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この人どんな人?

その日、耳にして気になった有名人について紹介します。

ボルツマン

2005-02-14 13:13:01 | 科学者
2/20/1844(-9/5/1906) Ludwig Eduard Bolthzmann
オーストラリアの物理学者.気体の分子運動論、統計力学に大きな寄与を残した.
精神衰弱による自殺という最後を遂げた.

お墓がウィーン中央墓地にあるということなので生で見てみたい.
墓石には
S=k log W
が刻まれているとのこと.
ミクロの世界の情報量Wとマクロの世界の量S(エントロピー)を
見事に結びつけたこの式が刻まれた墓石を、
物理を志したものなら一度は見てみたいと思う.

エヴァリスト・ガロア

2004-10-20 13:14:49 | 科学者
10/25/1811(-5/31/1832) Evariste Galois
フランスの数学者 群論の基礎を築き、五次以上代数方程式の一般解はないことを証明した。21歳の誕生日を前にして、決闘で命を落とした。


04/10/20
 ガロアの名を聞いたのは、私がまだ学部の3年生のときでした。量子力学を学び始めたばかりで、教科書の脚注に

量子力学の縮退の問題は群論で”エレガントに”整理できる。

と書いてあり、早速群論の本を探したのがガロアとの出会いです。
 そのとき手に入れた本が『ガロアと群論』(著:リリアン・リーパー)みすず書房でした。
高校の教員が書いたもので、内容はとても理解しやすく、かつ、文体も詩をイメージしたようで
文節ごとに改行してあり、とても読みやすかったです。
 偉業を成し遂げたにもかかわらず、当時の名だたる数学者たちに無視され続け、政治運動の果てに、決闘で命を落とす・・・こんな劇的な人生にいつしか、

本来の目的の「量子力学」を忘れちゃってました。

純粋な数学ですが、それがゆえに様々な応用があります。
勉強してみる価値ありですよ。

R.E.パイエルス

2004-10-05 00:14:29 | 科学者
5/6/1907(-1995) Sir Rudolf Ernst Peierls
イギリスの理論物理学者 著書:固体の量子論』等

IDの由来にもなっている。
大学時代の研究課題が低次元系(あたりまえ!)のパイエルス転移だった。
固体の分子配列が長い周期性を持つことによって、電子のフェルミ面上にギャップを生じさせ、系全体としてエネルギー的に安定した状態を生む構造相転移である・・・懐かしい

こんな人