薔薇の園 * ２０１９ * Vol.７１* バレンシア * 京成バラ園 *

バレンシアは、スペイン第３の都市として知られています。
首都マドリッド、バルセロナ、そしてバレンシアです。

郊外に広がる広大なオレンジ畑の景観も有名ですが、街中でも
美しいオレンジの並木や植栽を眺めることができます。
ただし、街で見かけるオレンジの樹々においしそうに実るオレンジは基本的に観賞用だそうで、
うっかりつまみ食いをすると．．．苦くてびっくり だそうですよ。

薔薇のバレンシアは美しいアプリコットカラー。
オレンジ色と呼ぶには少し淡いですね。
そして、香りは品のよいティー系で、柑橘系のフルーティーな香りが漂うわけではないのです。
それでも、眺めていると．．．バレンシアの街やバレンシアオレンジのイメージを求めて
生み出された薔薇なのだろうな．．．そう感じます。


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	バレンシア １９８９年　ドイツ　コルデス社作出 私が思っていたよりずっと歴史のある薔薇でした。
陽射しを浴びて微笑むように．．．

ドイツのトップブリーダーの１つ、コルデス社作出の薔薇、バレンシア。

ドイツの人たちはスペインが大好きなように見えます。
明るい太陽と美しい海、芸術と音楽とお料理、そして何より大きいのは気楽で堅苦しさの感じられない
暖かい雰囲気かもしれません。
南国の気分を満喫するために南スペインを訪れるドｲツ人たちも、きっと薔薇のバレンシアのことが大好きなのでは．．．
そんな風に思っています。　


　京成バラ園で撮影をしたのは、１０月３０日（水）です。


　京成バラ園のご案内です：１１月１７日（日）までオータムフェア２０１９開催中でした。


　昨日の太陽は、あっという間に隠れてしまい、曇り空の１日でした。