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ぷりちー探検隊

ゆる~い感じで書いていきます。

『アイ・アム・レジェンド』

2008-01-28 | 映画
『アース』を観に行ったんですけどね、ほんの少し上映時間に遅れたんですわ。
まだ本編は始まってない時間だったんですが、私は律っちゃん先生と違って遅れて映画館に入るの嫌いなんで。(最初の10分をテキトーに想像するなんてありえな~い!)
それでたまたまやってたこれを観ました。
この映画、ずいぶん昔に原作を読んでるんですよ。
私はずっとスティーヴン・キングの作だと思ってたんですけど、違ってました。リチャード・マシスンっていう人だそうです。
たぶん短編集かなんかで読んだんでしょうね。この原作短いんです。人類が死滅した世界(舞台はニューヨーク)でただ一人生き残った男の話。
ただし、昼間は闇の中に潜んでいて、夜になると人肉を求めて徘徊するゾンビたちがわんさといるっていう世界。
この映画、中盤がすごく怖いんですよ。死んでないから正確に言うとゾンビではないんだけど、ウィルスに冒されて凶暴になった人間(原作では吸血鬼)がすごいスピードと怪力で襲ってくるんですよ。ぐわぁぁぁ~って!
ゾンビたちの見た目もね~怖いのよ~。
もう怖くて怖くて、そのときは観たこと後悔しちゃいましたよ。
この映画の見どころって、実はここだけなんじゃないだろうか。突然現われるゾンビにびっくりしたり、追っかけっこしたりね。
ストーリー的には突っ込みどころが満載で、あんまり細かいこと気にしてたら楽しめません。
あと印象に残ったのは犬ね。主人公(ウィル・スミス)のパートナーのシェパード。
いい犬なんだー。狩りの手伝いをしたり話し相手になったり、男の孤独を紛らわせてくれる唯一の存在。犬が居なかったら一人で生き続けることは難しかったかもってくらいの存在です。
キャストにもちゃんと名前が出てました(笑)
結末はあっけなくて肩透かしな感じ。トム・クルーズの『宇宙戦争』を観終わったときもこんな感じしたなー。
でもこういうのは嫌いじゃないの。観てるあいだはけっこう楽しいから。


泣ける洋画

2008-01-13 | 映画
"スマステ"「大人の選ぶ泣ける洋画」
あの~、「泣ける」っていうのは「感動した」っていうこととはイコールではないんですよね…
なら、私のベストワンは「ひまわり」ですね。
あと「レオン」とか「ブロークバックマウンテン」も泣いたな。

番組で紹介されていた30作品の中では、
25位 ダンサーインザダーク
    泣く。私も息子いるしね。サントラ買っちゃった。
22位 レナードの朝
    デニーロの演技の素晴らしいこと!見かけは中年、中身は子供。
13位 A.I.
    ロボットにもの悲しさを感じてしまうのはどうしてなんでしょうか。
    アトムとかロビタとか…
 7位 ライフイズビューティフル
    明るくおちゃらけた父さんだからなおさら悲しみが深い。
 4位 グリーンマイル
    これが私の2位かな。原作のほうが泣けるけど…

5位の「ショーシャンクの空に」なんかは大好きな作品だけど、「泣ける」っていうのとは違うかな。
    


2度あることは3度ある?

2007-12-10 | 映画
今日はサクラさんと『横綱マドンナ(仮)』(そういえば、もうこの(仮)ってのは取れたんてしょうか?)を観てきました。ハイ、2度目です
なんと、水曜日も行きますっ!!
どんだけ見たいんだ? あのひらひら花びらが舞い落ちる中で変なポーズ(胸の上で手をクロスさせてる)してるクサナギツヨシを?
オルゴールに付いた、くるくる回るバレリーナに張られたクサナギツヨシのちっちゃな顔写真を?
いや、それも見たいんですが、それだけじゃなくって、これ本当に良い映画なんですよ。
叶わぬ恋をしているオ・ドングくんが切なくて可愛くってね~。あのふっくらホッペを私もムギューってつねってみたい
この役者さん、この作品でたくさんの賞をとってるらしいじゃないですか。
なるほどね~。上手い役者さんですよね。
しょーもない父親と決別して試合に向かうときの表情とか、すごいですもんね。きりりっとして、何かを悟った表情ですよ、あれは。
この機会にしっかり観ておかないと、日本語訳のDVDは出そうにないし…(どうなの?)
ま、チケットを取りすぎちゃったっていうこともあるんですがね



『横綱マドンナ』(ネタバレ)

2007-12-08 | 映画
行ってきました。変な髪型で変なポーズしたつよたんを見ました。
正直、剛くんが出ていなければ観なかったタイプの映画なんですが、観て良かったです。とっても良い作品でしたよ。
主人公が、見た目ぽっちゃりで気弱そうに見えるんだけど、辛い境遇の中で頑張ってる芯の強い男の子。顔もなかなか可愛い。
この子ね、自分の問題(体と心のギャップ)だけでも大変なのに、学校ではイジメられ家庭環境は最悪。
日本語の男性教師には叶わぬ片思い。
いろいろと悲惨な状況があるんですが、なにしろ笑いのツボがあっちこっちに満載でジメジメ悲しんでるヒマがない。
相撲部の先輩たちもみんなユニークで、おバカなんだけど憎めない。「あぁもうバカなんだからっ!」なんて思いながらもなかなか愛おしい連中だったりして。
賞金(奨学金)目当てで始めた相撲だったんだけど、この子はもともと才能あったみたいだし、憧れの日本語教師に励まされたりでめきめき上達。
相撲の試合のシーンでは、「あれれ?」ってなこともありましたが、この話はただのスポコンドラマではないですから、あれはあれで良いのじゃないでしょうか。
家族ともいろいろあって、先生にはこっぴと゜くフラれ、それでも自分を信じる、夢を追い続けるこの子の強さに感動します。
映画のタイトルとあのぽっちゃりちゃんの写真からは想像つかないような、なかなかの感動作でございました。

で、変な髪形のつよたんですが、この映画では、韓国で定着してるコメディアンっぽいイメージが強く出てます。
出演は4シーンで少ないですが、バリバリ存在感あります。
ちょっと気になったのは、生徒からの突然の愛の告白に怒って暴力を振るおうとしたこと。ありえないくらいに怒るんですよ。
ん~、なんとなく「日本人は残酷」っていう韓国人の持ってるイメージを表してるような、そんな気がしました。
あ~、でも剛くんファンは絶対に観るべきですね、この映画。
あまりの恥ずかしさに悶絶するような剛くんが見られます。
地方の方も、何かの機会があればぜひ!



『ALWAYS~続・三丁目の夕日』

2007-11-29 | 映画
たしか吾郎さんは、「前作よりも断然面白い」「前作はアザトさが見えた」って言ってました。
私は前作もかなり面白かったんで、前作と比べてどうこうっていうのはありませんでした。どっちも目一杯楽しくてじんわり感動して帰ってきました。
アザトさでいうのなら、今回も私は少し感じることがありました。
冒頭の○○○が登場するシーン(ネタバレなんで書けません。でもすんごく面白い!)とか当時の流行語をあちこちで言わせてたりとか。
ストーリーもいろいろと盛りだくさんな感じがしました。少々詰め込みすぎじゃない?ってくらい。
でも余計なものを詰め込んでるわけじゃなくて、どれもこれも三丁目の住人たちを知るには良いエピソードばかりなんですけどね。
おかげでますますここの住人たちが好きになってしまう…

役者さんたちはまた今回も上手いです。みんな。
『僕ある』で小日向さんの息子役をやっていた浅利陽介くんがいい味出してました。
30年代の日本に絶対いたもの!ああいう子!
ベテランストリッパー役の手塚理美さんも好きだなー。
須賀健太くんはやっぱりデカかった…でも可愛いけど。

お客さんの中にね、たくさんお年寄りの方たちが来てました。娘さんかお嫁さんに連れられて、杖ついて歩いてる方とか。
私も前作は札幌で母と一緒に観たんですが、こうやってお年寄りでも楽しめる映画ってなかなか少ないですよね。
なにも昔を懐かしがれる映画だから良いっていうんじゃなくて、年代に関係なく楽しめる作品ってもっとあってもいいんじゃないかと思います。