現役で使用中のかなり古いレカロシート。
シート座面の底で、シートをハンモック状に支えているピレリマットが
先月いきなり真っ二つに裂けた。
おそらく経年劣化。。。
とりあえずダクトテープで応急処置を施したが、
日々ジリジリと座面が地盤沈下する。
運転するにはもう限界なので、
致命的になる前にしっかり補修することにした。
補修方法は
ピレリシートの表裏に
1mm厚のゴムシートを張り付けて補強することにした。
まずゴムシートを
ピレリマットのゴム部のサイズにカットして
サンドペーパー100番で足付けする。
同様にピレリマットも足付け。
清掃、脱脂後
鼻くそボンド(コニシG17)を接着面に伸ばして5分ほど乾かす。
ボンドの表面が乾いたら、ゴムマットを張り付ける。
安定するまで雑誌を重しにして30分ほど放置。
その後、反対面も同様に貼り付け作業。
一晩おいたら、
ハイ出来上がり~
座面底に取付けして、
シートを車内に装着後、ドンと座ってみる。
ピレリシートは再び裂けることはなくハンモック状態を保っていました。
この補修方法で十分な強度を得ることができたようです。
すわり心地も回復して、元の最適なドラポジに戻りました。
実はこのレカロシート、
座面底のフレームに張り付けてある製造シールには、
(W.Gremany)と記されている。
つまりベルリンの壁(1989)以前に製造されたシートという事が判る。
中古で譲り受けたモノなので、
使用されてなかった休眠期間があるとはいえ、
経年劣化に耐えて、
現在2019年にも使用可能なコンディションを保っているということは
レカロシートの優秀性を証明するエピソードの一つではない
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