「奥さん、ここ、見てもいいですか……?」
「は、はい……」
わたしの返事を待って、男は遠慮がちにその場所に触れた。
部屋にはふたりきり。
おりからの風がごうごうと音を立てて、窓の外を吹きぬけていく。
「あっ……これは、すごい……」
「あんまり見ないでください、恥ずかしいから……」
「いえ、しっかり見させていただかないと。もっと奥まで、いいですか?」
「はい……でも、洗ってない . . . 本文を読む
はいどうも。
最近は小説投稿のほかに、
なんとなく思ったことを日記的にこちらに綴る習慣ができつつあります。
今日は小説も投下しているので、よかったら前記事チラ見してやってください。
てか、ここR18に厳しくないね。
ちょっとまえのメールトラブルさえなければ、非常に居心地の良い場所だったのに。
結局フリーメールのアドレスはyhooで取り直しました。
いろいろマジでめんどくさかったわ。 . . . 本文を読む
ずいぶん前に書いた3つのお話。
誤字に気づいて各サイトのを訂正するついでに、
少々加筆してみましたので、
こちらにも投下。
『縄』→ 縛られることに興奮し、悶え、女であることを取り戻す……そんなお話。
『恥辱書店』→本屋で犯される、そんな非日常を楽しみたくて。
『ネクロフィリアの夜』→人体損壊場面あり、苦手な方はご注意ください。
【縄】
視線の先には、厳しい寒さを感じさせる灰色の雲。
ちら . . . 本文を読む
日曜日の朝。
全身にたっぷりと塗り込んで寝たボディークリームの甘い香りが、シーツの内側に漂っている。
腕をそっと上げ、窓辺から差し込む陽光にかざす。
その肌は艶やかな輝きを放ち、吸い付くように滑らかだ。
髪にもとっておきのヘアパックを施し、爪はマニキュアなど必要ないほどに磨き上げてある。
体を起こし、鏡の前で背伸びをした。
背骨が嫌な音をたてて軋む。
ここ数日悩まされていた頭痛は . . . 本文を読む