『@SIMPLEシリーズ vol.1 THE ブロックくずしneo』
対応ハード : Wii(Wiiウェア)
配信開始日 : 2008/10/28
配信価格 : 500Wiiポイント(=500円)
ジャンル : ブロックくずし
プレイ人数 : 1~2人
CERO : A(全年齢対象)
使用ブロック数 : 122ブロック
備考 : ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
○@SIMPLEシリーズ発動!
D3パブリッシャーによる、WiiウェアでのSIMPLEシリーズ『@SIMPLEシリーズ』がいよいよ始まりました。
その第一弾として、お馴染みのブロックくずしが登場。従来のルールに加え、爽快感を重視したシステムが特徴です。
○操作方法
今作は、Wiiリモコン横持ちでプレイします。ただし、項目の選択時は、Wiiリモコンを画面に向けるとポインタが出現し、Aボタンで項目を選択することもできます。
十字ボタン…バドル(バー)の移動
1ボタンorAボタン…アイテム
ブロックを崩すと、たまにアイテムが落ちてきます。バドルで触れるとゲットします。しかし、ゲットしただけでは使ったことにならないので、連続で手に入りそうな時は、1ボタンを連打しておくといいでしょう。
ただし、アイテムを使わずに次々と手に入れて上書きしていくと、それに応じてボーナス得点を得ることができるみたいなので、スコアを目指す人は、アイテムを使わないのも1つの手段です。
2ボタン…ダッシュ・スカッシュ
ボールがバドルに触れるタイミングで2ボタンを押すと、「スカッシュ」が成功しボールに勢いが付きます。勢いが付いたボールは、ブロックを貫通します。(一部貫通できないものもあり)
また、「スカッシュ」を行う時にバドルの移動によって、ボールに回転をかけることができます。本当に、テニスのような感じで回転をかけ、ボールをある程度思い通りの方向に曲げることができたりします。
+ボタン…ポーズ(一時停止)
-ボタン…操作説明の表示のON/OFF
Wiiリモコンを振る…クエイク
いわゆる、ピンボールのような要領でステージを揺らして、ボールの機動を微妙に変えることが出来ます。
○モード紹介
◆アーケードモード
全100面を順番に制覇していくモードです。1面をクリアするごとに成績がセーブされ、ランキングの記録として見ることが出来ます。
なお、続きから始めると、前回ゲームオーバーになったステージからスタートします。
◆フリープレイモード
アーケードモードと同じステージを選択して、自由にプレイできます。1つのステージでは必ず残り機数が3機になっています。
ただし、成績は残りません。クリアしたという事実だけが記録されます。
◆ランキング
自己ペストの記録も見れますが、ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続して、全国のランキングに登録することもできます。
Wi-Fiランキングで実際に見ることができるのは、世界のトップ30と日本国内のトップ30までと、自分の順位です。
●さすが…といったところでしょうか
さすがに、これだけのSIMPLEシリーズを作ってきただけあって、手慣れた感じが伺えます。
「スカッシュ」による貫通弾は、プレイしていて普通に気持ちいいです。あと、残りブロックが1つとか2つとかになった時に、スカッシュでうまく回転をかけてやれば、ブロックのあるほうにうまく誘導できたりすると、これまた気持ちいいです。
グラフィックがスタイリッシュといった感じなのも個人的には好みですし、今回のボールの挙動が、平面で転がっているという感じではなくちょっと手前に重心があるような感じになっており、かなり斜めに打つと一番上まで行かずに下に落ちてくることもあります。これもまた、今までにない挙動なのでちょっと不思議で面白いです。(いや、今までにあったのかもしれませんが…)
ブロックくずし自体がそもそもネットでは無料ゲームとしてゴロゴロ転がっていたりするので、珍しさがない故にお金を出して遊ぶほどのものでは…という人も多いでしょうが、爽快感を求めたシステムは、500円なら遊んでみる価値があると私は思いました。
SIMPLEシリーズならでは、かつWiiウェアならではの作品に、これからも期待したいところです。
ちょっとやるはずか、次々とやりたくなっていく面白さがありますね。
Wiiウェアって、まさにこういうソフトがいい感じですね。
ただ、決定ボタンを押したはずが、間違って押してタイトルに戻ってしまうこともあったのが気になります。
海外のWiiでも配信されているのですかね?
本来のブロックくずしでよく感じる地味な印象が「スカッシュ」などで、気持ち良い作品に仕上がっていますね。
ボタンの押し間違いは…自分もけっこうあります。Xbox360とかはDSとABXYのボタンの並びが逆だったりするので、もしかしたら海外を意識した作りなのかもしれません。