
4月ごろだったろうか?
体調が悪いのでどうかとも思ったが10月のコンサートチケットを購入した。
行けなかったら仕方がないという賭けのような気持ちで夫の分までというか口実は誕生日プレゼントのチケットである。
年に一度の夫との芸術鑑賞ということになる。
そして翌日は娘とのランチを楽しむ。
娘がご馳走してくれるという。
心配なのは私で夫は単純に喜んでいる。
娘が、お父さんが喜ぶと思って〜というのがご馳走の理由である。
涙ぐましいのは、東京での学校にお金をたくさん使わせたから東京に来た時ぐらいはご馳走しますというのだ。
食事の後、2人で深緑色系の今年のセーターを買わないかと私が提案し賛同を得たショッピング。
娘とのそれも楽しみである。
順不同になるが、予定では第1日目、世田谷にあるというガーデングッズの店を訪ね、それからホテルチェックイン。
次に一眠りしてサントリーホールでのコンサートである。
翌日は上野でゴッホとゴーギャン展を観て、東京に戻り、娘と待ち合わせをしてランチという予定である。
何だか私が一番幸せそうなプランである。
が、仕方がないのだ。
夫は、幸運にも私の好みを理解してくれているというか結局のところドウデモイイのだ。
その夫は昨日あたりで準備完了、私はこれからモタモタする。
どんな旅になるのやら。
数年前のように喧嘩をしたりはしないだろう。
未熟者もおかげさまで少しは成長できているのだと思う。