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ぷりちー探検隊

ゆる~い感じで書いていきます。

『ベッジ・パードン』

2011-07-03 | 日常
三谷さん脚本演出のこのお芝居、洋ちゃんが出てるんで観てみたいなーとは思ってたんですがチケット発売日なんかもこってり忘れてまして、
まぁいいかぁって諦めてたところにありがたいお誘いが(^O^)/
昨日の昼の部を観てまいりました。

出演は野村萬斎さん、深津絵里ちゃん、浅野和之さん、浦井健治さん(ミュージカル界で有名な方だそうです。どうりで歌が上手かった!)、そして洋ちゃん。
夏目漱石がイギリス留学中にこんなことがあったかも?って三谷さんが想像して書いたお話です。

だいたいがコメディーなんですけど、切なくて涙しちゃうような場面もあり。
このあいだ観た吾郎さんの『ぼっちゃま』もそうだったしNACSさんの舞台もこういう感じなんだけど、
どうやら私、好きみたいです。この手の舞台が。
笑って笑って(ちょっと下品なくらいがいいね)、やがて切なくて哀しくて…っていう、ギャップのあるのが。
笑って泣いて、観たあとでスッキリするんだよねー。

生の舞台を見る度に思うことなんだけど、役者さんってホントすごいね。
今回の舞台でも出演者皆さんの演技力に感動いたしました。
特に驚いたのが深津絵里ちゃん。
あんな深っちゃん観たことない!
まずね、声が違うのよ。
西遊記のお師匠さんはあんな声してなかった!
なまりの強い(イギリスの最下層の人たちが住む地域出身ってことで)ダミ声で、最初誰か別の女優さんが出てるのかと思った。
あの上品で綺麗ってイメージしかなかった深っちゃんが…教養の無い(ついでに美人でもない)娘になりきってるんだもん。
女優、恐るべし…って思ったわ。

浅野さんもすごかったですよー。
えーと、一人8役?かな?
うち一役は一匹だけどね(笑)
次々と衣装変えて出てくる浅野さんに会場大爆笑ですわ。
しかもそれぞれの役が魅力的。
上手い、上手すぎます浅野さん。

洋ちゃんはもう、三谷さんがぴったりの役をくれましたね。
言うことなしです。
主演の萬斎さんも、クラシックな雰囲気と話し方がいかにも漱石って感じです。
ん~、出演者がこのくらいの人数の舞台って観やすいんだな、きっと。
一人ひとりをじっくり見られるからかな。
どの役者さんのことも大好きになってる(笑)

あ、ちょっと時間が…
これから来客なのよ。珍しいことに^_^;