レッスンで使う曲はときどき、CDを聴きなおしたりします。自分で確認もあったり
みなさんと一緒に聴いたりするため、でもあります。
レッスンが終わった後、CDラックの前に座り込んで、どのバージョンを聴こうかな、
なんて、同じ曲でもいろいろ聴いてみたり。
久しぶりに聴いて、やっぱりきれいだなぁと思うのは、昔のメロディです。
特に・・・童謡です。メロディもさることながら、言葉が本当に美しい。
白秋の「からたちの花」。ため息が出ますね。北原白秋といえば「この道」「ペチカ」など
あげればきりがありません。余談ですが全国の学校の校歌も多く書いています。
うらやましいなぁ、白秋の校歌なんて。
そんな白秋の童謡の中で一番好きで、こどものころからつい、口ずさんでしまうのが「揺籠のうた」です。
揺籠のうたを、カナリヤが歌ふ、よ。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ。
揺籠のうへに、枇杷の実が揺れる、よ。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ。
母の里の庭には枇杷の木がありましたので、どこをとっても理解しやすい。
こどもながらにそう思ったのか、絵のように記憶しています。
が、実は心配(?)なことがありました。3番の歌詞です。
揺籠のつなを、木ねずみが揺する、よ・・・・
ねずみといえばかじるとしか連想しなかった乏しい私は長い間、「揺する」を
あろうことか「かじる」と歌っていました。そのうち、かじりきって落ちるという
中途半端な恐怖をどこかで感じながら、歌っていました^_^;。
昔の田舎の二階の部屋、大人ならまちがいなく手が届いてしまう低さの天井の、
低い柱につるされた古いハンモックの上で、どうせ落ちても平気な高さだと思いながら
眠りについていたという、妙な記憶も残っています^_^;。
おとなになってあらためて歌詞を読んだときのおかしさは今でも忘れられません。
そしてそのとき知った4番の歌詞の美しさ。白秋を好きだと思った最初でした。
揺籠のゆめに、黄色い月がかかる、よ。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ。
嫁入り道具の中に母がちゃっかりいれてきたのは、子供のころ裏山で昼寝してた時のハンモック。
父の里、目の前は海という、その低い天井の二階の部屋の柱のハンモックに、我が子をのせて
波の音を聴きながら、船の汽笛を聴きながら、「ゆりかごのうた」を歌いながら・・・・
ときどき、お子たちは落ちるけど、畳の上やし^_^;、くらいの調子で、まぁほんとに田舎の生活を
絵にかいたような日々・・・・をどうも送っていたようです^_^;
私には落ちた記憶はないけど、弟が落ちて泣き叫んだのは、夢かうつつか^_^;
ゆりかごの歌を歌うと、夏の昼下がり、そんな光景が目に浮かびます。
※歌詞は白秋生家保存会発行の「北原白秋のうた絵本」参考にしました。
みなさんと一緒に聴いたりするため、でもあります。
レッスンが終わった後、CDラックの前に座り込んで、どのバージョンを聴こうかな、
なんて、同じ曲でもいろいろ聴いてみたり。
久しぶりに聴いて、やっぱりきれいだなぁと思うのは、昔のメロディです。
特に・・・童謡です。メロディもさることながら、言葉が本当に美しい。
白秋の「からたちの花」。ため息が出ますね。北原白秋といえば「この道」「ペチカ」など
あげればきりがありません。余談ですが全国の学校の校歌も多く書いています。
うらやましいなぁ、白秋の校歌なんて。
そんな白秋の童謡の中で一番好きで、こどものころからつい、口ずさんでしまうのが「揺籠のうた」です。
揺籠のうたを、カナリヤが歌ふ、よ。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ。
揺籠のうへに、枇杷の実が揺れる、よ。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ。
母の里の庭には枇杷の木がありましたので、どこをとっても理解しやすい。
こどもながらにそう思ったのか、絵のように記憶しています。
が、実は心配(?)なことがありました。3番の歌詞です。
揺籠のつなを、木ねずみが揺する、よ・・・・
ねずみといえばかじるとしか連想しなかった乏しい私は長い間、「揺する」を
あろうことか「かじる」と歌っていました。そのうち、かじりきって落ちるという
中途半端な恐怖をどこかで感じながら、歌っていました^_^;。
昔の田舎の二階の部屋、大人ならまちがいなく手が届いてしまう低さの天井の、
低い柱につるされた古いハンモックの上で、どうせ落ちても平気な高さだと思いながら
眠りについていたという、妙な記憶も残っています^_^;。
おとなになってあらためて歌詞を読んだときのおかしさは今でも忘れられません。
そしてそのとき知った4番の歌詞の美しさ。白秋を好きだと思った最初でした。
揺籠のゆめに、黄色い月がかかる、よ。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこ、よ。
嫁入り道具の中に母がちゃっかりいれてきたのは、子供のころ裏山で昼寝してた時のハンモック。
父の里、目の前は海という、その低い天井の二階の部屋の柱のハンモックに、我が子をのせて
波の音を聴きながら、船の汽笛を聴きながら、「ゆりかごのうた」を歌いながら・・・・
ときどき、お子たちは落ちるけど、畳の上やし^_^;、くらいの調子で、まぁほんとに田舎の生活を
絵にかいたような日々・・・・をどうも送っていたようです^_^;
私には落ちた記憶はないけど、弟が落ちて泣き叫んだのは、夢かうつつか^_^;
ゆりかごの歌を歌うと、夏の昼下がり、そんな光景が目に浮かびます。
※歌詞は白秋生家保存会発行の「北原白秋のうた絵本」参考にしました。
お昼寝しないと、午後からの海の時間を許してもらえなくて
仕方なく寝てました^_^;
目が覚めたらまた、目の前の海に、飛び出していく・・・夏休みはそれが日常でした。
ハンモックはほんとに小さいころだけでしたけど。
そちらは台風の影響は大丈夫でしたか?
あちこちで被害が出ていましたけど。
ホントは外で友だちと遊びたいのに、しかたなく昼寝したものです。
木陰のすずしい畳の部屋で寝たのですが、あいにくハンモックにはご縁がありません。
そういえば、幼稚園でも昼寝の時間がありました。バスタオルを腹にのせてました。