仔猫の乳歯が残っていた！

こんにちは、花輪です。大分、投稿から遠ざかっていました申し訳ありません

季節が秋へと変わりましたが、まだ日中の気温が25℃になる日もあったりして秋になりきれていませんね。

ですが、この週末からは気温も下がるとか？！皆様、体調崩しませんようお気をつけください。

 

さて話は変わりますが、先日3匹の兄弟猫くん達が去勢手術にやってきました。まだ生後間もない時期に保護された3匹は去勢時にまだ5ヶ月齢位で、乳歯が残っていました

ワンちゃんではよく見ますが、ネコちゃんでこの状況に出くわしたのは私は初めてかも

1枚目と2枚目の子は上の犬歯のみ乳歯が残っていましたが、３枚目の子は上下の犬歯+前臼歯なども残っている状態でした多くのネコちゃんは自然と抜けますが、この３匹は折角麻酔かかっている状態ですし少しでも抜けやすくなればと乳歯の根元を刺激したり、ぐらついてる乳歯は抜歯しました。

【猫の歯について】

猫の乳歯は26本・永久歯は３０本です。後臼歯と呼ばれる一番奥の歯は、永久歯のみ生えます。

歯の生え変わる月齢は３～６か月齢です。生え変わりで抜けた乳歯は飲み込んでしまうコが殆どです。この行動は特に心配ありません。まれに抜け落ちている乳歯を見つけるかもしれませんが、ワンちゃんよりはその場面に遭遇する方は少ないみたいですね。

そして大事なのが、デンタルケアです幼年期の頃から、口元や口の中を触られる事に慣れてもらって、ゆくゆくは歯ブラシで歯を磨ける様になるといいですね院内にはデンタル用品取り揃えていますので、お気軽にお声がけください。

今回は「乳歯」についてお話しました。皆様は愛犬・愛猫の乳歯は見つけたらどうしていますか？私・花輪は見つけたら成長の記録として残しています。何かエピソードがありましたら、ぜひ教えてくださいね

そして私事ですが、愛犬が増えました今月で4か月のパピーです先住犬・三千花同様にこのコの乳歯も残したいと思っているので、抜けそうな乳歯がないか毎日歯をチェックしています

このコの名前は・・・次回のブログにて紹介させて頂きます

またお会いしましょう

カメの卵、産まれました。

こんにちは、看護師の渡邉です。

関東も梅雨入り？！な、お天気が続く6月ですね。ジメジメ・ムシムシで髪の毛もうねる日々です

さて、最近の病院はワンちゃん・ネコちゃんの他に、爬虫類達も来院してくれています。今回お話するコは、クサガメのYちゃん🐢

主訴としては「食欲落ちている」

診察を行うと、約1ヶ月前頃に自宅にて卵を産んでいる（4つ）・その後から徐々に食欲が落ちてきているみたい。との事でした。ワンちゃんネコちゃんの様に、カメ🐢はお腹の触診が出来ません。そこでレントゲンを撮る事になりました。

すると

自宅にて産卵したものの、産みきれなかったのかレントゲンにて5つの卵が確認されました。おそらく卵詰まりを起こして食欲低下に繋がっているのではないかと思われるので、これらを出さなければなりません。そこで産卵を促す薬剤をYちゃんに投与したかったのですが、薬剤が揃わず別日に処置を行う事にしました。

2日後、仕切り直してYちゃんへ薬剤を投与。午前中いっぱい院内にて観察してましたが、産む気配なし　　なので一旦帰宅して頂き、午後一番に再来院してもらうようになりました。

すると午後に再来院された飼主さんから「卵でました！」と嬉しい言葉が聞けました　そして無事出た卵がこちら　　　　　　　

個数もレントゲンに写っていた5つと同じです。

飼主さんによれば、帰りの車の中で出始め無事5つ出せたとの事でした　　　　　　いや～良かった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もし上手く産卵出来ていなければ再度の薬剤投与をしなければ・・・と考えていましたから。

こちらがYちゃん🐢

卵詰りが解消されて楽になったのか、動きが速い！診察台上での静止状態の撮影は難しかったです

後は食欲が出てしっかりとご飯を食べれる様になってくれたらいいなと思います。　　

 

当院は、ワンちゃんネコちゃんのみならず、ウサギやハムスターの小動物や鳥・カメやヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類も診察しております。

気になる事・心配な事などありましたら、お気軽にご連絡ください。

ただ、診察を行えるのが院長のみとなっていますので、ご来院の際は院長出勤をご確認ください　　　　　　　　　　　

小さな患者さん

皆様、こんにちは。　看護師の渡邉です。

9月に入り、季節は秋へと変わりましたね。ですが、残暑のせいでまだ暑かったり台風の影響でムシっとしたりするお天気なので、賢く冷房を使い快適に過ごしましょう

 

さて先日、病院に小さな患者さんがきました。ハリネズミくんです。

ハリネズミも、爬虫類同様に専門ではありませんが、出来る範囲で診察を行っています。ただ、ハリネズミの場合は、丸まってしまうと何も出来なくなってしまいます。

今回のハリネズミ君は、飼い主さん曰く「すぐ丸まってしまう」との事でしたが、丸まろうとはするものの、比較的伸びてくれていました。

来院理由は“爪切りと血尿が出てしまう”です。

院長が触ってみると、あまり丸まる気配がないので（何回か丸まろうとはしていたが、休憩をはさみつつ）何とか身体を伸ばし、私が脚を伸ばしＴ先生が爪を切るという連携で爪切りは無事終了

次は血尿。尿検査をしたいが尿は持参してない。あまり丸まらないハリネズミ君を診て、レントゲン・エコー検査をしてみようとお預かりしました。

レントゲン検査では身体を伸ばす事が中々難しかったのですが、エコー検査は頑張ってくれました。

頑張って検査受けている姿が可愛い

検査の準備をしている時に、排尿もしてくれたので尿検査も出来ました。

検査結果を踏まえて、内服を処方し本日の診察は終了。症状が改善されるといいな。

別日にはモルモットさん来院。

ご飯の食べが良くないとの事でした。

診察をし、歯のトラブルでは？と、口腔内を診てみる事に。

身体は小さくても、無麻酔で口腔内を診るのは大変です。人手が要ります。歯が伸びていれば、その歯を切ったり削ったりして原因を取り除いてあげます。モルモットさんも口の中に器具を入れられて「何なの？これ？！」と思いながら頑張ってくれました。

もちろん、麻酔をかけて処置を行う事も出来ます。どちらの方法で行うかは、先生と話し合いの上で決まります。心配な事・不安な事、どんな小さな事でもお尋ね下さい。

皆が元気になれるお手伝いをこれからもしていきますので、些細な事でもご相談ください。

スタッフ一同、お待ちしております。

 

ニャンチュウの日

皆様こんにちは、渡邉です

早いものでもう7月になりました。１年の半分が終わってしまったんですよ？！季節が変わるのが年々早く感じる今日この頃

そんな７月は少し寂しく感じる日があります。それは７月５日、病院ネコ🐈のニャンチュウの命日だからです。

元ノラニャンだったニャンチュウはある日を境に病院ネコになりました。性格はとても大人しくなつっこかったので誰にでも好かれ、スタッフ皆を癒してくれていました。同じく病院ネコのナナとも仲が良く、ケージから出せばいつも２匹でいました。たまにしつこくし過ぎてナナに怒られたりもしていましたが・・・笑

患者ネコさんが「輸血が必要」となった時は、ドナーとして活躍もしてくれました。

そんなニャンチュウを病魔が襲い、口腔内に腫瘍が出来てしまった為、大好きなご飯を食べられなくなってしまいました。数回の手術も頑張ってくれましたが、最期は顔の表情も変わってしまいました。

そして、2020年７月５日の朝、看護師3人に見守られながら旅立ちました。

前日の夜から調子が悪かったニャンチュウ。私達３人を待ってくれていたんだと思います。最期まで優しく頑張り屋さんでした。

これを書きながら当時を思い出し、ボロボロ泣いている私・・・個人的に、自分の環境が整ったらお迎えしようと思っていたくらいに好きだったんです。

 

当日は、月命日より場所を少し広くし、お花も多く飾り、お供えご飯もちょっぴり豪華に

ニャンチュウの命日を覚えていてくれた元スタッフが、ちゅーる持って会いに来てくれました

昨日はいつも以上にニャンチュウに対して思いを馳せる日となりました。

 

皆様の家族が１日でも長く楽しく幸せな時間を一緒に過ごせますように

 

ヒョウモントカゲモドキさんの脇腹が・・・完結

こんにちは、渡邉です

２回程、ヒョウモントカゲモドキのMくんを投稿してきましたが、ついに最後の投稿です

先日来院し、無事に抜糸が出来ました

抜糸が終わって院長の手に乗っているMくんを撮影したのですが、人の手に慣れているのか、病院（院長）に慣れてくれたのか、

ジッとしていました。

大人しくて可愛いと思って見ていたら何とウインク(^_-)-☆してくれたんです

通常の行動だとはおもいますが、そこはMくんがウインクしてくれたと都合よく解釈する事にします。(笑)

 

何はともあれ、しっかり傷口が塞がり元気でいつも通りのMくんになった事が嬉しいです

皆さんのお力になれる様、スタッフ一同取り組んでいきますので、お困り事・心配事などありましたら、お気軽にご相談ください。