goo blog サービス終了のお知らせ 

ぷりちー探検隊

ゆる~い感じで書いていきます。

久しぶり、月イチ。

2009-02-22 | 映画
ドラマの撮影で忙しい中、5本の作品を観るのは大変なことでしょうね。
今回の慎吾くんチョイスはなかなかの王道、というかごくごくまっとうな選択でした。
吾郎さんに、「もおっ、忙しいんだからこんなの観させるなよ」って怒られるようなものはありませんでしたね。

5位 『7つの贈り物』
   CMだと、謎いっぱい感動いっぱいのヒューマンドラマって
   印象だったんですが、…ん?そうでもないの?

4位 『オーストラリア』
   これもいまいっぱいCMやってますね。
   昔『愛と哀しみの果て』ってのがありましたけど、あんな感じ?

3位 『フェイク・シティ』
   キアヌって世間では都会的でおしゃれなイメージなんでしょうか。
   この作品では男くさい演技をしていたらしいですが、
   キアヌってもともとドロくさい田舎くさい兄ちゃんだなー
   と思ってたのは私の勘違いですかね。
   『スピード』だってちっともオサレな男じゃなかったし、
   初めて見た『マイ・プライベート・アイダホ』でも、
   「なるほど、あちらでもイモっぽい男がゲイの方たちにはモテるのね」
   と妙に納得したんですが…あ、ハンサムだとは思ってますよ。

2位 『ベンジャミン・バトン』
   吾郎さんさすがです。よくこの映画を理解できましたね。
   あの逆回しの映像とか、最初の時計職人のエピソードとか、
   私にはどれもさっぱりなんですけど

1位 『チェンジリング』
   来週観に行くの♪
   アンジー大好き~♪


いよいよアカデミー賞の発表ですね。
日本のは『おくりびと』が圧勝でしたが、本家さんはどうなるのかな~。
タイトルが思い出せないけど、あのクイズ・ミリオネアの作品が良さそうだよねー。
明日が楽しみ


『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

2009-02-20 | 映画
長い。
面白かったけど長い。
3時間近くあるんだけど、たいして重要ではないところを切っていけばあと20分は短くなったんじゃないかな。
観てると「ここは端折ってもいいんじゃない?」ってとこがいくつかあって、少しダラダラした感じがあったから。
そういえば、作品全体がドキドキ興奮するような感じじゃなかったような。
あんがい淡々とした作品だった。
主人公(ブラピ♪)が老人の姿で生まれて若返りながら成長していくっていう特殊な設定の他は、主人公の性格も登場人物たちも普通の人たちだったような気がする。
普通の世界の中にポンとひとつの奇跡を置いてみました、みたいな。

その、奇跡の男の生涯をそのまま描くだけで充分私は面白かったと思うんですが、いくつかよく理解できないエピソードとか教訓めいたことがあって、それがあったから長く感じたのかな?
全体的に重い?
もっと単純な作り方をしてほしかったな。(このワタシにも理解できるような、ね)

この映画、一番の見どころは若返ったブラピの美しさだね。
もぉね、ため息が出るくらい美しいのよ。
どうやって作ったのか知らないけど、実際のブラピの若かりし頃と比べてもきっと綺麗だと思う。
あれは20歳くらいの設定なのかな。
美少年のブラピが、すっかり中年になってしまった恋人(ケイト・ブランシェット)と会うシーン。
年月とともに変わってしまった二人の姿が悲しいシーンなんだけど、ブラピの若さと美しさがいっそう残酷に感じるんだよね~。
若い男が老いた恋人を見つめる目が無表情、というか冷たく感じたのは私の気のせいだろうか。
おいおい、そんなに見るなよ。おばちゃんだって好きで歳とったわけじゃないんだからさ。
私。ものすごく共感できるんですけど…

5~6年前かなー、『ビッグ・フィッシュ』って映画を観たんですが、あれに似てるって思いました。
死の間際の男が不仲な息子に夢物語のような自分の人生を語り、その父の話を信じられない息子。でも、じつは…っていうほんわか楽しいファンダジー。
あそこまで軽く明るくなくてもいいけど、もう少し起伏のある明暗のはっきりしたところもあっていいかも。

面白かったんだけどね。
感動もしたんだけどね。
ブラピも美しかったんだけどね。
なんかすっきりしないねー。

★4つ。


『マンマ・ミーア!』

2009-02-12 | 映画
あ~、南の島に行って桟橋から海にドッポーンってしてみたい
気持ち良かろうな~

舞台がギリシャの小島だったんでね、とにかくその風景が素晴らしいんですよ。
空、海、石段、古いホテルの白い壁とブルーの窓枠。
その美しい風景の中で歌われるABBAの曲が楽しい~♪ ミュージカル最高~♪
ストーリーはTVCMで流れてるとおりの、父親候補が3人いるんだけどいったい誰なの?って話です。
でもそのお話は大して重要ではなくて、「人生歌って踊ってハッピーに生きましょうよ」って映画。
難しいことは何も考えなくていいんです。
すごくお気楽で楽しくてウキウキしてきます。
ノリノリな曲が流れてくると(♪だんしんくぃ~ん、とか)、できればイスから立ち上がって手拍子くらいはしたかったですけどね、そんなわけにもいかず…残念。

メリル・ストリープは美しかったわぁ。
若いときとはまた違った美しさですね。
目の周りはシワがいっぱいだし、あごの下はたるんでるし、二の腕もぷるぷる。
それがなんとも愛おしく感じるんですよ。
あ、自分もそうだからってことじゃないですよ。
同じ二の腕ぷるぷるでもあちらは活気溢れるぷるぷるですから。

メリルの他に親友のオバサン二人も出てきますが、この二人もまた元気で可愛くて魅力的。
オバサンだってあんなに可愛くなれるんですねー。
50代から上の女性の方たちには是非この映画を観ていただきたいですわ。
明るく前向きな女性たちを見たら「もうトシだから…」なんて弱気なこと言えなくなりますよ。
もちろん私もいっぱい元気もらいました。
毎日イキイキ過ごせるように頑張りますわ。
体は衰えても気分は老けこまないように
いくつになっても可愛い女でいたいですもんね~。

★四つ~


『レボリューショナリー・ロード』

2009-02-04 | 映画
『タイタニック』のジャックとローズ、ことディカプリオとウィンスレットが夫婦役でご出演の作品。
世間的には幸せそうに見えるご夫婦も、じつはいろいろあるんだよ~ってストーリーです。

難しい映画ですねー。
何が一番難しいってね、チケット買うときに窓口のお姉さんに「れぼりゅうしょなりいろおどいちまい」って言うのが難しいの。
これから観に行く方は声に出して何度か練習してから行ってね♪

つぎに難しいのがねー、この奥さんの考えてることが私にはさっぱり分からない。
何が不満であんなにキーキー騒いでるんだか。
元(売れない)女優さんで、美人で、可愛い子供が二人いて、ダンナはそこそこ稼いでくれて、しかもハンサム。
夫婦の仲が上手くいかない(見たところほぼ自分のせい)からって、環境を変えればなんとかなると思ったのか、「パリに住みましょうよ!」だって。
夫も同意はしてくれたんだけど、現実にはなかなか思うように行かない。するとまた妻がキーキー騒ぐって、なに?
いったいアンタどうしたいんだよ…
あのね、やりたいことがあるのは分かるけど、まずは生まれてきた二人の可愛い子供のことを考えなきゃダメでしょう。
この映画の中での子供たちはまるで存在感が無いの。
セリフでは「子供が、」「子供が、」って言ってるわりにはこの妻も夫も子供のことなんて何も考えてないように見える。
この夫婦がそもそも子供なんだね。ここんちの子供たちに同情するよ。
だからね、この夫婦の結末は悲惨なんだけど、ちっとも可哀そうじゃないのよ。可哀そうなのは子供だけ。
観終わったあとはとっても虚しい気持ちになりました。
この映画、私は好きじゃないです。

こういう後味の悪い作品ですが、★はふたつです。
なぜかっていうと好きな女優さん、キャシー・ベイツ(タイタニックにも出てたねー)がとっても良かったから。
ラスト数分のベイツとそのダンナさんのやりとりがシニカルでとっても良くて、それだけで★ひとつ。
あとひとつは1950年代のファッションやインテリアが素敵だったから♪


アカデミー賞

2009-01-24 | 映画
アカデミー賞ノミネート作品が発表になりましたね。
『おくりびと』が外国語映画賞にノミネートされたそうで、関係者の方たちの会見を見ながら「いつかこの場所にあの人も…」なんて妄想を楽しんでおりました。(たぶん汗まみれだろうな

主演男優賞の中に思いがけない人の名前が。
ミッキー・ロークって最近見なかったような気がするんですけど、活躍してたんですね~。(失礼!)

主演女優賞には(助演も含めて)15回目のノミネートというメリル・ストリープ。
最初のノミネート&受賞が『ディア・ハンター』だったのかな?
若くて美しくて。クリストファー・ウォーケン様との美男美女ぶりに衝撃を受けました。
私の中ではいまだにこれ以上のベスト・カップル(あくまでも美しさの点でね)はないですね。

もう一人、主演でケイト・ウィンスレット。
この女優さんはもともと主婦顔なんですよ。
だから『タイタニック』のときの「自殺まで考えるくらいの悩みを抱えた貴族のお姫様」っていう設定がどうしても合わなかった。
私は絶対にミスキャストだと思ってたんですが、あの作品でも候補に挙がってたんですよね。
演技力はある人のようだし(よく分からない)、何度もノミネートされてるようだし、今回はこの人かな?

助演男優賞にヒース・レジャー…
亡くなってからのノミネートなんですね。
『バットマン』は観なかったんですよー。観れば良かった。
アメコミってどうも苦手で…