憲法9条の会つくばブログ

「憲法9条の会つくば」の日常活動を紹介します。

3.11から6年~つくば共同アクション 集会&パレード&お祭り

2017-02-20 20:47:48 | 日記
3・11の福島第1原発過酷事故から6年になります。
いまだ事故現場は放射能値が高く、ロボットを使った原発内部調査も困難を極め、事故がいつ収束するのか、またその原因究明がいつになるのか、明らかではありません。政府が定めた「帰還困難地域」、その他の地域から県の内外に避難している人は35万人を超え、うち県外へは13万人が避難しています。自死を含め原発事故関連死、県外に避難した子どもへのいじめなどいまも増え続け、甲状腺がん、あるいはその疑いがある子どもの数は、昨年末で184人に達したと報告されています。
それにもかかわらず、政府・福島県は帰還条件を1マイクロシーベルトから緊急事態時の20マイクロシーベルトへと大幅に緩和、帰還困難地域を縮小するとともに、全国3万人にも及ぶ区域外からの「自主避難者」に対し、唯一の支援であった住宅支援を、今年3月で打ち切ると発表しました。帰還させるためです。
政府の原発事故後の政策は、事故の危険隠し、補償の切り捨て、避難者の分断、原発の再稼働など、どれも理不尽、非人間的、人権無視の政策ばかりです。
茨城県の東海第2原発も例外ではありません。今年11月で稼働後39年となる老朽設備を、さらに20年稼働させる意向です。この危険な動きは、茨城県に住む私たちの力で、なんとしても止めなければならないと思います。国民のいのちや健康、平和に生きる権利を犠牲にし、財界とそれに繋がる政治権力が戦争をする国へと政策を変える、そういう日本であってはならないのです。多くの国民が手をつなぐならば、かならず自らの力でいのちと平和を守り抜くことができます。
連帯して、頑張りましょう!