梔子（くちなし）が花盛り.。.:*・゜

早朝散歩で歩く緑道沿いの梔子の花が次々と咲いていきます。
一重の梔子が一足お先に満開を迎えて、今は八重咲きの梔子が盛りを迎えています。
あぁ、梔子の花が咲き始めているわ．．．そうすぐに分かる甘く爽やかな香りが漂います。
梔子の花の香りは、早朝の空気によく似合うような気がします。
もしかしたら、日暮れ時に歩いていたら、同じ香りでも印象が変わるのかもしれませんね。

栗きんとんの仕上がりの色を鮮やかにするために使うことで 　知られる梔子の実は、一足先に咲く一重咲きの花にしか 　実らないのだそうです。 　八重咲きの花には、実がならないということは初めて 　知りました。 私は栗きんとん作りに梔子の実を使いませんが、 　メインの材料の１つである瓶詰めの栗の甘露煮には必ず 　使われていますね。 オレンジ色の梔子の実は薬用や染料として昔から使われて、 　梔子色と言うときには、花の色の「白」ではなくて実の 　オレンジ色を表すのだそうです。

今朝は久し振りに爽やかな青空を眺めながらの散歩になりました。
早朝の薄曇りから晴れていく空の様子がきれいで、時折り空を見上げて立ち止まって見とれました。
梅雨時の貴重な晴れ間でしたね、気になっていた大物の洗濯ができて嬉しい日になりました。　


新型コロナウイルス禍の収束の日を、１日も早く迎えることができますように．．．


　梔子（くちなし）について