きれいに晴れ上がっていても、冷たい空気には気をつけないと...そんな気持ちで
歩く緑道で、ほころび始めた三叉(みつまた)と出会いました。
つぼみの形は、少し沈丁花にも似て見えますが。大きな違いは「葉の姿が全く見えない」
ということですね。
画像には登場しませんが、枝分かれする時には必ず3本に分かれることが名前の由来だそうです。
固いつぼみの間は、地味な色合いですが、ほころび始めると 鮮やかな黄色の花びらが見えてきます。 | |
鮮やかな黄色い花が咲くとは思えないような、地味な姿の つぼみ... 葉が全然見えないので、一層不思議な感じがしますよね。 | |
樹皮にはしなやかで丈夫な繊維がたっぷり含まれているので、高級な和紙の原料として使われます。
他にも和紙の原料になる樹皮はありますが、しわになりにくく丈夫、美しく、虫にも喰われにくい
そんな優れた特徴から、1万円札の主原料は、三叉です。
和紙の世界の「選ばれしもの」...ということですね。
満開になったら、鮮やかな黄色い花姿を撮影してご紹介したいと思っていますよ。
私たちの日常生活で使われる物の材料の姿を道端で見ることができるのは、何だか不思議な気持ちです。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
三叉(ミツマタ)について:赤花三叉と呼ばれるオレンジ系の花もあるそうですよ。
そうですよね、お札にする三叉は特別に契約したものということですが、
東京近辺でも育つのですね。
tsubone家の周辺の環境は、我が家周辺と似ているようですから
見つかる可能性ありますね...鮮やかな黄色い小花のサイズは沈丁花くらいです。
これからがチャンスですね。
思いもよらない場所で出会うかも...楽しみですね。
昔、地理の教科書の地域の産物のところで
「こうぞ・みつまた」という言葉をよく見かけて
それが和紙の材料だってことまでは存じてましたが
それがこんなに間近にあるとは知りませんでした。
それも今でも一万円札の材料に使われているんですね~
黄色い花が咲くのですね。ワタシの周りにあるのかも注意してみようと思います。