

3時ごろから船は動き出し、海に生きる人の朝が始まる。

夜明けを見ようと窓辺に

左奥、松川浦大橋
夜明け前

太陽が昇り始めて30分が過ぎた

夜明け

ぎっしり並んだ船たち、今朝は漁に出なかったという

左奥に松川浦大橋が、くっきりと見えてきた

食事をしてる間に、海辺の朝はすっかり明けた

東京に雪が降った日、珍しく浜にも雪が積もったと言う
その雪が浜辺に残っていた
福島県は、会津地方、中通り地方、浜通り地方と分かれ、お天気も異なる。
私は中通りに住む。
松川浦も東日本大震災の甚大な被害を受けた浜通り地方である。
松川浦大橋から津波が内海、松川浦に押し寄せる映像を見て、我々が宿泊したホテルがしっかり写っていて現実味が増した。
5階建ての一階部分が使えなくなり、売店があった一角が箒で掃いたように流されて何もなくなっていたと話を聞いた。
穏やかで美しい干潟、津波があった事実を知らなければ何も考えず好きになる自然公園だ。
松川浦大橋も復興まで6年もかかったという。
それまで、太平洋を左に右に松川浦を隔てるまっすぐな道路に行き着くことはできなかったわけだ。



遠くに見える白い煙?が立ち上る火力発電所
