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a green hand

父の命日 食パンが大変なことになっている

お天気がいいと庭に出て遊んでいる。

遊び過ぎないように、気をつけながら。



今日は父の命日で妹と一緒に母を誘って行ってきた。

小高い墓地に眠る父のお墓から見える景色はとてもいい。
早い桜は彩よく咲いていてソメイヨシノは3分咲きぐらいである。

吾妻山が見える。

行きは妹が母の手を引いて、帰りは二人で母の体を支えながら駐車場までの急な坂を降りてきた。

初めは駐車場で待っていると言っていた母だったが、気持ちが動いたのか、お墓まで行ってみるという。

帰り道、故郷の堰堤公園に寄る。
老木がチラホラと花をつけていた。

子どもの頃の公園の桜は、両側に元気な枝を伸ばし、見事なトンネルを作っていた。
その長いトンネルの下を通学したものだった。

時の移りは、ぼんぼりもなく、人影さえなく、昔を偲ぶものだけの公園になってしまっていた。

家に着くとパン焼き器が点滅していた。

開けてみて唖然とした。

「え? また〜   」

これで2度目である。

パンの形がなく、ぐちゃぐちゃになっていた。

頭の中で原因を探す私を、心配そうに伺いみる妹。
『なんでこういう事になるの?」と心配の次は高らかな声で笑っている妹。

お墓参りに長くかかったわけではない。

行く前に焼き上がりまでの時間を確認しておいたのだから。

でも、食パンになっていなかった。

前回は、膨らまないパンが出来上がり、蓋を開けた途端のショックは忘れられなかった日からそう遠くない今日。

膨らまないコチコチのパンは、イースト菌を入れるのを忘れていた。

もうこういう失敗は2度としない、失敗は成功のもとだ、などと自分に甘い慰め方をしたばかりだったのに。

またもや信じられない失敗をしたのだ。



今度は、乾燥してバラバラになった食パンである。

原因は、毎回レシピを見ては、終わればリセットされる軽量の数字。

牛乳270mlを170mlと見間違えた。(自分を知っていれば、眼鏡をかけてよく確認しなければならなかった。)

しかも計量カップに、今後のためにと170mlのところに赤線で印まで入れたのだから呆れる。


頭では、もうパン焼きをやめようかと思った。

でも明日にはまた挑戦しているはずである。
落ち込みは激しいが立ち直りは母に似てこういう部類では早い。

懲りない最近のマイブームである。
失敗までマイブームにならないで欲しい。

今度こそ、失敗は成功のもとと考えず、失敗はあくまでも慎重さと謙虚さのない証拠と自分に言い聞かせたが。。。。
2度あることは3度 4度 。
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