取水口から入渓する。
ゴルジュ帯の入口には流木がはさかっていた。
水量は予想通り少な目。
ゴルジュ突破に難儀しなくてすみそうだった。
水圧で押されてはじかれて上陸を阻まれる。
漬かり過ぎると冷えて体力をそがれるので
さっさと切りあげるのが肝心。
泳ぎが連続する。
コークスクリューのナメ滝。
底まで吸い込まれそうな瀞(とろ)
ゴルジュ帯最後の淵、
橋の下をくぐった先を登る。
坂瀬の大釜を泳いで、滑り台に取り付く。
水圧と滑りやすい苔に堪えて、
少しずつ突っ張りであがってゆく。
坂瀬の大釜をふりかえって。
大釜の先にはY字の滝、
その上の無粋な堰堤を越すと
ナメ帯が始る。
それまでの緊張感はほぐれ、
うるわしいナメを味わいながらのんびり歩く。
樽ヶ関谷と六郎谷の出合で遡行を終了。
坂瀬の林道を歩いて引き返した。
昨年は来れなかった坂瀬川のゴルジュ、
水量は物足りなかったが晴天に恵まれ
いい遡行が出来た。
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