27日の昼頃トーキョーへ到着。雨が降ったりやんだり。
野音にはゆっくり行きたいから、この日の観光は1箇所だけ。
東西線東陽町で降り、竹中工務店のギャラリーへ。
「保存と再生 明治生命館 1934-2006」を見る。
丸の内にある明治生命館(S9竣工.重要文化財)の建設から
リニューアル保存などの過程を展示している。
当時の工事写真や図面、天井や柱頭のレリーフの型の展示が目を引く。
でも、何と言っても昭和初期の建設過程の古い映像と、最近の
リニューアル過程の映像、これがとてつもなく興味深いモノだった。
古い映像は、以前の建物を壊すところから始まり、危うそうな重機を用いて
巨大な石材や鉄骨を運んだりして、たくさんの人たちが働いている。
面白い。セメントの混合の実験とかの映像まである。
あと、最近まで行われていたリニューアル工事の映像、これは驚愕。
レリーフを彫る技術は日本には残ってないので、中国で作ってもらったり
家具から窓枠の取っ手に至るまで、細部まで建設当時の形に戻す、
とてつもなく膨大な作業が記録されている。
「保存」ってこんなに大変なんだと呆然となる。
軽々しく古い建物を「残そう」とは言えなくなってしまう・・・。
さて、感動の「Theピーズ@雨の野音」の後は、ビジネスホテルへ宿泊。
最終の「のぞみ」に乗れそうな時間だったけど
よく考えたら今回のパックは宿泊つきでも「のぞみ」より安い・・・。
28日は歳のせいか?6時前には目が覚めたけど雨なので
10時前までダラダラし、それから上野・谷中方面へ向かう。
谷中の「書道博物館」へ。基本的には中村不折氏の美術館だけど、
特別展で書の神様・王義之などの歴史の展示が多数。
向かいは正岡子規の家なんかがあるけど(昼休みで見れず)
しかし・・・ここ、すごい場所にある。周辺一帯は、見事にラブホ街。
で、歩いて日暮里駅近くの「朝倉彫塑館」へ。
朝倉文夫氏のアトリエ兼住居で、戦前の建物。
ここの見所は彫刻もとてもいいんだけど、建物や家具が凄すぎ。
てか、金持ちですか?彫刻家って、こんな家に住めるんですか?
湧き水をふんだんに利用した日本庭園を中心に
一部三階建てのアトリエや数奇屋造りの建物が取り囲んでいる。
人はそんなに多くなく、靴を脱いで建物内に入れるし
座敷でゆっくり庭園を眺めたりできて、とても良い。
ここ、かなり気に入った。別の季節にも訪れたいと思うほど。
あと、朝倉氏は大の猫好きで、10匹以上飼っていた時期もあるという。
で、猫の彫刻がたくさんあり、これが結構リアルでいい感じ。
朝倉彫塑館を出て、上野公園方面へ。
特に見たいものも無いが、下町風俗資料館の券があったので
ダラダラと不忍池の端っこまで歩く。
ここはまぁ、まんま「下町風俗」。
関東大震災の写真を見て、少し落ち込んで帰路についた。
あぁ、エレカシは今日、東京に戻ってきてるんだなーと思いながら・・・。
でも、チケットもないし、ピーズだけで充分存分めちゃくちゃ満足だし
今回は仕方ない。っていうか、すんごい満足。
満足すぎて、いまだに男40記念ツアーのDVDが見れません・・・。
まだまだ野音の余韻に浸りたい、そんな気分なので・・・。
野音にはゆっくり行きたいから、この日の観光は1箇所だけ。
東西線東陽町で降り、竹中工務店のギャラリーへ。
「保存と再生 明治生命館 1934-2006」を見る。
丸の内にある明治生命館(S9竣工.重要文化財)の建設から
リニューアル保存などの過程を展示している。
当時の工事写真や図面、天井や柱頭のレリーフの型の展示が目を引く。
でも、何と言っても昭和初期の建設過程の古い映像と、最近の
リニューアル過程の映像、これがとてつもなく興味深いモノだった。
古い映像は、以前の建物を壊すところから始まり、危うそうな重機を用いて
巨大な石材や鉄骨を運んだりして、たくさんの人たちが働いている。
面白い。セメントの混合の実験とかの映像まである。
あと、最近まで行われていたリニューアル工事の映像、これは驚愕。
レリーフを彫る技術は日本には残ってないので、中国で作ってもらったり
家具から窓枠の取っ手に至るまで、細部まで建設当時の形に戻す、
とてつもなく膨大な作業が記録されている。
「保存」ってこんなに大変なんだと呆然となる。
軽々しく古い建物を「残そう」とは言えなくなってしまう・・・。
さて、感動の「Theピーズ@雨の野音」の後は、ビジネスホテルへ宿泊。
最終の「のぞみ」に乗れそうな時間だったけど
よく考えたら今回のパックは宿泊つきでも「のぞみ」より安い・・・。
28日は歳のせいか?6時前には目が覚めたけど雨なので
10時前までダラダラし、それから上野・谷中方面へ向かう。
谷中の「書道博物館」へ。基本的には中村不折氏の美術館だけど、
特別展で書の神様・王義之などの歴史の展示が多数。
向かいは正岡子規の家なんかがあるけど(昼休みで見れず)
しかし・・・ここ、すごい場所にある。周辺一帯は、見事にラブホ街。
で、歩いて日暮里駅近くの「朝倉彫塑館」へ。
朝倉文夫氏のアトリエ兼住居で、戦前の建物。
ここの見所は彫刻もとてもいいんだけど、建物や家具が凄すぎ。
てか、金持ちですか?彫刻家って、こんな家に住めるんですか?
湧き水をふんだんに利用した日本庭園を中心に
一部三階建てのアトリエや数奇屋造りの建物が取り囲んでいる。
人はそんなに多くなく、靴を脱いで建物内に入れるし
座敷でゆっくり庭園を眺めたりできて、とても良い。
ここ、かなり気に入った。別の季節にも訪れたいと思うほど。
あと、朝倉氏は大の猫好きで、10匹以上飼っていた時期もあるという。
で、猫の彫刻がたくさんあり、これが結構リアルでいい感じ。
朝倉彫塑館を出て、上野公園方面へ。
特に見たいものも無いが、下町風俗資料館の券があったので
ダラダラと不忍池の端っこまで歩く。
ここはまぁ、まんま「下町風俗」。
関東大震災の写真を見て、少し落ち込んで帰路についた。
あぁ、エレカシは今日、東京に戻ってきてるんだなーと思いながら・・・。
でも、チケットもないし、ピーズだけで充分存分めちゃくちゃ満足だし
今回は仕方ない。っていうか、すんごい満足。
満足すぎて、いまだに男40記念ツアーのDVDが見れません・・・。
まだまだ野音の余韻に浸りたい、そんな気分なので・・・。