『侍道3』が結局…

『侍道3』がXbox 360でも発売決定【ファミ通.com様より】

『侍道3』　公式サイト
Xbox360版『侍道3』　告知ムービー

昨年の11月13日にPS3で発売された『侍道3』が、Xbox360でも2月26日に発売されることが決定しました。
「もちろん」Xbox360版で追加される新要素もあるそうで、詳しくは告知ムービーをご覧くださいませ。


…というかですね。最近の「後だしぶり」はちょっと目に余るものを感じるわけです。しかも「もちろん」後から出てきたものには追加要素が入ります。
全てのハードがそうですが、特に多いのがPS3とXbox360。PS3で発売したものが、後でXbox360にも。Xbox360で発売したものが、後でPS3にも。世界的に見てどっちもどっちという感じではあるので、どちらかに絞るのが難しいのも分かりますが、後だしの頻度はPS2・GCの時代より酷い状況になっているのではないかと思います。

Wiiもそこそこ不安定です。Wiiのみで発売だった『天誅4』が、発売後にさも当たり前のようにスッとPSP版が発表されました。
Wiiがどうしてもゲームらしいゲームが売れない印象が強く、売りたい側としてはどこか「予備」を用意してしまう意識が働いてしまうのかもしれません。


しかし、こういうことが続けば、例えばXbo360だけで発売予定の『スターオーシャン4　THE LAST HOPE』や、日本ではPS3だけで発売予定の『ファイナルファンタジーXIII』などが、「どうせもう一方でも出るでしょ？」と思わざるを得なくなります。そうなれば、お互いのハードの売上が停滞することでしょう。どっちか1つあれば、とりあえず持っているほうで発売されるのを待ってしまうわけですから。

また、Wiiに関しては「ゲームらしいゲーム」が発売しづらくなります。何本かオリジナリティと完成度の高いタイトルが世に出ているにも関わらず、ほぼ全てのタイトルが不発。さらにゲームらしいゲームが発売しづらくなる悪循環が生まれます。
DSも、ゲームらしいゲームが売れ始めたのはそんなに早くなかったですが、WiiはDS以上に根付くのが難しいかもしれません。だからこそ、より積極席に「攻めていく姿勢」を作る必要があります。それも、できれば任天堂ではなく他のメーカーがです。