今月の売れ筋商品(試食感想等)・流通革新レポート

PosBankシニアアナリストの村上が、座長を務めます。(尚、POSBANKは、商標登録済みです)

何故、セブン・イレブンは公正取引委員会と闘わないのか?不思議ですね。

2009年06月08日 | 流通新時代と企業革新  

 セブン・イレブンは、賞味期限商品の期限切れ直前の商品の値下げ販売を認めず、
すべて、廃棄処分にしたのか?
① チェーンイメージの統一(1万店の1店でも、食中毒等の不祥事が発生した場合1万店全店が多大な迷惑を被る
② 常に新鮮な商品を定価販売で提供するセブンイレブンがイメージ崩れる
③ 粗利率の低下を招きかねない(正価販売が崩れる) 
等であり、延延と35年間の間に築き上げた、セブン・イレブンの良きイメージ

『消費者からも支持されている、新鮮で食べ頃の商品の提供』が数店舗の為に崩れていくことになりはしないか?
この時代、加盟店(フランチャイジー)よりも、直営店が増えているので、影響が少ないと見ているのか?

 それにしても、過去大なり小なりの不祥事、ロイヤリティをめぐる裁判や商品(自店仕入…公取の指導)等どうにか
無難に処理してきましたが、今度ばかりは、セブン・イレブンのブランドイメージがダウンの方向に向かうのではないか?
何よりも怖いのは、高利益の源である、発注精度の低下である、過去何十年と発注ノウハウを積み重ね、販売予測や、
どうしたら、商品を廃棄せずに売り切ることができるかを追求していた同社にとって今回の処置は大変な痛手のはずと
思います、そして今回の件は、チェーンオペレーション上は正当な販売方法だと思うのだが。

これらは、あくまでも個人的な意見であります、念の為。

 尚、付け加えるならば、公正取引委員会は、賞味期限寸前の値引き販売を強制的に本部が指導することがおかしい事より
もっと、先にやることがあるのではないのか?例えば、先物取引、マルチ商法、ネットワークビジネス、インターネット不法販売
等、消費者が多大な迷惑を被っている課題を優先して、処理をお願いしたい、当然の事ながら従来の賞味期限等の不法貼付とか、
リベートの強要、取引条件の優位性とかを重点に。(T.M記)

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