クリント・イーストウッド作品を初めて見たのは、
中学生の頃、テレビ「水曜ロードショー」で放映された『ガントレット』
故・山田康夫さんがイーストウッドの吹替えをしていると知った事がきっかけです。
それ以降、公開される映画作品は、必ず劇場へ足を運んで見ました。
『ミリオンダラー・ベイビー』公開当時、
すでに実父は難病で、余命宣告を受けていました。
見ようかどうしようか、すごく迷いました。
イーストウッド監督は、「命」に対して真摯である作品を
私達に見せてくれるから、そのことを信じてみました。
父の入院先へ行くため、実家へ帰った時に映画館へ行きました。
尊厳死や安楽死という言葉が残りました。