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kaokaoつれづれ日記

コーチングの紹介とコーチング的な日々をつづる

「吾唯足知」とセドナメソッド

2011-04-19 11:51:01 | つれづれ話
地震の前日、京都にいた。

女性コーチ仲間7人との旅で、計画もなく、思いつきで毎回「どこ行く~?」の気ままな旅。

なんとなく行きたかったので、口に出たのが龍安寺。

高校の修学旅行で訪れて、石庭の見事さに心を奪われた経験がある。


そこでずっと実物を見たかったものに出会えた。


「吾唯足知」の獅子脅し。(と言っていいのかな)
真ん中の水をためる穴を「口」見立てて、上から時計回りに読むと

「われただたるをしる」

となる。

どんな状況でも自分が満たされていることを知りなさいという教えである。

どんな状況でも我慢して不平不満を出すな、と言うことではなくて
心のあり方で、不平不満を言わずとも十分な感覚を持つことができるという教えだ。



スカイプ回線の不具合で
セドナメソッドグループ解放~世界を支援する~イベントを当初2回だった予定を、6回に増やして行っている。

おかげで、じっくりと解放を味わう機会を得ることができ、毎回学びが深まっている。

解放が進んでいくと、今ここに在る感覚が強まってくる。
意識の根底にある(普段は意識すらしない)、この瞬間在ることに意識が向く。
意外だが、エネルギーが満たされている感覚がここにある。
さらに任せていくとエネルギーが徐々に広がっていく。


解放を行っていくと、「ねばならない」「すべき」の余分な力が入った状態が消え、今やるべきことが、そのままありのまま、分かる瞬間がある。


震災のあと、何かしなきゃ・・、でも何もできない、と思う人は多い。
知らず知らず、自分をスポイルし何もできない自分を責める。

無力感を感じると言うのはそんなシステムだ。


大丈夫。
何もできないということは人間にはない。
人は、唯在るだけで、この世に影響を与える存在だ。
安心していい。自分はここにある。

自分の存在をただ感じてみる。
満ち足りた自分に気づいたとき、次の行動ステップはちゃんと見える。

満たされたところからの発想、行動は、恐怖や欠乏感から来る行動よりずっと豊かで賢いものである。

「吾唯足知」は古くからの日本人の知恵。

セドナメソッドはその教えを簡単に実践できるツールのようなものだと思っている。


地震の前日、龍安寺で「吾唯足知」に出会ったことは偶然ではないのだと思う。


今、日本人に必要なのは、恐怖心から来る行動ではなく、愛と光に根ざすエネルギーを行動化することだ。

これが4回目のグループ解放にて学んだこと。



回数が増えたことも偶然ではないと思える。


次の発見はなんだろうか、というところにいる。


_____*_____*_____*_____*_____

<セドナメソッドグループ解放~世界を支援する~>

26日午後(14:30~)の回はほんの少しですが余裕があります。
興味をもたれたら、下記までご連絡をください。
参加費は義援金としています。

kao-space@rv-sunnyday.jp

■お知らせ
セドナメソッド体験会は4/22(金)です。
詳しくはこちらから

「セドナメソッド体験会 入門編」
http://kokucheese.com/event/index/8976/

「セドナメソッド体験会 初級編」
http://kokucheese.com/event/index/8975/


前夜

2010-09-11 01:35:13 | つれづれ話
明日から息子はアメリカへ

5ヶ月間の短期留学。

あ、もう今日か。

前日になったら不安になったらしい。

この間までは期待ばっかり言っていたけど。

前夜祭だからね。

いつものこと。

行ってしまえば楽しくて、メールすることも忘れるんだろうな。

はい。

不安はここへ置いて、行ってらっしゃい。



「みんな、ホントウの自分でおやんなさい」

2010-09-08 02:12:57 | つれづれ話
今、一番見たい映画は、「トイレット」

もたいまさこ、ってすっごいひきつけられるのよねー

何も言わなくても存在感がすごくて・・あこがれ

「かもめ食堂」で、分からないフィンランド語に相槌を打ちながら意味を理解してしまうシーンとか、
「めがね」で主人公の枕元に正座してる姿とか、目に焼きついて離れない。

無言でコーチングって彼女にはできちゃいそう。

「トイレット」ではせりふがほとんどないらしい。
声を出すシーンはトイレから出てくるときの「ため息」

そのシーン、見た~い!!!

久しぶりに映~チングでもしようかな。

「トイレット」公式ページ


98歳からのメッセージ

2010-09-07 00:42:26 | つれづれ話
立ち寄った本屋さんで、平積みになっていた詩集。

「くじけないで」

私はあまのじゃくだから、普段こういうベタなタイトルの本は
恥ずかしくって手にも取らない。

のだが、私の目を引いたのは帯の作者の写真。

作者は98歳の柴田トヨさん。

「くじけないで」は彼女の処女作品集。


50歳を過ぎてから、「老いる」ことについてどこかで考え続けていると思う。

漠然と持っている「老いる」ことへの恐怖、不安。

未知の世界へ踏み込んでいくような心もとない感覚がある。

この本を手に取ったとき、ここに40数年後の私がいるような気がした。

ひとつひとつの詩が全部私のことと錯覚するようだ。

トヨさんの言葉は40年後の私からのメッセージ。

ひとつだけ紹介するなら・・これかな。

本文を載せたいけど、ちゃんと読みたい人は本屋さんで見てね。



  化粧

小学生の息子に言われたことばがきっかけで
97歳の今もきれいに化粧することをつづった詩。

詩の中で使われている
「おつくり」という言葉がとても印象的。
素直な女こごろだなぁ~

とってもみずみずしいんだよね・・・ 
  

ふふっ、いつまでたっても女は女なのだな。

だいじょうぶ。

私はいつまでたっても私なのだ。

未来の私はそう語りかけてくれた気がした。



すみません、落としました

2010-09-02 00:55:29 | つれづれ話
もうすぐ2歳になる娘の娘。(まあ、孫になるんだけど)

よくしゃべる。

夏を迎えたあたりから単語ではなく、文節で話すようになったのだけど、
最近は自分の感情を言葉にするようになった。

「ちーちゃん、おもしろいの。」とか「ちーちゃん、これ好き」

食べたくないときは、食べる前から「ごちそうさま」を力を入れて連発する。

先日、下の娘が姉(母親)に代わって電車で連れて移動した時の話。
小さいぬいぐるみを持って電車に乗ったのだが、何度も落としてしまう。
落とすたびに娘が拾ってやるのだが、前に人が立つと、
「すみません!落としました!」
と言うのだそうだ。

まるで拾ってくれと言わんばかりで恥ずかしかったと娘はいうのだが、
べつに拾ってほしいわけではないらしい。
「すみません」はどこで覚えたのかな。

2歳にもならない子がこんな風にしゃべるんだったかな、なんて忘れちゃった。

子どもは本当に「今ここ」にしかいないから面白い。

一緒にいると常に「今ここ」に引き戻してくれる貴重な存在だ。





内側と外側

2010-08-25 23:47:26 | つれづれ話
自分の内部で起こっていることはそのまま現実に映し出されている。

というのは本当だと思うのだけど、

こうありたくない現実が目の前に起こるたび、一体私の内部で何が起こっているのかとメカニズムを知りたくなる。

セドナメソッドの個人セッションでそんな話をコーチの安藤さんにしたら、それも変えたいという欲求ですね、と指摘された。
なるほど。

一度は手放してみたが、やはり舞い戻ってくるので、今度は変えたいという欲求も手放してみたり。忙しい。

起こって欲しくない現実の原因を探るより、今感じている幸せをそのまま感じるほうが次なる幸福を呼ぶ、とは知っているものの、どうもその原因を探るクセが抜けないのは、原因探しが楽しいからなのかもしれない。と思うこのごろ。
フクザツだなー。






富士山のご利益

2010-08-08 16:09:53 | つれづれ話
祝賀会のあと、日本平ホテルに一泊。
回りは自然だらけなので、珍しく早起きして付近を散策。

富士山がうっすら見える。


夏の富士山は霞がかかることが多く、なかなか姿を見せてくれないのだそうな。
なんと、私は運がいい

ホテルの山をもう少し登るとロープウェーで久能山東照宮へ行ける。
日光の東照宮は何度も行ったけれど、こちらは初めて。

歩いたらどのくらいかかりますかとホテルの方に聞いたら、
なんと車でロープウェーまで送ってくれるとのこと。
ひゃー感激


ロープウェーはお殿様駕篭風ゴンドラ。


なんと行きは私一人の貸切状態。
ガイドさんがいい時間にいらっしゃいましたねーなんて話しかけてくれて、
おしゃべりに花が咲く。

このあたりは大昔川底だったのだそうな。
今の姿からじゃ信じられないなあ・・


こんな山の中にどうやってこんなものを建てたのだろうか。
ガイドさんいわく、すべて人の力で・・すご過ぎ。



帰りは清水までタクシー。
とっても優しい運転手さんで、またまた話が弾む。
スマップの香取慎吾さんを乗せた話で盛り上がる~


清水で1時間くらいお昼を食べて時間をつぶすとしたら
どこがいいかしらと聞いたら、連れて行ってくれたのが、ここ。



ぐるりとぜーんぷおすし屋さん
これだけでも感激だったけど、行列の出来ているここのお店に並んで


こんなものを食べて

昼からビールも飲んで幸せなひと時を・・


富士山のご利益すごーい

自然からも人からもエネルギーをいっぱいもらって、

とっても運のいい素敵な一日でした





100周年

2010-08-08 15:52:05 | つれづれ話
クライアント企業さんの100周年記念祝賀会に招いていただきました。

会場は「華麗なる一族」のロケ地にもなったという、日本平ホテル。

盛大な会でした。
総勢200名くらいの方はいらしたのでしょうか。
イベントも盛りだくさん。
歌も踊りもちんどん屋さんもすっかり楽しんできました。
写真を撮らなかったのが心残り。

100年の歴史を語ってくださった会長のお話が心に残りました。

100年の間、3回はもうだめかというピンチに見舞われたことがあったそうです。
その中でも、昭和49年に豪雨に襲われたときのこと。
七夕豪雨というそうですが、なんと土砂で社屋の1階部分がほとんど埋まってしまったそうです。
ほとんど回復不能な状況でしたが、会長は、これを会社の基礎を固めるチャンスだと捉えたそうなのです。


インプロの「問題解決社長」を地で行くようなお話。
  ☆社員「社長大変です!社屋が土砂で埋まってしまいました!」
  ☆社長「それはちょうどいい!会社の基礎固めのチャンスだ!」
  ☆社員「さすが社長!私には思いつきませんでした!(拍手)」

こんな災害、インプロでもなかなか思いつきません。

でも、インプロではなく、これは事実。
その後の努力は想像に難くありません。


こういった積み重ねが100年につながるのだなあ・・・

経営だけではなく、人にとってもとても大事なことだと思いました。
だったら、今の世の中チャンスだらけだ~、
なんて、考えてもみたり。






記念品として、
社是の「愛」をデザインした地元の陶芸作家森義彦さんの作品の角皿、紅白ワイン、百周年記念誌をいただきました。

「愛」の赤い文字がひときわ輝いています。

社長の梶本さんは社是の「愛」を体現しているような方です。
私の大好きな方の一人です。

詳しくは私のHP社長インタビューをご覧ください。

これからもご発展を祈ります。

次代を担うご子息たちも素敵な若者でした。
次世代へ「愛」をぜひつないでいって欲しいなあとひそかに願いました。


桜の季節だ~

2010-04-07 23:20:34 | つれづれ話
桜はいい!

入学式にぴったりだ!

ということで、息子も晴れて大学1年生。

昨日からオリエンテーション合宿へ出掛けている。

やっとというか、もう?というか、子育て終了の時期がやってくる。

息子のいない食卓に珍しく残りの3人が顔を揃えている。

そこはかとない気持ちの落ち着きのなさがある。

9月からは息子は5ヶ月間留学。

息子のいない食卓が続く毎日に思いを馳せてみたりする。

家族の関係性は桜の季節に大きく変化する。

桜の季節は変化をいやおうなしに感ずる季節。

変化をゆっくり味わいつついる私に今年の桜は長くとどまってくれてるらしいな・・



ああ、合格

2009-12-01 18:36:03 | つれづれ話
久しぶりの久しぶりの日記



ご報告。

ドリームキラーからひと悶着の息子の受験。

合格しました~

公募推薦とやらの試験を一週間前に受け、悶々とする日々を送った息子。

すっかりいい顔になっています。
えがった、えがった・・・(^^)

ドリームキラーと戦い、一緒に受験勉強して、すでにいい思い出になっちゃった。


もれなく短期留学がついている学部なので、来年の今頃は息子はアメリカ。
5ヶ月だけど、息子がいない生活ってどんなかな。

あー、子離れという意味ではちょうどいいのかも。

んー、素直に寂しがっとこう