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ぷりちー探検隊

ゆる~い感じで書いていきます。

日本映画

2008-05-06 | 映画
連休もやっと今日で終わり。
連休ったってイベントらしいものは何も無し。
息子は6連休だったけど夫は日曜しか休めなかったんで、いつもと同じ毎日の繰り返しでした。

昨夜のスマスマ特別編。
私は日本映画にウトくって、特にこの時代の作品はほとんど観たことが無いんです。
広末さんが記者になっていろんなことを教えてくれたのが解りやすくて良かったー。
剛くんの出演は少しだけだったけど、あんなふうにドラマ仕立てにしてくれたことで、楽しく興味を持って観ることができました。

私が人生最初にハマった映画が、中1のときに観た『コレクター』(テレンス・スタンプの)だったせいか、興味を持てるのはずっと洋画ばかりだったんですよ。
日本の作品も観るようになったのは最近のことなんです。
ぶっちゃけ『ホテビ』から…です。(『黄泉がえり』にも興味は無かった)
それまでは、たまに深夜にTVでやってる日本映画を観てもどれも暗い、重い、コムズカシイ、バカバカしいで、「やっぱりつまんないよ日本の映画!」でした。

おぉ!、こうして考えると改めてクサナギツヨシの偉大さを感じますね!
偏見に満ちた私の映画観を変えてくれたんですね、剛くんは。
剛くんのお陰でどんだけ私の視野は広がってるのかな。
自分ではなかなか意識することはないけど、きっと大きく変わってるんだと思うな。


月イチゴロさん

2008-05-03 | 映画
 5位 『ランボー(ナントカ)』
     何作目でしたっけ? ふ~ん、ホラーなんだ…
 4位 『ミスト』
     これ、すっごい期待してるんだけどなー。
     原作は昔読んだことがあって、キングの短編の中でも特に
     印象に残ってる作品。
     監督さんも『ショーシャンクの空に』『グリーン・マイル』と同じ
     人だし。
     原作に無いラストを作ってるってことでますます期待大!
     なんですけど…
 3位 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
     芸達者な役者さんが揃った「政治ドラマ」かな?
     難しそうだな…
 2位 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
     デイ=ルイスのアカデミー賞演技が見たいよ~。
 1位 『山のあなた~徳市の恋』
     ん~~~。私、どんな反応をすれば良いんでしょうか。
     吾郎さん、本気で剛くんの演技を褒めてくれたのは嬉しかったよ。
     嬉しくて、「ありがとう、吾郎さん。愛してるよ~!」って
     叫びたい。けど、ここはちょっと冷静に。
     とにかく自分の目で確かめないことには!
     来週水曜日のMORE試写会が楽しみです
     


オリジナル

2008-04-17 | 映画
「NICE RAINBOW BLOG」で募集していた「清水宏シンポジウム」に行ってきました。
『山のあなた』のオリジナル版、『按摩と女』の上映と、
その後石井監督、マイコさんらによるトークシンポジウムがあました。
清水監督のこと、当時(戦前ですね)の映画事情、カバーするにあたっての苦労話など、興味深いお話が聞けました。

思いがけず立派なパンフレットもらったんで、とりあえずその写真を。



左のがパンフレット。16ページあり。

『按摩と女』は、古い映画だけどなかなか魅力的な作品でした。
ほのぼのしてて、ユーモアがあって、少し胸キュン

このオリジナル版は約1時間の作品なんですが、カバーのほうは30分くらい長くなってるんですよね。
どんなところを石井監督が補完したのか、あるいは付け足したのか。カバーを観るのが楽しみです。
美しい山間の風景? 徳さんの切ない表情? (チョー希望)

主演の徳大寺伸さんは石井監督が言うほど剛くんとは似ていないように思いました。
(なにしろ筋金入りのクサナギファンですから、ついつい「剛くんに似てる人なんてそうそういないよ~」って思いたいんですわ)
そのかわり、加瀬さんが演じた福市さんはもうそっくり!
顔かたちではなくて、たぶん加瀬さんの演技力がそう見せたんだと思います。ほんとに上手な人だわ。
あと、堤さんが演じた役の人も似てたなー、雰囲気が。
キャスティング最高ですね。
謎の美女、美千穂役のマイコさんだけはまだ分かりません。
高峰三枝子さんとはちょっと感じが違うので。
でも今日見たマイコさん、美しかった~ 顔ちっちゃ!



アカデミー

2008-02-15 | 映画
やってますね~、「日本アカデミー賞」。
このあいだ立ち読みしてきたキネ旬上位の作品、俳優さんたちとはかなり顔ぶれが違ってるみたいですね。昨日だか一昨日だか、国分太一くんが主演賞とってたのは毎日?映画賞?
アメリカのほうは24日発表とか。
え~、知ってるのは主演男優賞の面々くらいかな。みんな賞の常連さんですもんね。
ジョージ・クルーニー、ダニエル・デイ・ルイス、ジョニー・デップ、ヴィゴ・モーテンセン、トミー・リー・ジョーンズ(オムライス食べて萌え~してる場合じゃないでしょ!)。
他の賞にノミネートされてる人たちはほとんど知らないなー。(ケイト・ブランシェットとフィリップ・シーモア・ホフマンだけは知ってる)
昨日の深夜にBSでヘレナ・ボナム・カーター主演の『眺めのいい部屋』やってて、ついつい最後まで観ちゃったんですが、これにダニエル・デイ・ルイスが出てるの。
ヘレナちゃん(ちゃん?)の婚約者役なんたけど、上手いんだよねー。家柄とか美意識とかにこだわるセレブ男。ちょいヤなやつ。
この人、どんな役をやってもなりきっちゃうタイプの役者さんで、下町のチンピラとか真面目なサラリーマン、身体障碍者(『マイ・レフト・フット』で主演男優賞とってるのよね)、恐いギャングなんかもやってるし(これもノミネートされてた)。
で、今年も有力らしいじゃありませんか。もうすでにゴールデン・グローブ賞とってるし。
私はノミネートされた5人とも好きな俳優さんなんで、誰がとっても嬉しいかな。

吉岡くん、2度目の受賞だ~。おめでとう!



『スウィーニー・トッド』(ネタバレ)

2008-02-07 | 映画
グロいのが苦手なひとは観ないほうが良いかも。血の量がハンパじゃないです。
バートン監督とジョニデのコンビなんで、面白いのは間違いないんですが、なにしろ血がドッヴァ~!、人肉がてんこ盛り~!
画は綺麗です。抑えた色調の中の真っ赤な血液。こういう毒々しさは監督のお得意ですね。
ジョニデの歌は、さすがにプロの歌い手さんのような技量ではないと思うんですが、その表現力というか伝わるものは充分にあると思いました。(出演者さんの中で歌手の方は居たのかな?)
お話は奇想天外。恐い。
トッド(ジョニデ)が銀色のカミソリを手に、客ののど元をね、すうっとね…キャー恐い~!
だけどもっと恐いのは、その死体を淡々とミンチにしてパイ作って売ってしまう階下のレストランの女主人、ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)。
トッドを愛するがゆえなのか、残酷なことも平然とやってのけるし残酷な嘘もついてしまう、悲しい女。
私この女優さん大好きなんで、正直トッドよりもこのラベット夫人に注目しちゃいました。
目の下に作った黒いクマのあるメイクとか(トッドも同じでした)、結い上げた髪の乱れ具合とか、ぎゅうぎゅうに寄せて上げた胸の膨らみとか、とっても不気味で色っぽくて可愛いの。
この人、若いときの映画(『眺めのいい部屋』ね)でも、上流階級のお嬢様役ですっごく可愛いのにどこかクセがあるっていうか、底意地の悪さみたいなものが見え隠れするような感じがして好きだったんですよ。
バートン監督とは私生活でもパートナーだとか。きっとこれからも監督の作品に出続けるんでしょうね。
敵役のアラン・リックマンも良かったなー。
『ダイ・ハード』のテロリストとかハリポタシリーズのスネイプ先生とかやってますけど、どれも印象的で良い役者さんですよねー。

日本ではミートパイってあんまり馴染みが無いんで、「もうミートパイは食べられません」ってことはないと思いますが、ハンバーグが食べられなくなった人はたくさんいるでしょうね。
わたしはぜんぜん平気♪