しつつ内へ寄せてくる・・・
不利とまでは言わぬも、馬は躊躇した走りになって、そのまま前を交わせず雪崩れ込んだ形の４着でした。
道中、どうしても掛るので乗り方が難しいデスネ。
名手戸崎にして、これで３回目の騎乗ですが、いずれも結果は消化不良と言わざるを得ません。

◇アルバタックスは、走り頃の休み明け３戦目です。
冬場の休養明け、稍重馬場と、ここ２戦の敗因は明らか。
ケガでひと息入ったことで昨秋の勢いが削がれた感はありますが、ここから再び上昇気流に乗りたいところです。
⇒３着
５００㌔を切って好仕上がりでした。
互角のスタートから中団の外。
しかし、ペースが緩く前に壁を作れず、少し掛り気味にポジションを上げて直線へ。
レースの上がりが33.3秒の瞬発力勝負となり、自身３３秒フラットで上がるも道中で溜めを作れなかった分、31.9秒なんてベラボウな脚を使った勝馬との差し比べで劣り３着。
それでも、一旦は着外に落ちるかと思えたところから渋太く盛り返すガンバリを見せました。