
ピエール ドゥ ロンサールの愛らしさを漂わせるクラシカルな花姿は、世界中で愛されています。

世界ばら会連合バラの栄誉殿堂入りを果たしたのが、2006年。
偶然でしたが、私がブログを開設した年でした。
その頃に偶然の機会から、薔薇たちにすっかり魅了された私は、バラ園巡りをしては
華麗な薔薇の世界を撮影することを楽しみにするようになりました。
薔薇の園シリーズと名付けて、ブログに綴るようになったのも、その頃でした。
京成バラ園を訪れると、殿堂入りを祝福するポスターが貼り出されて
ピエール ドゥ ロンサールの周囲には、熱心なファンの方たちが大勢いらして
巻き上がるような熱気に圧倒されたことを懐かしく思い出しています。
今日のピエール ドゥ ロンサールは、生田緑地ばら苑の大きなオベリスクで
誇らしげに咲く花たちですよ。

生田緑地ばら苑では、ピエール ドゥ ロンサールは春薔薇の季節の女王さまのような
存在に思えます。
゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜+ * 薔薇の園2020 * 41 * ピエール ドゥ ロンサール * +.。.:*・゜+.。.:*・゜+.。.:*・゜
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![]() 花びらが開花につれて、ほんのりとピンクに 染まっていくように見えます。 ![]() | ![]() |
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![]() | ![]() もう1つの名前があります。 「エデンローズ」... ![]() ![]() |
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ピエール ドゥ ロンサールは、薔薇と恋と田園を綴り続けた16世紀のフランスの抒情詩人の名前です。
ロンサールの数多くの詩の中でも一際有名なのが「Mignonne, allons voir si la rose 」です。
「愛しい人、さあ、あの薔薇を見に行こう」
ロワール川のほとりのブロワ城で出会った初恋の人へ呼びかけるように綴られた詩は
フランスでは教科書に載るほど有名で、誰もが口ずさめそうな詩の1つです。
今ではどうなのか分かりませんが、30年ほど前のパリでは、小学生たちの授業に
詩の暗唱が必ずありました。
意味が分かっても分からなくても、読んで読んで書いて書いて...クラスの仲間の前で
暗唱させられていました。
日常のちょっとした会話に、何やらドラマティックな雰囲気が漂うことがあるのには...
長年のそういう教育の成果があるのかしら...?
そんなことを思った日々を思い出しました。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...






首都圏における新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大に伴い、利用者の健康と安全面に配慮し、
毎年5月に実施している春の一般開放は中止となりました。




そんな素敵な授業があったとは知りませんでした!だから小さい頃からなんとなくおしゃれなことを言ってくるのか、と妙に納得しました笑。
そうなのですよ。
フランス中どこでもそうだったのかどうかは不明ですけれどね。
自宅にお客さまをお招きするときには、夕食前に
皆さまの前でご披露したり...
そんな光景も拝見する機会がありました。
大人の恋の詩でも、堂々と表情豊かにね。
もちろん拍手喝采
今思うと、素敵な体験をさせてもらいましたね。
そうそう、ピエールドゥロンサールのお庭で、薔薇の鉢を頂きそこねたのは、
本当に残念でしたね。
私も思わず、あらら残念と呟きそうになりましたよ。
素敵な思い出ですね。