
●= PCエンジン『スプラッターハウス』 =●
1990年4月3日に発売されました。
ナムコ(現:バンダイナムコゲームス)から発売された、ホラーテイストの2Dアクションゲームです。
忌まわしい実験によりバケモノだらけとなった館に、興味本位で足を踏み入れてしまった主人公のリックと恋人のジェニファー。恋人は連れ去られ、リックは瀕死になりますが、そんななか「ヘルマスク」という仮面が出現。仮面により強大な力を得たリックが、恋人を探すために館の中を進んでいきます。
当時、パックマンやゼビウスなど明るい雰囲気の作品が当たり前だったなかで、ダークかつグロテクスな表現をふんだんに盛り込んだ内容が珍しく、話題になりました。1988年11月よりアーケード版(ゲームセンター)が稼働開始し、PCエンジンで初の移植。多少なりとも音声が変わっていますが、ほぼ原作通り。また、バランス調整によりアーケード版より難易度が易しくなっているとのことです。
現在は、ゲームアーカイブスでPCエンジン版が。Wiiのバーチャルコンソールで、PCエンジン版とアーケード版が配信中です。
実は小学生の頃、親の実家に帰省した時に、従兄弟(いとこ)が遊んでいるのを見たことがありました。その時も一応シナリオクリアまで見たことはあって、物語の流れはよく分からなかったものの、記憶には残りました。
そして、時は経ち、WiiのバーチャルコンソールでPCエンジン版が配信された時に「あ、これは!」って記憶が呼び起こされ、初めてプレイしたわけです。
主人公が「ダークヒーロー」な雰囲気なだけでなく、物語的にもけっこう容赦のない展開が続き、しかも全然ハッピーじゃないエンド。今だったら、間違いなく総スカンなんでしょうね。でも、その物語の流れが良かったということでも評判な作品なので、当時ならそれも許されたのかもしれません。
ハッピーなエンドを迎えたい人は、『スプラッターハウス PART II』までプレイしてくださいね。こちらも、Wiiのバーチャルコンソールで配信中なので。
1年目のこの週に取り上げたゲームソフト :
4月3日 = スーパーファミコン『ウルティマVI 偽りの預言者』(1992年)
4月5日 = ニンテンドーDS『真・三國無双DS ファイターズバトル』 (2007年)
4月7日 = ニンテンドーDS『エレクトロプランクトン』(2005年)
4月8日 = プレイステーション『デビルサマナー ソウルハッカーズ』(1999年)
4月9日 = セガサターン『機動戦士ガンダム ギレンの野望』 (1998年)
2年目のこの週に取り上げたゲームソフト : ゲームキューブ『ドカポンDX -わたる世界はオニだらけ-』
3年目のこの週に取り上げたゲームソフト : プレイステーション『Gダライアス』
最近取り上げたゲームソフト:
前回(3月27日~4月2日) = プレイステーション2『キングダム ハーツ』
前々回(3月20日~3月26日) = ファミコン『星のカービィ 夢の泉の物語』
前々前回(3月13日~3月19日) = スーパーファミコン『第4次スーパーロボット大戦』