シダーローズ＠小石川植物園 * ３ *

ヒマラヤ杉の実が開いた状態の物を「シダーローズ」と呼ぶそうです。
まるで薔薇の花のように見えるからでしょうか。
実の下から上の方へ向かって少しずつ開いて、最後にははらはらと散っていきます。

散る前に樹から落ちてきたシダーローズを、きれいな状態で運よく拾えた人は
持ち帰って、お好きな場所に飾り、クリスマス気分が盛り上がるのですよね。

完全な状態で実が拾えることは珍しいそうです。
何年も年を重ねた大きな大きな樹にならないと、実を付けないし
きれいな状態で落ちてくれることも、あまり多くないからです。
巨大な樹ですから、樹になっているところを間近に観ることはできませんね。
遠目にしか確認できませんから、私たちが思っているよりも大きな実らしいですよ。

小石川植物園では、全ての樹々が驚くほど大きく育っています。
かりんの樹も、それはそれは大きな樹でした。

ヒマラヤ杉は、もともと大きな樹ですが小石川植物園で出会ったヒマラヤ杉は
当然ですが、大きい大きい．．．
近くに寄って見上げてみたり、少し離れて見上げてみたり．．．
試行錯誤の結果、ようやく撮影できたシダーローズなのです。
実が落ちていたとしても、拾うことはできないと分かっていますから
落ちているのかどうかの確認もしませんでしたよ。

	いつものように三脚を持ち歩きませんから、 　両手を上げて手振れをこらえて．．． 　これが私と私のデジカメの限界ですね。
	やはり、トトロたちが整列しているように見えます。 　毛がぼわっと立ったような感じでしょうか？ トトロたちが並ぶ、枝の向こうに青空が透けて見えています。 　小春日和の穏やかな陽射し溢れる１日でした。
自然の造形美に見とれます。
	かくれんぼをしているように見えます。 　私の腕が短いだけなのですけれどね。
もう少し背が高ければ．．．と思いました。 　できれば斜め上からの姿が、いいですよね。
	ぎりぎり限界に挑戦しましたが、残念ながら 　ピンぼけですね。

昭和記念公園では、橋の上からちょうどよい高さでヒマラヤ杉を眺めることができます。
来年は紅葉の頃に出かけてみたら、もしかしたらシダーローズを視線の高さで
じっくりと眺めることができるのかもしれませんね。　


　小石川植物園の公式サイトです


　ヒマラヤ杉について



　今日も日中は小春日和の暖かさでした。