今週の出走と結果

手前味噌になりますが、ペピート厩舎は現在通算９９勝で１００勝に王手です。
昨夜、メモ帳をチェックしていて分かりました。
記念すべき１００勝目はどの愛馬が記録してくれるのだろうか、俄かに興味が湧くとともにズシッとプレッシャーが・・・。
（だから、こういうことは後で発表すれば楽なのにネ。言いたがり屋なもので・・・）

今週は次の５頭が出走しますが、それなりに勝ち負けを期待している馬もおります。
さあて、すんなりと達成できるものでしょうか。東西、ト～ザイ～・・・


◆マイネルハーバード（ラフィアン）　　△/△
１４日（土）中山９Ｒ　　山藤賞　　芝１８００ｍ　武士沢

◆ダンディズム（キャロット）　　　　　 　▲/▲
１４日（土）阪神１０Ｒ　　陽春Ｓ　ダ１４００ｍ　上村

◆グランメルヴィーユ（キャロット）　　　▲/△
１５日（日）阪神３Ｒ　未勝利（牝）　ダ１４００ｍ　熊沢

◆ワインアドバイザー（社台）　　　　 　◎/▲
１５日（日）福島７Ｒ　　５００万　　芝２６００ｍ　津村

◆ナイトレセプション（サンデー)　　　　◎/▲
１５日（日）福島１１Ｒ　ラジオ福島賞　芝１２００ｍ　二本柳


◇マイネルハーバードは３ヶ月ぶりの実戦となります。
昨夏の新馬戦を勝ったものの、その後は６戦して鳴かず飛ばず。
全て勝馬から１秒以上離されてばかり・・・。
先月、明和で会ってきたときはリラックスして大人しく撫で放題でしたが、入厩してからはまたぞろ「気性が・・・」とのコメントが聞こえてきます。
デビュー前は気性は取り沙汰されていませんでしたが、新潟２歳Ｓ前の追い切りで２回も鞍上を放り出した前科持ちです。
何かの弾みでレースやトレセンが嫌になってしまったのかもしれませんね。（レースが好きな馬はいませんが）
今回の休養で少しは改善されたかと期待していたのですが、さて・・・。
⇒１０着
パドックでは小走りになったり頭を上げたり、怖がりの気性はあまり変わっていません。
レースは出遅れ気味にポツンと離れた最後方から。
勝負処から仕掛けて外を上がって行くも、すぐ前にいた勝馬がグ～ンと加速して行くと置いていかれちゃいました。
スローペースで上がりの競馬になったため、着順は悪いものの直線は34.7秒の脚を使っています。
少し光が見えてきたレースでした。


◇２ヶ月ちょっと間を空けたダンディズムは、幸運にも除外を潜り抜けて大渋滞が続く準ＯＰ戦に出走が叶いました。
気の良い馬なのでこれまで鉄砲駆け実績は多いのですが、今回だけはどの程度出走態勢が整っているのかが気になるところです。
ここは実力伯仲のメンバーが揃った感がありますので、一発か凡走かどちらの可能性もありそうなので▲/▲としました。
⇒優勝
さすがは腕利き厩舎。キチンと仕上がっていました。
レースは、まずまずのスタートから無理せず馬なりで後方３番手に控えます。
ちょっと後ろ過ぎるかなと見ましたが、流れはハイペース。鞍上の判断は的確でした。
３コーナー過ぎから外を捲って追い上げ、直線はズラッと横一線の追い比べ。
４、５頭が横に並んで大接戦でゴールイン。
勝った！と見ましたが、スローを見ると外の武豊の馬が並び掛けていて、ゴールを過ぎたところでは完全に差されています。
あちゃぁ・・・。また天敵に負けたかも。
良くて同着かなと覚悟していましたら、をを。なんとハナ差で勝っておりましたあ！
（画像はＪＲＡより拝借）
しかし、これは際どいですぞ。
こうして見直しても、外が優勢に見えますけどネ。
ハナ差って言うより鼻毛差か鼻水差でしょう。
ペピート厩舎の通算１００勝目は、ダンディズムがハナ差でもたらしてくれました。


◇グランメルヴィーユも２ヶ月の短期休養明けです。
入厩して１０日で使いますが、この馬もイレコミがきつく連戦が利かないので、休み明けのほうが良い結果が出るのではと思います。
それほど抜けた馬も見当たらず、当日落ち着いていればチャンスはありそうです。
⇒１５着
相変わらずイレコミが目立ちました。
レースはスタートで頭を上げたか、出遅れ。
後方で砂を被りっぱなしで終わってしまいました。
パンパンの芝ではきついけど、ダートよりは適度に時計の掛かる芝向きでしょう。
夏の北海道か新潟で勝負？


◇芝の長距離路線を使い出してから、勝てないまでも成績が安定してきたワインアドバイザー。
小倉戦後にトモに疲れが出て山元で休養、乗り込んで帰厩しました。
先月、会ったときは周回馬場で乗り込みを開始したところでしたが、予想より早く仕上がったのか月末に帰厩して当初の予定通りここを使います。
一つ気になる点は、トモを考慮してか坂路を使わずウッドで乗り込んでいることですが、最終追いを芝コースで一杯に追っていますので杞憂だと思いましょう。
４歳１勝馬ですので、ここで勝ち上がっておきたいところです。
展開一つですが、マイペースで逃げることが出来れば。
⇒８着
元々、トモの踏み込みが浅い馬ですが、ちょこっと映ったパドックでは気のせいか元気がない感じ・・・。
スタート良くハナを奪いますが、外からアンチャンの乗った７番に競られて掛かってしまいました。（こら！来るな！と言っても、もう遅い）
２ハロン目が11.1秒。３ハロン通過が35.9秒。ヤバイ・・・。
１周目のスタンド前に入ってようやく折り合いをつけると、ガクンとペースを落とし、ここからずっと13秒台を刻みます。
が、あと８００ｍの勝負処でピッチが上がり、３ハロン続けて11秒台。（こりゃ、苦しいよ・・・）
４コーナーで外から馬なりで上がってきた勝馬に並ばれると、直線では末を失い８着でゴールイン。
上位に来た馬は、中団から後方にいた馬ばかり。
先行した中では１番人気が５着に残った以外は全滅でした。
逃げ一騎で展開の利ありと予想しましたが、まあ誰もがそう読むからね。
逃げ続けていれば、そのうちに良いことがあるでしょう。


◇短距離路線に転換初戦の前走。小回り中京コースで出遅れながら、仕舞い３３秒台の脚で僅差の３着に追い込んだナイトレセプション。
やはり母父ピロウィナーの血でしょうか、行き脚がついてからの走りは見るべきものがありました。
ここは必勝と言いたいところですが、先週のレースを見てもまだ先に行った馬が止まらない馬場状態。出遅れてはお仕舞いですよ、壮くん。よろしくネ。
てことで、予想はちょっと弱気に◎/▲にしましたが、ここはスカッと差し切って欲しいものです。
⇒３着
パドックは良い馬体。
以前よりズングリとした短距離馬の体型になってきたように見えました。
今回はスタートを決めて、それほど離されずに後方４番手を追走。
４コーナー手前から外を回って進出し、直線追い込むものの、道中同じような位置にいて先に動いた勝馬には届かずの３着でゴールイン。
１２００ｍではちょっと短い気がします。
府中の１４００ｍかマイルなら。

皐月賞はヴィクトリー。
やったね！　勝春！　おめでとう！
デムーロにポコッとやられた同じ舞台で、こんどは見事にハナ差凌ぎきりましたね。