京の坪庭
2021-08-09 | 日記
京都をご存知の方はなんとなく
想像がつくかもしれませんが
昔から京の町屋と言えば
間口が狭く奥に長い、そういう間取りの
お家が多かったのです
特に街中では隣の家とのさかい目は
ほとんどない状態
だから光や風を取るためには
坪庭と呼ばれる中庭が必要でした
私の実家も、子供の頃は平家で土間があり
渡り廊下に洗面所やお風呂があり
その横に庭がありました
路地の奥にあった長屋を買い取り
一軒の家になってからは
庭と呼べるかどうかはともかくとして
南側に空いた場所がありました
先日実家のお隣にお邪魔したときに
坪庭の写真を撮らせてもらいました
渡り廊下の横のスペース
決まったように小さな灯籠があり
金魚鉢があり・・・

お隣との間仕切りの竹に青紅葉



ガラス越しに見えるこの緑に
ほんのわずかな涼をもとめて
盆地京都の暑い暑い夏は
立秋を過ぎてなお、まだまだ続きます
子供の頃、道に打ち水をして
うちわを片手に床几(しょうぎ)に
座っておしゃべりを楽しんでいた
近所のおばあちゃん達が
目の前に浮かんでは消え浮かんでは消え
懐かしい夏の夕暮れの一コマです
考えてみればあのおばあちゃん達は
今の私より若かったはず(笑)
地味なカッコしてはったわ
色々懐かしいです。
今は若い人が好んで町家住まいをされていますが、そうやって少しでも残していってほしいですね。
そうそう、子供の頃の親戚の人や祖父母など、すごく歳をとってたイメージですが、今の自分とそう変わらない。
なんか地味でしたよね。
庭から、お風呂やトイレの方へL字型に。
そこに坪庭がありましたね。
庭の奥にまた、建物が。
1件に繋がった時に取り壊されたのですね。
すっかり存在を忘れていましたが、はっきり思い出すことができます。
子供の頃は、60歳くらいでも、白髪で、髪をひとつにまとめたおばあちゃんって感じの人が多かったですね。
今の白髪は、お洒落ですけどね。
また、流れるように想像できる懐かしさへの誘い。
限られたスペースにも工夫と趣を備えて、
日本の素晴らしさですね。
昨日、コキアにコメントしたつもりが~😵
コキアは鉢でも紅葉するようです。
ただ、軽い鉢だとバランス悪く風で転がっているのを見かけます(笑)
京都!!今いちばん行きたい場所です~~(あつくてもいいから✨✨)町家は入ったことがほとんどないので、町家のお店とかに行きたいですね🎵
確かに京の町屋にはず~っと昔からかわりなく続いてきた生活の知恵のようなものがとてもたくさんありますね
残していくことも大事だし、若い人がそれを好んでくれるのもありがたいことだと思います
でも私は住むのは絶対無理(笑)
自分の祖母の写真を見てもそう思います
私が生まれた頃祖母は今の私の年齢
どこからどうみてもおばあさんでした(笑)
坪庭と呼ぶには広い庭でしたね、池もあったし(笑)
でも渡り廊下だったから台風が来るとトイレに行けなかった(笑)
お風呂は五右衛門風呂だったね
昔の人はグレーではなく灰色の洋服を着ているイメージがあります
髪の毛も当然のごとく白髪のまま
今の年配者はいろんな意味で若いです
京都に生まれ育った私には他府県の方から見る京都の良さが多分いまいちわかっていないのだろうと思います
なんでも、それが当たり前すぎて・・・(笑)
でも大阪に嫁いで、京都らしさと言うことについて考える機会をもてたことはよかったと思います
コキア、確かに鉢だと転がりそうですね
群生しているところを見てみたいです
布団の上に座ってる・・・
確かに腰が曲がって、小さくなって座ってるおばあさんのイメージありますね
ファッションも髪型も生活様式も50~60年前とは全然ちがいます
おばあさんの定義もかえなくちゃ・・(笑)
暑くてもいいから・・・京の暑さははんぱなし!!
相当の覚悟で来て下さいね(笑)