「.hack//G.U. TRILOGY
(ドットハック ジーユー トリロジー)」
対応メディア : DVD・BD(ブルーレイディスク)
発売元 : バンダイナムコゲームス
販売元 : バンダイビジュアル
発売日 : 2008年3月25日
希望小売価格 : DVD版 - 7,140円 BD版 - 8,190円(共に税込)
収録時間: 1時間33分
※BDをレンタルして見ました。
※本来は特典映像(38分)が収録されているらしいのですが、レンタル用には収録されていませんでした。あらかじめご了承下さい。
※私は、原作となる『.hack//G.U.』は最後までプレイしています。
●アニメで描かれる、もう1つの『.hack//G.U.』●
今作は、PS2で発売された『.hack//G.U.』シリーズをベースにしたアニメーション作品です。
ベースとなるストーリーの重要な部分やキーワードは原作とほぼ同じですが、随所で原作とは似ているようで違う展開が待っています。
--- あらすじ ---
あらすじは、『.hack//G.U.』の「introduction(イントロダクション)」をご参照下さい。
手抜きですいません(笑)
◆-- partygameの評価 --◆
意外にうまくまとまっていました
--- 初ブルーレイ ---
実は、ブルーレイディスクの映像を見るのは初めてでした。
この作品自体のクオリティももちろん高いんだと思いますが、やっぱり綺麗ですね。細かいところまでクッキリと。
クオリティのおかげで、見せ場であるバトルも迫力満点です。
--- メリハリの効いた表情と感情 ---
原作でもイベントシーンでは、そこそこメリハリの効いた表情を見せていましたが、今回はさらに表情豊かになりました。一部、ちょっとオーバーすぎてヘンに見える場面もありましたが、アニメとして見れば「そういうものだ」とも言えなくもないです(笑)
そして、何よりも「怒り」や「哀しみ」といった感情が、原作とは比較にならないほど大きく表現されていました。原作でも、様々な感情が入り乱れたストーリーが魅力でしたが、今回はまさに感情を「見せる」のではなく「魅せる」といったところでしょうか。
--- ストーリーは、思ったよりいい感じ ---
もちろん、原作どおりのストーリーをたった1時間半の中にねじ込むなんて不可能なので、本当に重要なシーンだけ残して、かつ変化を加えることで原作ではつながっていないハズの場面をうまくつなげています。結果、意外にうまくまとまっていたように思います。原作を知っていれば「あ、なるほど。そこでそういう展開にするのね」と分かり、その点でもちょっと楽しめたりします。
ただ、悪く言えば、ハセヲ・アトリ・オーヴァンと他数名がいたらストーリー完結できますね、とも言えてしまいます。なので、それ以外の人物の絡みについてはあまり期待しないようにしましょう。
--- 原作を知らない人が見ても楽しめるか? ---
原作を知らない人が見ても、比較的、理解はしやすいほうだと思います。何が敵なのか?がちゃんと明確化されているのが、理解しやすい理由の1つになっていると思います。
ただし一部で、原作を知らないと「あそこで、なぜそうなるの?」というのはありました。まあ、説明を入れられるような部分でもなかったんですが。
ということで、シリーズ経験者は一見の価値があると思います。見所は、原作以上に豊かに表現された表情・感情、そして迫力あるバトルです。
ただし、マイナーなキャラクターに思い入れがあって「登場しているかな~?」とかいう期待は決してしないように。本当に主要のキャラクターしか登場しませんので。
つい最近やっとクリアした~という人も、かなり前にクリアしてちょっと懐かしみたいという人も、是非どうぞ。
ちなみに、私は後者です。
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